ご夫婦ごとに不妊の原因は違います。ご夫婦ごとに迅速な原因追究と、適切な指導、治療を行っております。診療は予約制とし、来院からお会計までを30分以内で行えるように心掛けており、働いている方々も無理なく治療を行える環境を整える努力を行っております。
~神奈川県特定不妊治療費助成事業の指定医療機関~
当院では、「
先端生殖医療センター」を併設しております。
安心して不妊治療を行えるよう、各患者様に合わせた生殖医療を進めてまいります。
またプライバシー保護、リスクマネジメントとして、患者様の情報の漏洩には最大限の配慮を行い、またダブルチェックにより、取り違いのないように細心の注意を払って施行しております。
ご安心ください。
【不妊検査・不妊治療】
不妊検査は女性側、男性側に分けられます。
不妊の原因の40%は男性側にもあると言われていますので、ご主人様もぜひ精子検査にご協力下さい。
女性側の検査内容としては血液検査(ホルモン検査)、卵管検査、性交後検査などが外来レベルの検査として行われます。
●一般不妊治療
不妊検査を行いつつ治療はスタートしていきます。
夫婦生活のタイミングを計る事から排卵誘発まで、今までの経過をお聞きした上で、ご希望にあわせて治療計画を行います。
●人工授精
有効な精子(運動している精子)だけを集め、子宮に注入する治療が人工授精です。
精子は特殊な処理をして運動精子を選別します(1時間ほどかかります)。
選別された精子を柔らかいチューブで子宮に注入します。
人工授精治療費:精子処理+人工授精 17,000円程度(自費診療)
●体外受精・胚移植
体外受精とは卵子と精子を体外で受精させて受精卵を子宮に戻す治療です。
以下のようなケースでは体外受精を検討することとなります。
体外受精の費用は20万円~40万円程となります。
<卵管性不妊>
卵管に問題があり卵管に対する治療においても妊娠が困難な場合
<男性不妊>
精子に問題があり人工授精などでも妊娠に至らない場合
<免疫性不妊>
抗精子抗体ために妊娠が成立しない場合
<原因不明不妊>
さまざまな検査、治療によっても原因が特定できない場合 など
<着床不全>
良好胚を移植してもなかなか妊娠に至らない方を対象に着床不全に対してさまざまな取り組みを行っております。
<未熟卵培養>
なかなか成熟した卵が採卵しても取れないことがあります。その場合、未熟卵を体外にて培養し、成熟卵にしてから移植する方法があります。
●男性不妊
男性の精子の平均的な量は50年前に比べると半分ぐらいになっているという報告があり、
不妊の原因は男性側にもある可能性があります。
当院では男性不妊外来を土曜日の午後に開設しており、精子検査、血液検査、超音波検査などを行っております。
また、近隣の病院と提携し睾丸から直接精子を採取する方法(TESE)も行っております。
●卵管鏡下卵管形成術
何らかの理由で卵管が詰まっている場合、それを通す手術があります。日帰りで行う事ができ、卵管に問題がある場合は自然妊娠の可能性が高くなります。
●子宮鏡(ファイバースコープ・内視鏡)
子宮内に腫瘍(できもの)がある場合、着床(卵が子宮にくっつく事)が阻害されることがあります。卵管鏡同様に日帰りの処置で取る事ができます。
【産婦人科】
●漢方外来
西洋医学のみならず、東洋医学的なアプローチも行っております。漢方専門薬剤師によるカウンセリングと、
保険適応の漢方、ご希望により個別に対応した漢方(自費)を調合することも可能です。お気軽にお問い合わせ下さい。
●カウンセリング外来
ひとりでなやんでしまっていませんか?不妊専門のカウンセラー(学会認定)がお時間を掛けて対応いたします。
ストレスやプレッシャーなど抱え込まず、お話をお聞かせください。
●運動療法
現代社会はかなりの運動不足の毎日です。運動不足は不妊のみならず、その後の妊娠にも大きな影響を与えます。
どうやればいいのか?何をすれば効果的か?当クリニックでは専属トレーナーによる運動療法を取り入れています。
個別指導もありますが、ベリーダンスを取り入れるなど、苦手な方にも飽きない工夫をしています。
●妊婦健診
当クリニックにてご妊娠に至った場合、妊娠12週までの妊婦健診を行っております。
●子宮がん検診
一般的な子宮がん検診だけでなく、検診にて異常を指摘された場合の精密検査にも対応しています。
【予約について】
当院は完全予約制になっております。
初めての方も事前に予約を取っていただいてからの受診になります。
初診・通院中の方に関わらず、予約はインターネットや携帯にて取ることができますが、受付時間内(8:30~18:30)であれば直接電話を頂いても結構です。
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