【一般内科】
風邪やインフルエンザなどは、早めの受診が大切です。
高血圧、糖尿病、高脂血症など、定期的な通院でコントロールしていくことで、心筋梗塞・狭心症、脳梗塞などの余病を防ぐことが重要です。
~次の様な症状がある場合、お早めにご相談下さい。~
■発熱、咳、喉の痛み
■腹痛、頭痛、胸の痛み、動悸
■嘔吐、下痢、血尿、便秘
■倦怠感、体重減少 など
【人工透析】


腎臓は、老廃物の排泄や水分、電解質バランスの調節、造血刺激ホルモンの分泌、ビタミンDの活性化、血圧の調節など、健康な生活を送る上で欠かせない働きをしてくれる大切な臓器です。特に、尿を生成し体外へ排出することで血液をきれいにする濾過機能は、体内の健康バランスを保つ上でも最も重要な機能と言えます。
ところが、病気や疾患で腎臓の機能が低下していき、ダメージと機能回復のバランスが崩れてしまうと、慢性腎不全を発症してしまいます。慢性腎不全になると、前述の機能の大半が失われてしまうため、人工的に不要な水分や物質を体外に出し、尿毒素に汚染された血液をきれいにして体内に戻す治療が必要となります。それが人工透析(血液透析)治療です。
慢性腎不全の原因となる病気
・慢性糸球体腎炎
・ネフローゼ症候群
・糖尿病性腎症
・腎硬化症
【実際の人工透析治療】
慢性腎不全の治療では、体内で不要な水分や物質を体外に出し、尿毒素に汚染された血液を、きれいにして体内に戻す手段が必要となってきます。
その治療こそが人工透析(血液透析)治療です。
実際には、人工腎臓と呼ばれる「ダイアライザー」に体内の血液を送り、本来腎臓が果たすべき機能の一部である水分の除去や老廃物質・有害物質の除去、電解質の濃度調節、血液pHの改善を行い、血液をきれいにして体内に戻す治療を行います。尚、人工透析は、症状により多少異なりますが、平均週3回程度、1回約4~5時間行われるのが一般的です。
【人工透析開始までの流れ】
1お問い合せ
見学日のご予約をして頂くとともに、透析治療が初めての方などは、ご不明点など何でもご相談下さい。
2見学
院内の見学(予約制)は、随時行っております。 当院の施設をご案内をさせて頂き、設備に関するご質問などもお受けしております。
3スケジュールの策定
患者様ごとに、ライフスタイルやお仕事の予定などをお伺いさせて頂き、透析治療のスケジュールを一緒に考えていきます。
4オリエンテーション
当院にて治療を行っていくことをお決め頂きましたら、オリエンテーションにて通って頂くために必要な物などのご案内をさせて頂きます。
5人工透析開始
策定したスケジュールに基き、週3日、1回約4~5時間の透析治療を行います。
【送迎について】
当院では、人工透析(血液透析)をお受けになっている患者様の通院支援(送迎)を行っております。
※透析をお受けになっていない患者様の送迎は行っておりませんので、予めご了承下さい。
【送迎の対象となる方】
1)介護保険による通院支援を利用できない方
2)ご家族の支援が困難な方
3)独自の通院が困難で当院の送迎が必要と判断した場合
4)ご自身で乗降ができる方、または乗降の際ご家族等の介助を受けられる方
5)乗車中、座った姿勢を保持できる方
【送迎範囲】
横浜市神奈川区、港北区、鶴見区を中心とした地域。
※その他の地域につきましても、可能な範囲で対応致しますので、まずはお問い合わせ下さい。
※送迎を行う上での注意事項などございますので、お問い合わせ下さい。
【健康相談について】
健康診断、人間ドックなどの結果はあるけれども、これからどうすれば良いかわからない、病気に関する素朴な疑問などについても、ご相談頂ければお答えしたいと思います。
◇特に、生活習慣病については積極的にアドバイスを行っておりますので、お気軽にご相談下さい。
【予防接種】
◇当院では、毎年流行期に備え、インフルエンザの予防接種を行っております。
◇高齢者の方は、ワクチン接種について一部自治体からの費用の助成がありますので、お近く市役所・区役所にてご確認下さい。
【インフルエンザについて】
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こり、インフルエンザにかかった人が咳やくしゃみなどをする事により、ウイルスが空気中に広がり、それを吸い込むことによって感染が拡大していきます。
100%の免疫を持つことが不可能なため、毎年流行するのです。ですから、
インフルエンザを確実に予防するためには、毎年流行期がくる前に予防接種を受けることが大切です。
【インフルエンザの主な症状】
通常は、ウイルスが体内に侵入してから約1~3日の潜伏期間を経て、突然40度前後の高熱を発症し、同時に強い疲労感、鼻みず、のどの痛み、咳といった諸症状とともに、頭痛、関節痛、腰痛、筋肉痛などの強い全身症状が現れます。
その他にも、腹痛や下痢、嘔吐などの消化器系の症状を伴ったり、目の充血やのどの粘膜が赤く腫れたり、首筋のリンパ節が腫れることもあります。
◇予防接種を受けることができない方、受ける前に医師との相談が必要な方もいらっしゃいますので、お気軽にご相談下さい。
【生活習慣について】
生活習慣病とは、高血圧、糖尿病、脂質異常症(高脂血症)、高尿酸血症・痛風といった生活習慣や体質によって起こる慢性疾患のことをいいます。
生活習慣病は無症状な事が多く、また病気が進むと様々な合併症を引き起こします。 特に心臓病、脳卒中、大動脈の病気、腎臓病などの重篤な病気のリスクが高まります。
◇治療については、生活習慣やライフスタイルを変える事から始めますが、食事の取り方、内容、運動の種類や量、嗜好品(たばこやお酒)、睡眠時間、ストレス管理に至るまで、幅広く考えていくことで効果的に進める事ができます。
当院では、生活習慣の改善のためアドバイスを行っておりますので、どうぞお気軽にご相談下さい。
私が村山クリニックを開設した経緯といたしましては、横浜旭中央総合病院内科在職中に、昼間にお仕事をされている方の夜間透析の必要性を痛感し、病院勤務をアルバイトとし、村山クリニックを開設致しました。
月、水、金の夜間透析から始め、患者様が増えるに従って、月、水、金の昼間、火、木、土の昼間と徐々に診療時間を増やし、現在17床にて維持透析を行っています。全個人透析機にて、それぞれの患者様に合ったダイアライザー、透析液等の処方透析とし、安全、快適な透析を目指しております。当初より予想される患者様の合併症、腎性貧血やアミロイド沈着等の進行防止の為、透析液のクリーン化に務め、決められた軟水装置逆浸透装置に加え、東レ・メディカルのROラインクリーンシステムを組み込み、さらに各透析機にエンドトキシン捕捉フィルターを装着しております。
ですが、何よりも優秀、経験豊富なスタッフによる極めて細かい治療がこれまでのクリニックを支えてくれております。これからもクオリティの高い透析治療に邁進していきたいと思っております。
一般外来の方につきましては、高血圧、糖尿病、高脂血症等の生活習慣病を始め、アレルギー疾患に力を注いでいます。アレルギー性鼻炎、結膜炎、花粉症、アトピーでお困りの方は一度ご相談ください。
レントゲン、心電図、ホルター心電図(24時間心電図)血液検査、尿検査、サチュレーション等検査は、必要最小限で診断に心がけ、治療としています。