○1日で胃と大腸の内視鏡検査が行えます。

当院では患者様のご希望に応じて胃カメラと大腸内視鏡検査を同日中に行うことが可能です。鎮静剤を使用して、大腸内視鏡検査に連続して胃カメラを行います。
1日で両方の検査を行えるので、麻酔や前処置も1回で済みますので時間の短縮と身体負担の軽減といったメリットがあります。
また、鼻からの内視鏡検査は嘔吐反射でお困りの方にお奨めです。
※検査は予約制となっています。
○経鼻内視鏡検査(胃カメラ検査:予約制)
経鼻内視鏡検査では、嘔吐反射をほとんど誘発しないために楽に検査が受けられます。
また、検査中に話をすることも可能です。
検査当日あまり時間の無い方や、ご高齢で薬の副作用が心配な方にもお勧め致します。
一般的な内視鏡検査では先端部約9mmの内視鏡を用いますが、当院での検査は5mmと鉛筆より細い内視鏡にて行うため、口や鼻からスムーズに挿入できます。
そのため、検査中の苦痛が少なく、強い麻酔の必要がありません。
○大腸内視鏡検査(予約制)
前処置の下剤を内服し、大腸がきれいになった後、内視鏡を肛門から挿入して検査を行います。
直腸からS状結腸、下行結腸、横行く結腸、上行結腸、盲腸と大腸全体を検査し、粘膜に生じた炎症や潰瘍、ポリープやがんなどが分かります。
大腸ポリープのうちに内視鏡で治療行うことで大腸がんの予防ができます。
当院での検査は鎮痛剤を注射し、ほとんど眠っている(うとうとしている)間に検査を終えることができるので、苦痛の少ない検査が可能です。
また、検査後の送気も炭酸ガスの使用により、検査後のお腹の張りが、ほとんどありません。
大腸内視鏡検査によって大腸ポリープが発見された場合、形態・大きさによっては日帰り手術を行うことが可能です。
○ピロリ菌の検査・除菌
ヘリコバクターピロリ感染について尿素呼気試験法での検査を行っております。
診断薬を服用し、服用前後の呼気を集めて診断します。
最も精度の高い診断法です。
簡単に行える検査方法で、感染診断前と除菌療法後4週以降の除菌判定検査に推奨されています。
「胃もたれ」などの検査でピロリ菌の感染が確認されて、内視鏡(胃カメラ)検査で「慢性胃炎」と診断された場合も保険診療にてピロリ菌の除菌が可能です。
○切らずに治す、お注射での痔の治療
肛門が出っ張ったり膨らんだりする内痔核(脱肛)については、切除手術をせずにお注射での治療が可能です。
この治療方法は「四段階注射法」といって、内痔核(脱肛)ひとつにつき4カ所、順番に薬液を注射して行います。また痛みを感じにくい部分に注射をしますので、痛みや出血がご心配な方もご安心下さい。
注射後、痔核は徐々に脱肛の程度が軽くなり、個人差にもよりますが、約1週間から1ヶ月くらいで脱肛がなくなります。
○診療内容
内科
一般内科では、風邪やインフルエンザをはじめ発熱、咳、喉の痛み、腹痛、頭痛、胸の痛み、動悸、嘔吐、下痢、血尿、便秘、倦怠感、体重減や原因不明の不定愁訴などの診療と、高血圧、高脂血症、糖尿病といった生活習慣病の診断・治療・管理を行う診療科目です。
地域の皆様がいつでもお気軽にご相談いただける「かかりつけ医」を目指しております。
生活習慣病
生活習慣病とは、日ごろの良くない生活習慣の積み重ねが原因で起こる病気です。
一口に生活習慣病と言ってもその原因や症状には様々なものがあります。
生活習慣の見直しで、心身ともに健康な毎日を送りましょう。
消化器外科
食道、胃、小腸、大腸などの消化管とそれ以外の肝臓、胆のう、胆管、膵臓の疾患を専門的に診療する科目です。 腹痛の原因となる疾患には、胃や大腸がん、胃炎、胃・十二指腸潰瘍、過敏性腸症候群、胆石などがあります。
胃もたれ、お腹の不快感など「おかしいな?」と思ったら、早期の診断をお奨めします。
肛門外科
肛門外科では痔核(イボ痔)、裂肛(キレ痔)、痔瘻・肛門周囲膿瘍などの肛門の疾患、また大腸がん、大腸ポリープ、慢性の大腸炎などの大腸の疾患を専門的に診療する科目です。
手術や入院不要で、身体負担の少ないお注射による痔の治療も行っています。
早期の検査や診断はとても大切です。恥ずかしがらず些細なことでもご相談下さい。
健康診断・予防接種
各種健康診断や予防接種を行っております。
その他特定健診、基本健診につきましてもお気軽にご相談下さい。
また、流行期のインフルエンザや肺炎球菌ワクチン、子宮頸がんワクチン接種など行っております。
※予防接種は予約制となります。