かかりつけ医とは

「かかりつけ医」と「大病院(専門病院)」

同じ医療機関でも実は、身近なかかりつけ医(クリニック・診療所)と大病院(専門病院)では役割が違うのです。
かかりつけ医とは、一言でいうなれば、「家族全員に対し、その病歴を把握した上で、的確な診察・健康相談などを行える医師」といえるでしょう。
よいかかりつけ医は、高い技量・知識を有し、患者さんに対して適切な診療を行うことはもちろん、医療設備の関係より自院では治療できない患者さんを迅速かつ的確に専門病院に紹介するといった紹介機能をも持ち合わせている医者でもあります。

よい医療の受け方

よい医療とは何なのでしょうか?

・ 医療費を安く済ませる。
・ 診察まで3時間も待つような長い待ち時間を要さない。
・ ご自身の患っている病気に対して的確な専門医に診てもらう。

などなど挙げればきりがありません。
では上記のような良い医療を受けるには、どうしたらいいのでしょうか?
一つの答えは、ご自身に合った「かかりつけ医」を持つことに他なりません。
ご自身の健康状態をよく把握している「かかりつけ医」を持ち、体に不調を感じたら、まずは「かかりつけ医」を受診することがよい医療を受ける第一歩といえます。
「かかりつけ医」の診断の結果、より詳細な検査が必要であったり、より高度な治療が必要であると判断された場合に、初めて「かかりつけ医」よりご自身の病状に合った大病院又は、大病院の専門医を紹介してもらえばいいのです。

みなさまがやみくもに、大病院を受診するのに比べ、「かかりつけ医」は皆様に合った的確な大病院又は、大病院の専門医を紹介してくれます。
それが、無駄な医療費、待ち時間を減らすことにつながり、且つ効率のいい医療を受けることにつながるのです。