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医療相談Q&A
 

『当Q&Aの効果的な使い方のキーワード

・・・自宅又は勤務先近くの医療機関を選ぶこと 』

何故なら、当Q&Aの本来の目的は、あなたに是非とも「ピッタリのかかりつけ医」をみつけてもらうことなのですから・・・・・   
尚、いたずら目的の書き込み内容と判断した場合は、運営者側にて削除させて頂きますので、よろしくご了承願います。

No017057

ご相談先:

清澤眼科医院

専門分野:

■眼科一般
■神経眼科
  [総相談件202件]
Q&A受付休止中
  [1/202] 2010-02-04
1265261399
みおさんからの相談  [霞粒術後の相談です]
霞粒腫術後の相談です。どうぞよろしくおねがいします。霞粒腫が上瞼の眼頭、眼尻にでき、近医で結膜から手術を受けました。どちらも大きさは直径1センチ無いくらいでした。しかし霞粒腫が少し残っています。とくに眼頭のほうは見た目にも少しもりあがっていて、触るとぺこぺこ凹みます。つまむと、硬くころころしています。
霞粒腫がある部分の皮膚はてかっていて、黄白色です。その周囲の皮膚は赤黒いです。本当につらいです。術前と大差がないように感じます。眼尻のほうは触ると固いですが外見上は目立ちません。術後点眼で少しずつ吸収され小さくなると言われましたが、不安でしかたありません。術後どれくらい待つものでしょうか?点眼はクラビット、フルメトロンです。軟膏はタリビット軟膏だけですが良いのでしょうか?小さくならなかったらまた結膜から再手術できるのでしょうか?でもまた残るのではと不安です。先生はどう思われますか? そもそも結膜から切ると少しは残るものなのでしょうか??皮膚から切ったほうが良いという医師もいましたが、私は昔(10年前くらい)けがで眼の形成外科の手術をうけていてもともとの二重のラインが切られ瘢痕化しています。霞粒腫を皮膚から切ると傷痕の目立ちやひきつれ、二重が三重になることはないのでしょうか?
結膜からにしろ皮膚からにしろ目瞼に詳しい医師にかかりたいと思っています。それからケナコルトは痛いわりには効かないとも言っていました。先生はどう思われますか?
大変恐縮ですが、先生は目瞼にご専門でしょうか?もし違うのであれば目瞼のご専門の先生をご存じでしたら教えてもらえないでしょうか?もうあんな痛い思いをして失敗されるのは本当に苦しいです。福岡県ですが、県外でもいく覚悟です。何かアドバイスをください。どうぞよろしくおねがいします。

それは心配ですね。一度に2つできたというのは寝不足などの無理が体にかかっていたか、あるいは糖尿病などの基礎疾患が有ったなどの可能性も考えた方がよいでしょう。
結膜からの切開の方が一般には跡が表面に残らなくてよいでしょうが、完全に取りなおすなら皮膚からというアプローチを選ぶやり方もありうるでしょう。霰粒腫切除はそれほど珍しいものではないのですが、最近の開業医では患者さんに不満が残る可能性も考えて、一切切らないで、どうしても切開が必要なら病院に紹介するという眼科医も都会にはいるようです。まあ霰粒腫手術の専門家がいるような大手術ではなく、霰粒腫切除は研修医に教える
眼科手術の入門編ですから、あなたの先生が自信を持って切除というくらいの医師なら十分よいでしょう。
大きい霰粒腫では周りがカプセルを形成して周りに浮腫もありますから、切除してもすぐには完全にはなくなりません。霰粒腫の残りがあっても、中の白い半透明なゼリー状のものが出ていれば、1-2週間くらいもすれば小さくはなってくるかと思います。
セフゾンなどの経口の抗生物質を追加で処方してもよいでしょう。治りにくくて、再度切開をすることも少なからずあります。
ケナコルト(長期に溶け出す形のステロイド)の局所(霰粒腫の中に注射する)注射という方法もありますが、痛さはあまり切開と変わらず、結局切除が必要になる可能性も2-3割ほどありそうで
すから、まどろっこしいので私は今は用いていません。
  [2/202] 2010-02-04
1265243567
KTさんからの相談  [吹き抜け骨折]
眼底と鼻の横(眼頭の横)が23日経って、吹き抜け骨折と判明(めまいがひどく耳鼻科を受診の結果) 今となっては、どうする事も出来ないと言われました。眼科にはかかってましたが気がつきませんでした。このまま、ほって置いても命に別状ないでしょうか?症状は、めまいと眼に重さを感じます。CTで見たらだいぶ眼のないよう物が出てました。

眼窩吹き抜け骨折ではかなりの内容物が上顎洞に出ていても、複視がひどくなければまず問題ありません。もちろん命には係わりませんし、これ以上の悪化もまずないでしょう。受傷後しばらくは、折れているのが解っていても、腫れが引くのを待つこともよく行われます。
23日間というのはそれ自体では、手術をするのに遅すぎる事態ではありませんが、その手術をしなくてはならぬほどの吹き抜けではないとの判断かもしれません。この手術は眼科よりは、大学の形成外科や耳鼻科などの症例数の多い大規模な病院でないと行いません。市中の診療機関ではあまり行われないかもしれません。
現在も複視が強いならば、
1)これから吹き抜け骨折へ挟まった軟部組織を解除する。(眼科、耳鼻科、形成外科)
2)斜視の手術の追加を考慮する(眼科)。
3)プリズム眼鏡をあわせる(眼科)、などが考えられます。
神経眼科や斜視の手術などを得意とする医師を現在の主治医に紹介してもらうとよいでしょう。来てくだされば適切な医師を診察したうえで紹介します。
  [3/202] 2010-02-01
1265011313
あつさんからの相談  [目の横を打撲]
海外からのご相談歓迎です。
眼の横を強くぶつけると、視神経管の骨折で視神経が侵される場合があります。
2006年10月24日
194 外傷性視神経症(視神経管骨折,視神経損傷)の治療
http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/50654914.htmlをご覧ください。
その有無をミたい場合には対光反応に左右差があるかどうかを見ます。
小児科に相談してからでよいですが、眼科にも見せたいと思います。
それ以外ならば、眼球に傷がついてさえいなければ、あまり心配する事態ではないでしょう。
腫れているからと言って眼帯をするのは禁忌です。
小児の視線を片方だけ遮ると、弱視を作ることが有ります。
お大事に。

お世話になります。現在アメリカに住んでおり、日曜日で病院にもいけないため、また明日の病院受診が心配なため質問させて頂きました。
2日前に1歳6カ月になる息子が目の横を机に強くぶつけてしまいまた。その時は大泣きしただけで、嘔吐などはなく、すぐに機嫌も良くなりその後は元気に走りまわっています。打撲したところはうっすら紫で少し腫れている程度でした。
目が見えるかどうか心配だったので、打撲していない側の目を隠して、打撲した側の目で物を動かしたところ目で物を追っていました。だたし、正常かどうか心配です。
アイシングをするのを忘れ2日が経ちましたが、腫れと内出血は次第にひどくなっています。目がふさがるほど腫れてはいませんが、かなり細目な状態です。
機嫌はよく、行動もおかしなところはありません。
明日、小児科を受診しようと思いますが、どのような検査をするものでしょうか?英語の問題もあり、検査、治療に関して事前に少しでも知識を蓄えておきたく、先生よろしくお願いします。
  [4/202] 2010-01-28
1264651746
なおさんからの相談  [複視]
清澤先生、昨日は早速のご返答ありがとうございました。父の症状は未だ快全されないみたいです。
脳神経外科で受診したようですがこういう症状の場合眼科なのでしょうか神経外科なのでしょうか?
清澤先生の医院にお邪魔したいのですが、父は九州で仕事を持っています。北九州で先生の推薦の医院はこの近くでありましたら教えて頂きたいのですが。宜しくお願いいたします。

それはご心配なことですね。脳外科でもよいのですが、プリズム眼鏡などの対応や、眼球運動の評価をヘスチャートで時間を追って評価するようなことは眼科医が得意です。また、脳神経のまひと思ったが甲状腺疾患に関連した眼筋の腫れであったという場合もあります。これも脳外科の守備範囲を逸脱します。
ですから一度は一般診療のできる良い眼科を受診して、そこの先生に神経眼科のわかる眼科医をさらに紹介してもらうのがよいでしょう。直接に診察してない患者さんを知人の医師や直接は知らないが高名であるという医師に紹介すると、患者さんにも紹介先の医師にも迷惑をかけがちなので、ネットでお話しした患者さんの、特定の医師への紹介は控えさせていただいています。
  [5/202] 2010-01-26
1264489811
なおさんからの相談  [ 複視]
はじめまして。離れて暮らす父が1週間ほど前から右目が物がダブって見え瞼が下がってくると言って、まず脳神経外科に行きMRIを撮りましたが以上ありませんでした。
眼科に行き老眼神経麻痺・眼瞼下垂と診断されビタミン剤を処方されました。
その時星状ブロック注射をするように言われましたが、仕事が忙しくまだ受けていないそうです。
父は糖尿病と高血圧です。
この診断は適正なのかどうか?また、違う神経眼科など受診した方が良いのかアドバイスを頂きたいのですが、お願いいたします。
離れて暮らしているためとても心配しています。

それは心配ですね。
動眼神経麻痺(老眼神経ではありません)ですね。
糖尿病や高血圧は小さな血管が詰まりやすいので動眼神経の原因にはなりやすいです。
MRIで脳腫瘍や大きな脳梗塞がないことを確認すれば、その多くは3か月で自然に解消します。
しかし糖尿病が有るということは全身的には神経のまひや腎機能障害の原因になりますし、眼科では網膜出血の原因になりますので内科での厳密な管理が薦められます。
上頸神経節に対するブロックは行ってもよいでしょうが、標準的な処置というほどのものではないですから、必ず受けよというほどのものとは私は考えません。
治るまでの評価や、プリズム眼鏡の作成などは、おいでいただけば当眼科でも行います。
  [6/202] 2010-01-23
1264220812
kazuさんからの相談  [結核性眼窩筋炎についてご教示下さい]
清澤源弘先生御侍史 平素より大変お世話になります。いつもHP拝見しております。熊本で内科医をしております。一昨年5月右眼球突出、複視を生じ特発性眼窩筋炎と診断されステロイドパルス2コース後、PSL漸減されました。除痛は得られましたが、複視は残存しさほど効果がありませんでした。同年11月に全身倦怠感出現し肺結核を発症しました。さかのぼってみますと眼窩筋炎と診断される約1ヶ月前の検診で既に肺結核を認めており、今回結核に続発した眼窩筋炎を疑っております。結核の治療は9ヶ月間で終了し複視は残存するものの眼球突出は改善傾向です。今回の経過から結核に続発した眼窩筋炎を疑っておりますが、眼球突出の改善が特発性眼窩筋炎の自然経過で軽快したものなのか抗結核薬が効いたのか判断が難しいと考えております。もし一昨年5月診断時点で肺結核の存在が分かっていたと仮定しますと治療は抗結核薬のみでよろしかったのでしょうか?それとも結核性眼窩筋炎に対する治療は化学療法とステロイド(パルス)を併用するのでしょうか?ご教示下さい。大変お忙しい中恐れ入りますが、何か良い文献がございましたらご教示下さい。何卒よろしくお願い申し上げます。

よく見てくださるそうでありがとうございます。
この症例が結核の感染によるものであるということを示すには生検によるほかはないわけで、それも困難ですからあくまで推定診断にしかならないのはやむを得ないでしょう。もし後で結核感染があったと解ったとすれば、結核を悪化させる恐れもあったわけで、薄氷を踏む思いというところです。
抗結核療法とステロイドを重ねて行うというのも可能性がある手ではありましょう。
眼科筋炎や甲状腺性眼症では除痛が得られ、圧迫性視神経症で失われるべき視力が何某か残せれば、治療成功の部類と考えてよいのではないでしょうか?
炎症が落ち着いてから斜視の手術でおおよその眼位を合わせることも可能です。しかし、その際には、十分な消炎の後である必要があり、強膜と眼筋の癒着を手術中に十分に解除して斜視手術を行わないと眼位は改善しません。
参考文献は探し方が甘いのかもしれませんが、Tuberculosis, oebital myositisで検索してもorbital myositis の原因に梅毒、結核その他のものがあるという記載以上のものは見当たりませんね。
  [7/202] 2010-01-18
1263776488
たにさんからの相談  [錐体ジストロフィー]
はじめまして。私は小学校低学年のころから視力が低下していき、現在の裸眼視力、矯正視力も両目0.1です。詳しくお医者さんに調べてもらった結果、スターガルト病や錐体ジストロフィーと診断されて特になにも治療とかありませんでした。0.1の視力じゃこの先何ができるのだろう?と凄く不安で仕方ありません。病気自体治らなくても、少しでも視力が上がる方法はありませんか?
もちろん病気が治る事に越したことはありません。因みに矯正視力は変わりませんが眼鏡をかけると、物がシャープにくっきりみえます。乱視と近視が強いみたいです。

難しい質問です。スターガルト病と錐体ジストロフィーとは別の病気ですから専門医に相談されることをお勧めします。
ともに、網膜色素変性症に属する様な疾患です。しかし、残念ながら今までにこれらを通常の方法で治せるという話は聞いてはいません。遺伝子導入の話もイギリスにあるにはありますが、まだまだ研究のはじまり段階です。最近、中国の手術で治すといった詐欺的な話としか考えられないページが日本にありますから、ご注意ください。
  [8/202] 2010-01-18
1263776429
やましたさんからの相談  [視野欠損について教えてください]
私の母を診てもらいたくてメールしました。母は、幼い頃片目を失明しています。45才のときに、脳卒中で倒れましたが、多少の後遺症はあるものの、最近まで元気に生活していました。ところが最近、失明していない方の目が急激に視野欠損が起こり、今では殆ど見えない状態になってしまっています。
具体的には、下半分が見ない状況です。かかりつけ医よりちくのう?が視神経を圧迫しているということで手術もしましたが、あまり回復せず、今に至ります。神経眼科という専門のお医者さんを探しており、ここにたどり着きました。静岡県に住んでいるのですが、両親とも専門医がいるのならと、こちらで病院を探しています。症状は、2009年4月から急激に。視野欠損は、下半分。(以前はなかったのですが。)もし、よろしければ、先生に診ていただきたいと考えております。

下がかけるのは虚血性視神経症ではないかと思います。早いうちに精密に検査しておく方がよいでしょう。
  [9/202] 2010-01-18
1263776354
イチゴさんからの相談  [整形手術後の違和感]
年齢を重ね、瞼の皮膚がたるみ眼が三角のようになり目つきがわるくなっていました。眼を大きく開けようと眉毛を上下させるような状態でした。
1月前に上下の瞼のたるみ取りをしました。上は皮膚の切除と二重形成(埋没法)、下は皮膚の切除、眼輪筋の処理(たるみを引っ張って、固定する)して、脂肪を奥のほうに移動させたとのことです。
ご相談したいのは、手術後から右眼の様子がおかしく、なんというか焦点が合わないというか、ぼやけるというか、なんだか歩いていてもふわふわした感じかします。なかなかうまく説明ができませんが、字も見えるし、景色も見えるので、視力が下がったというわけではないようですがなんだか見えているようで見えていないような変な感じです。手術前から時折右眼がぼやけることがありましたが1時間もすれば回復し支障はありませんでした。このような違和感を感じることはとても不安です。ただ、いろいろ整形手術について調べたのですが、目のたるみ取りの整形で視力やものの見え方に異常をきたすような話を読んだことがありません。結膜から糸を通すプチ整形といわれる埋没法ではトラブルもあるようですが、私の場合は糸は結膜に糸は出ていません。
そこで質問ですが、私が受けた手術でものの見え方に変化が出るような要素はありますでしょうか。眼科の検査を受けたほうがよいでしょうか。大変な事態になっているのではと考えたら不安でしかたありません。ちなみに担当してくださった医師はキャリアもあり、ちゃんとした方です。また、右目は左に比べ内出血、腫れがひどく、今は腫れが少しと傷の硬さ、ひきつりが残っています。

それは何かと心配なことですね。形成手術と直接関係なくても、斜視を生じているのかもしれません。ヘスチャートなどで眼球の動きの異常を調べてもらって下さい、何かの塩梅で左右の眼の動きのバランスが変わってしまっている可能性を考えます。来てくださればいつでも検査して対策をお答えします。
  [10/202] 2010-01-13
1263343133
ゆうすけさんからの相談  [毎日眼球の上部辺りの痛みを訴えています]
2010年 1/5頃から毎日眼球の上部辺りの痛みを訴えています。
患者:7歳男児
症状:眼球の上部辺りに痛みが毎日発生
詳細:朝起きてから3〜4分くらいで右目の眉毛あたりに痛みが発生し、徐々におでこから眼球奥の上部辺りに痛みが広がる。午後には眼の痛みがなくなる。
どのように対処するのが良いでしょうか?アドバイスをお願いいたします。
●視線の向きによる痛みのレベル
(1) 下(一番痛い) (2) 右 (3) 上 (4) 左 (一番痛くない)
●生活
(1) テレビゲーム : テレビから3m位の距離でWiiを一日40〜50分程度。ニンテンドーDSなどの比較的近くを見るゲームはしていません。
(2) マンガ:一日30分程度
(3) 宿題・勉強:休みの日は朝から昼にかけてリビングの食卓で1時間程度
●これまでの病歴(本症状とは関係ないかもしれません)
(1) 鼓膜が内側に凹み、内部組織と融着するため、耳鼻科で定期的に空気通しをしていました。(4歳〜6歳)現在は別の耳鼻科で鼻から吸入などの処置をしてもらっています。
(2) アデノイドの手術(6歳) 一日入院、全身麻酔。
お忙しいところ申し訳ございませんがアドバイスを宜しくお願いいたします。

是といった答えはありませんが、CTかMRIで頭部を調べてみてはどうでしょうか?蓄膿症でもないであろうか?脳腫瘍の可能性は低いとは思いますが。三叉神経痛なら画像では異常なしかもしれません。眼科や耳鼻科で検査してもらってください。
  [11/202] 2010-01-13
1263343061
ガイホウさんからの相談  [六ヶ月半の息子 第一次硝子体過形成遺残]
初めまして、愛知県在住の凱鵬からです。六ヶ月半になる息子は先週右目が第一次硝子体過形成遺残と診断されました。手術しても治る見込みがないのも分かりました。片目でラッキーだと思いなさいと言われましたが、とってもショックでした。
いろいろ調べましたが、手術後アイパッチのトレーニングにより視力は0.025或いは0.4迄上げられた実績もあるというのが分かって、少しでも視力を残してあげたいと思い、手術の成功率高い病院或いは先生をご紹介頂きたく、ご相談させて頂きました。
来週「あいち小児保健医療総合センター」に紹介されますが、東京の「国立成育保健センター」も硝子体に強いとのを聞きました。尚、アメリカではこういう症例が進んでいるで有れば、アメリカ迄行くつもりです。先生からのご意見を聞かせて下さい。何卒、宜しくお願い申し上げます。

それは心配なことです。最近記載した第一次硝子体過形成遺残の話を見てくださいましたか?膜状に視線をふさぐものが眼内にあるならこれを手術して取り除くという場合はあるかもしれません。
アイパッチが有効なのは弱視ができかけているときに、正しい眼鏡をかけて、使わなくなりかけた眼を訓練する場合ですから、第一次硝子体過形成遺残の手術後には特には当てはまらないでしょう。
愛知県と東京のセンターはともに小児眼科の中心的施設ですからどちらも変わらないでしょう。米国でもおそらく結果は変わらないと思います。
  [12/202] 2010-01-08
1262911527
たこさんさんからの相談  [ステロイドの後遺症でしょうか・・]
数年前から正常眼圧緑内障といわれていた。19年12月末、激しい頭痛が続き原田病と診断され大学病院で1日500mのステロイドを3日間点滴、その後退院し20年9月で服用を中止した。現在緑内障の点眼中。肥満や猛牛肩、酷い目まいの症状を経て今、両肩の痛みが酷い。特に夜、寝返りすると刺す様な痛みで眼が覚める。痛みは両肩から腕にかけてだがその場所は特定できない。眼科では菌はなくなった、めまい他の症状は眼科の範疇でないと言われ、整体院でも通院しても無駄といわれ、神経内科でも違うといわれ、内科からは整形に回され、痛み止めと肩の注射を週一とリハビりも受けているが一向に改善されない。MRIも異常なしで、私の痛みをとるのにはどうしたらよいでしょう。何処で相談したらよいか教えてください。どこも相談に乗ってくれません。貴病院で、診察していただけるのでしょうか。夜、睡眠薬を飲んでも
眼が覚めてしまいます。どうか助けてください。

それは大変ですね。ステロイドの影響はあるかもしれません。
原田病は、眼だけではなくて、髄膜などにも炎症を起こす疾患です。まだ髄膜の炎症が残っているのかもしれません。ステロイドはかなり長期にわたって使わなくてはならないことが多いです。
ステロイドとの関連を考えることは簡単ですが、それを簡単に止めるわけにもゆきません。
一度見せてくだされば、何がしかの別のアイデア出てこないとも限りません。ぶどう膜炎を専門に治療している関連の大学にも相談できるかもしれません。可能ならご来院またあご連絡ください。
  [13/202] 2010-01-08
1262911451
まささんからの相談  [眼振]
以前(昨年3月だったと思います)、先生に診察していただいた者です。眼振の症状があり、治療を出来ないか相談させていただきました。その際「ガバベンチン」という薬を教えていただきましたが、結局、最寄りの病院では処方してもらいませんでした。その後も眼振のことでは悩み続け、忘れていても人に指摘されるとかなり落ち込みます。人と対面して接することがかなり苦痛です。
視力的には生活する上で問題はないのですが、症状が少しでも治まるのであれば、どんな治療法でも受けてみたいという気持ちが強いです。先日診察していただいた際には「プリズム眼鏡」による治療法があることもお聞きしましたが、それはどのような治療法なのでしょうか?また、外科的な治療法はないものなのでしょうか?多くは幼少の頃に治療させることを推奨されており、この年から始めても効果が得られないものでしょうか?

眼球の振動は振動する角度×振動の頻度であらわされます。視線の方向が正面の時、右5度の時、右10度の時(左も同様に)と試してゆくと、振動が少なくなる点が見つかる場合があります。
その点が見つかるならばこれを安静位と言いますが、その点を見たときに視線が正面に来るようなプリズムの入った眼鏡を作ることができます。此処までですと私の関連施設でもできますが、合わせるまでに2時間もかかる大変な手間仕事なので、ふつうは私が大学に出る日に、患者さんを大学に連れて行って懇意にしている視能訓練士さんに特別に処方を決めてもらっています。
眼振を緩める手術もなくはないですが、眼球の後方で眼球を動かす筋を眼球壁に縫い付けて、眼球の可動域事態を少なくする手術(ファーデン手術)や左右とも上記の安静位が正面に来るように眼球を動かす(アンダーソンやケステンバウムの手術と呼ぶ)などですから、ふつうは美容的な目的で行うには危険すぎて、プリズム眼鏡では十分な視力の出ないような症例に限定で、しかも日本中にも10人か20人しかいないような斜視弱視の手術のエキスパートだけが行うという代物です。
斜視弱視の専門家でもそのようなわけで、安易には手を出さないと思いますが、状況によってはご相談になってみてください。
  [14/202] 2010-01-08
1262911350
まささんからの相談  [上斜筋ミオキミアについて]
最初は10年程前に左目に症状が出てその時は点眼液で何週間かして治ったんですが、平成20年1月頃同じ左目に症状が出て同年4月に大阪市内の眼科医に診て頂いて別の総合病院の神経内科を紹介して頂いてMRIを撮って診て頂いて脳には異常なしと言うことで別の総合病院を紹介して頂いて現在診て頂いてる眼科の専門医の先生に上斜筋ミオキミアだと診断されてチモプトール0.5%と言う点眼液を処方してもらって自然に治るものだとうかがってしばらく様子をみていたのですがもう2年近くなるのですが症状がまったく治まりません。
その間に2回同じ先生に診てもらって同じ点眼液を処方してもらっています。今後どういうふうに治療を進めていけばいいのでしょうか?緊急を要する病気でもなければ痛みもないのですが、原因もわからず栄養剤等あれこれ試しても効果がなく、長く続くと気がすごく滅入ってしまいます。どんなささいなことでも構わないので教えていただければ幸いです。よろしくお願いします。

私は抗けいれん薬などを使う方が、緑内障の点眼(ベータブロッカー)よりは効果が有るように感じます。
しかし、抗てんかん薬は眠気が出るであろうことが難点です。本を調べてみましたが、本田と若倉は、私も共著者である”続解決、眼と視覚の不定愁訴・不明愁訴”という医科向けの本109ページから110ページに、”治療には内服薬として抗痙攣薬であるカルママゼピンがもっともよく使われているが、副作用が多く、海外では不快感や副作用の少ない難治性抗てんかん薬ガバペンチンを第一選択とする報告もある。また、プロプラノロールやベタキソロール、バクロフェンやフェニトイン、クロナゼパムなどの報告があり、内服に加え局所投与としてベータブロッカー点眼が症状の軽減に役立つことががあるが、根治は困難である。しかしながら内服薬には副作用も多く、点眼による改善を期待し主に処方している”と記載しています。
少し内服薬も加えてみてもらってはいかがでしょうか?神経眼科を専門にしていない99%の眼科医はこの疾患の有ることも知らないのが現状です。
まして一度も処方したことのないこ抗てんかん薬を処方するのには二の足を踏むことでしょう。神経内科医などと協力して治療するのがよいでしょう。あなたの先生がこの疾患を診断できただけでも十分に尊敬できます。なお、当院まで来てくださればこのあたりを内科医と相談しつつ処方してみますが。
  [15/202] 2010-01-04
1262572983
のりのりさんからの相談  [先天性眼振の治療について]
現在裸眼で視力左右とも0.2矯正視力で左右0.5です。車の免許、将来の事考えますと少しでも視力を上げたいのですがプリズム治療でと思ってます。遠方なので治療日数また治療費どのぐらいかかるのですか?岡山大学病院 川崎医大にも過去受診しましたが治療方法ありませんでした。

先天眼振で遠くから来てくださる方は少なくはありません。患者さんのリストは現在100名程度です。
遠方の患者さんとして最短期日で診療を行うならば、火曜日に当医院(南砂町)を受診していただき、視力、視野、眼底検査、脳の画像撮影のオーダーなどの予備検査をしてから翌日の水曜日(清澤の外来が午後から医科歯科大学で有る日に)午前から医科歯科大学に行っていただき、そこでプリズムの処方を試みてもらいます。なかなか本人が処方される眼鏡に納得できないことも多いですが、その日に処方にたどり着ければ、即発注でできたものを自宅に送ってもらうということで良いでしょう。
何らかの処方にたどり着けるのは初日で3割、数回試して6割程度でしょう。1ー2か月後にできた眼鏡の検査をしてもよいですが、プリズムで0.7が有ると免許センターで認めてくださるまでの視力が出るかどうかは現在が0,5ですと微妙なところです。
このほか、別の日になってしまいますが、耳鼻科での眼振の精密検査や、脳のPET撮影などさらに踏み込んだ先天眼振の検討も標準的には行っています。
  [16/202] 2010-01-04
1262572926
m.kさんからの相談  [多発性硬化症による縦揺れ眼振]
2009年5月多発性硬化症を発症、以来縦揺れの眼振(覚醒している間中)で困っています。確か視神経脊髄炎でアクアP4陽性だったと思います。他にも症状はありますが、眼振が軽減又は消失する事で、平衡感覚が良くなり日常生活も良好となるのではないかと思います。なにとど良い治療・内服・点眼などありましたらお教え願いたいと思います。現在免疫抑制剤とステロイド剤を併用しています。

アクアポリン4という水の運搬に関連するポンプ作用を持つ分子が体内にあって、これに対する自己抗体ができてしまうと多発硬化症の中でもデビック病と呼ばれる横断性脊椎炎を伴う形の多発性硬化症が発生するということが最近の研究で分かってきています。
私は、縦揺れの形の眼振がこのアクアポリン4関連の多発性硬化症で起きることがあるという話は不勉強で知りませんでした。垂直性の眼振には上向き眼振と下向き眼振があり、そのほかにもオプソクローヌスなどに垂直性の振動を示すものがあります。上向き眼振や下向き眼振では、振幅の小さいところが視線を上に寄せた時や、下に寄せた時に有るのでベースを両眼ともに上にしたり、あるいは下にしたりしたプリズム眼鏡で多少なりと眼振を減らすことはできないでしょうか?
現在免疫抑制剤とステロイド剤を併用しているとのことですが、それはそれで良いと思います。私自身では手掛けてはおりませんが、血液中のアクアポリン4抗体を減らす意味での透析や血漿交換療法というのはないでしょうか?
http://neurologyasia.org/articles/20082_225.pdf
  [17/202] 2009-12-29
1262062432
グレッチさんからの相談  [右目の違和感に悩んでいます]
三ヶ月程前に常時右目に乾いたような違和感を感じるようになり不安になって眼科を受診しました。眼底検査・目視での検査を行ってもらいましたが異常なしでドライアイかもしれないという事でソフトサンティアという人口涙液を処方されて使い続けています。
メガネが合ってない事による疲れが原因かもしれないという事で新しくメガネも作りました。
だいぶ改善されてきたなと思っていた矢先にまた再発し、今度は眼球に小さな微生物が這ってるような違和感と乾きがあります。目やにも少量ですが出るようになってきたので再受診したところ異常なしでした。持病は特にありません。強度の近視ですが視力はきちんと出ています。目を瞑ってもゴロゴロした違和感があり寝れない日もあり苦痛で仕方がありません。
このような症状の前例はございますか?眼科も町に1件しかなく困っております。目ではなく脳など違う病気の可能性はありますか?
何科を受診したらいいでしょうか。アドバイスの程、宜しくお願い致します。

しばしばこのような症状の患者さんは居られます。はっきりした不具合が見つからないので不安も強いのでしょうね。
やはりドライアイを考えますが、シルマーテストや涙液のメニスカスの高さなどはどうなのでしょうか。点眼では人工涙液マイティアのほかヒアレインなどの保湿点眼剤を使い、さらに渇きがあれば涙点プラグなども使う場合があります。このほかに異物感があるならば、アレルギー性結膜炎の可能性を考えてそれに適した
点眼も考えられます。脳外科や耳鼻科など他科で治療すべき疾患とは考えにくいと思いますが。お大事になさってください。
  [18/202] 2009-12-28
1261984548
toshiさんからの相談  [サルコイドーシスや白内障による急激な視力の低下]
私の弟(57歳)は、最初眼の中に黒い斑点模様のようなものが見え、半年ほど前から眼の治療を受けていました。
造影剤によるMRI検査や、眼の治療を続けていましたが、原因不明の難病であるサルコイドーシスであろうとの診断結果でした。
小学2年生の頃軽い肺結核で、自宅で治療したことがあります。(約50年前)
12月3日頃から急激に両眼ともに視力が低下しました。
現在では大きな文字や色の区別が出来ない状況です。
何かよい治療方法や医療機関はありませんか?
どうかよろしくお願いします。
サルコイドーシス自体による視神経や網膜の疾患ならばステロイドなどが用いられでしょうし、それを原因とする白内障ならば水晶体の手術が必要となります。
眼内に混濁もあったようで、サルコイドーシスとの診断とも矛盾は有りませんが、これだけではその診断に根拠がなく、おそらく血液検査や、眼内の混濁の形などがサルコイドーシスを疑わせるものだったのでしょう。
現在の主治医の先生とご相談の上で、ぶどう膜炎の専門外来を持っている病院などに相談してみても良いかと思います。
主治医をないがしろにすることは薦めませんが、もし、一度私にお見せくだされば、第二の意見を述べ、もし思いつくならば、適切な医師名をあげて紹介いたします。
実際に診察していない患者さんにどこそこに行けという指導は、患者さんにも名前を挙げられた先生にもともに迷惑をかけることも多いので此処では公表できません。
お大事になさってください。
  [19/202] 2009-12-24
1261635981
さとさんからの相談  [片側顔面痙攣]
お忙しいところ恐れ入ります。こちらのブログを拝見し、この分野で一番の先生のようで、是非アドバイスをいただきたいと思い、メールをさせていただきました。実は10月中旬から(関係ないかもしれませんが、下の奥歯を治療した少し後)今まではあまりなかったのに、左側の下瞼がぴくぴくと一日に数回痙攣しだしました。3週間ぐらい続き、その後1週間ぐらいはおさまったので、疲れていたのかなと思っていたら、それからずっとぴくぴくが続き(特に口をうーの形にした時、ぴくぴくがひどかったのですが)最近は、うーの形にすると、左下瞼が中央に引きつるようになり、ここ1週間は左上瞼も時々強く瞬きしたりするとき、一瞬ひきつる感じで、左の目の周りがすごく重くひきつっている感じがして、ネットでいろいろ検索しているうちに、もしかしてこの病気では? もっとひどくなって左側がずっとひきつってしまったらどうしようと不安です。 この病気の場合、早く治療すればするほど治りも早いのでしょうか? 何かでみたのですが、この病気は治らず進行すると書いてあったのでとても不安です。宜しくお願いいたします。

おそらくは眼瞼ミオキミアなのでしょうが、片側眼面痙攣の初期かもしれません。乾き目などがないかを眼科で見てもらってください。できればMRIなども見ておかれるのも良いかと思いますが、今の段階では必須ではなさそうです。眼科医に一度相談してご覧になってはいかがでしょうか?
  [20/202] 2009-12-22
1261474168
やまめさんからの相談  [結膜弛緩症の手術について]
初めてメールさせていただきます。2年前ほどから両目の結膜下出血を繰り返しています。血液疾患もなく糖尿病・高血圧など一切ありません。眼科へいく度に大丈夫年齢のせいだからと言われますが出血がひどいとなかなかきれいにならず時間がかかり人と接する仕事のため外見上とても気になります。ドライアイの症状もあります。
先生のホームページで結膜弛緩症を知り、そういえばかかりつけの眼科の先生も加齢で結膜がたるんでいるからだと話されていたのを思い出しました。先生の診察を是非受けたいのですが石川県に在住で仕事もしているためなかなか伺えません。北陸地区で先生のような名医をご存知ありませんでしょうか?よろしくお願いします。

結膜弛緩を手術して直してくれる方は、東京でもそう多くはありません。石川県では残念ながら存じ上げません。
  [21/202] 2009-12-22
1261442129
スターさんからの相談  [複視について]
突然すみません。シノプトで20プリズムほどの後天性内斜視を持ってます。普段は複視がないのですが疲れると複視を感じます。内斜視なのに外斜視のような複視を感じます。(左右が交差した複視です)内斜視でもこのような複視はありえるのでしょうか?それとも網膜対応異常でしょうか?
眼科学の本を調べたのですがよくわかりませんでした。教えてください。よろしくお願いします。

かなり詳しく調べておいでですね。
網膜異常対応うんぬんよりも、実は眼位が外斜になる瞬間があるように眼位が変動する筋無力症などが隠れてはいないでしょうか?
  [22/202] 2009-12-22
1261442043
くみんさんからの相談  [目の奥の痛み]
わらをも掴みたい気持ちです。どうぞよろしくお願い致します。
刺激で目の奥、周辺がピリッと瞬間的に痛みます。3年半前に突然発症しました。
・眼球を少しでも動かすと、目の奥が(神経が引っ張られるように)ビクッとし一瞬電流が走るような痛み
・眼球を動かすと痛みともに ビシッ ビシッ と耳に不気味な低い音が響く
・それとは別に最初は高音の耳鳴りがずっとしている
・眼球運動の刺激から乗り物酔いのような気持ち悪さ
・あくびのような呼吸
徹夜明けに突然症状がでたのですが、電気ショックのような強い痛みで目を開けることも怖く、しばらく寝たきりでした。
このような症状をお聞きになった事はございますか?目の症状が可なり強いので、何か回復へのヒントを頂ければと存じます。

このような症状は聞いたことがございませんが、痛みにはボトックスや抗鬱薬などが効くかもしれません。良かったら一度お見せください。
  [23/202] 2009-12-21
1261360482
あかんべさんからの相談  [上斜筋ミオキミアについて]
10年以上前から時々出始めた症状なんですが、右目の見え方が左上がりになったり戻ったりの痙攣があります。 眼鏡店で仕事をしていたことがあり、痙攣の発作が起きたときに自分でプリズム検査(十字テスト)をしてみたところ(普段から5△程度の外斜位がありますが)その瞬間上下に10△位ずれてしまいます。
しかも発作が起きる間隔が年々頻繁になってきていることから、脳のMRI検査をすすめられ受けましたが脳腫瘍等は見当たらないと言われました。
ある病院で上斜筋ミオキミアでは…と言われデジレル錠25を処方されましたが、あまり効果が有りません。車の運転や好きな球技をするのにも支障が出たり、読書の改行の時や映画の字幕も読めない時があります。
5年位前からは年に数回1〜2週間続くようになり、最近では回数も期間も長くなってきています。
普段の視力は R+0.25、L+0.25で ADD+2.00の累進レンズを時々使用しています。
今後年齢と共にこのような症状は進んでいくのでしょうか。先生のところでこのような病気の治療をして頂けるでしょうか。よろしくお願いします。

症状としては上斜筋ミオキミアで良いでしょう。さまざまな治療法を試し、また画像診断で腫瘍などを探しますが、残念ですが、ピタッと止まるというばかりのものではありません。
http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/50771630.html
もみていただけますか?
  [24/202] 2009-12-15
1260856832
ライオンさんからの相談  [コンタクトレンズの相性について]
現在30歳の女性です。つい1年前まではO2オプティクスを使用していたのですが、特に問題点はありませんでした。しかし、ある日 片方の目の黒目より上の部分が赤く充血して、眼科にうかがって見て頂きました。すると、シリコンのコンタクトが硬いせいで 上輪部角結膜炎というものになっていました。特に薬の処方もなく、使用をやめて様子をみて治りました。
メガネもいいのですが、やはりオシャレもしたく、コンタクトをつけたいです。そこでもう一度 眼科に行くと、アキビューオアシスなら柔らかいのでつけられるかもしれないと言われました。
私のように、今まで問題なくても、急にコンタクトが合わなくなるようなことがあるのでしょうか?オアシスも試してみたいのですが、臆病なもので手元んはあるのですが、また充血するのではなと思うと怖くてつけられません。清澤先生のホームページに色々な上輪部角結膜炎や、色々な疾患情報などたくさん拝見させていただきました。どうか清澤先生にアドバイスをいただけたらと思い投稿させていただきました。宜しくお願いいたします。

上輪部角結膜炎は上の方の結膜の弛緩が原因であるといわれています。その弛緩があるかどうか?またコンタクトの使用によって生じたものかどうか?はわかりません。ふつうは手術をしなくても治ると思います。眼が赤いのにコンタクトレンズを使い続けることは良くないですが、問題が解決してしばらくしたら再開してよいでしょう。
試行錯誤で良いレンズを探してゆくとよいでしょう。同じシリコンレンズでもチバビジョンのO2オプティクスは比較的かたく、ジョンソンのオアシスは柔らかいです。どちらが良く、どちらが悪いということはありません。使う方との相性です。やってみてください。
  [25/202] 2009-12-14
1260768243
zauさんからの相談  [唇の痺れについて]
清澤先生、お久しぶりです。7月の妻の両眼複視の件で相談に乗っていただいた者です。
その後、両眼複視は再発せず、順調に生活しております。ただ、12月に入ってから、妻の下唇のセンターから右側が痺れるような感覚が今日まで続いています。
眼科医の先生には専門外かも知れませんが、両眼複視も右目だったので、何か関連があるのかと思いご相談させて頂きました。現在のところ痺れ以外の症状は出ていません。口も普通に動いています。動かすときにも違和感はないのですが、痺れだけが続いています。この件で病院にはかかっていません。先生の見解をお願いします。

右左の関連は不明ですが、唇の知覚は三叉神経で、しかも下唇は三叉神経第3枝の問題です。私ならばまずスクリーニング目的にCTを取ってみてから、神経内科に相談します。直接神経内科をお訪ねになっても良いでしょう。
  [26/202] 2009-12-14
1260767952
ヒロマムさんからの相談  [脳梗塞後遺症の視野障害のリハビリについて]
今年の6月に心房細動による脳梗塞を発症しました。後遺症として右上四半分の視野障害があります。10月に東京医科歯科大学病院にてカーテルアブレーション治療を受け脳梗塞の最発症防止の対応はしました。服用している薬はワーファリン4mgとブロブレス、メインテート、アダラートです。読み書き、テレビ等の距離での顔の認識に不便を感じています。このような視野障害を改善できるリハビリはありますでしょうか?よろしくお願い致します。

視力が良いかどうかが疑問ですが、通常、後頭葉の梗塞が片側で視野の4分の1の半盲ならば、視力は良いはずです。もしかすると、第一次視覚領の問題ではなくて、視覚連合領に問題があって、視覚失認や相貌失認が起きているかもしれません。一度拝見したいと思いますので、医院のほうにご連絡くださいませんか?
  [27/202] 2009-12-09
1260322957
とらちゃんさんからの相談  [見え方で悩んでいます]
こんにちは。先生の的確なご判断には本当に感謝しております。お忙しい所申し訳ありませんが、気になって仕方がない見え方がありまして、どうかアドバイスをお願いできませんでしょうか。
今年の8月の朝、暗めの所でエレベーターを待っていながら、ふと東の朝の空を見てすぐに、視線をエレベターの階数表示(表示は赤文字ですが周りの色は黒)を見たとたんに、小さな何個もの光(白い点々)が中心あたりにきらめいて消えました。
それ以来、気にして見ると、いきなり裸電球などの光源や晴れた空を見た瞬間に、中心に黒やらグレーの点々(たとえばゴマ塩のようかもしれません)が一瞬見え、そのまま見ていると視野の中に光がきらめいて消えるのがわかります。中心に点々が見えないような、それほど眩しくない光であっても、すぐに暗い所に視線をそらしたり(目を閉じてもよく見えます)すると、少ないですがきらめく点々を感じます。
で、逆に、明るい所でよく慣れた目で暗い所へ入ると、目を閉じていても開いていても、グレーっぽい残像が残る中心とその近くの視野に、黒い点々が点滅して消えていきます。ふとした生活の中で、明⇔暗の切り替えで、そういう小さな点々が見える度に落ち込んでしまいます。眼科は7月の末に眼底検査してもらい、特に中心付近をよく見てもらいましたが、きれいですよと言われ、半年後の診察となりましたが、心配で、かと言って早めに診察してもらうべきか迷っています。以前、ある大学病院で別の自覚症状で、予約外で行きましたら「見えないとかじゃないんだから、予約外に来ないで下さい」と言われて以来、行くのがひけてしまっています(大学病院で正常だという判断で、近くの総合病院に紹介状を出して、この7月からはそこにかかっています)。
眼を閉じていても開けていても見えるのはどうなのでしょうか?もし網膜の機能が低下すれば、眼底検査やOCTとかでわかりますか?どうか宜しくお願いいたします。長々と申し訳ありません。

眼底を肉眼で見て異常はないか?アムスラー視野で中心部にゆがみがないか?それでその次にはOCTで網膜に変化が出ていないか?、ハンフリー視野で網膜感度の低下がないか?などと順に見てゆきます。その辺りまでの形態と機能に異常がないかというあたりを私の医院では見ましょう。
そのうえで必要なら、形態面で蛍光眼底撮影、機能面で網膜電気図や局所網膜電図が必要となれば大学病院や県立総合病院クラスの病院に検査を依頼します。
しかしこの訴えを見ますとおそらくは、飛蚊症(黒く小さなゴミが浮いて見えて、視線を動かすとそれも付いて来る。多くは後部硝子体剥離にともなって発生したものであり、視神経に付いていたグリアルリングが加齢に伴う硝子体の液化で前方に引きはがされたものによる影)ないし、光視症(硝子体が液化して前方に移動するときに、網膜と硝子体の後ろの膜の間に癒着があれば、網膜が前方に引っ張られるから、その刺激を暗い部屋でも光として感ずることにより光が視野の中に感じられる。)が起きている可能性が高いのでしょう。どちらも40歳代ではありますが、老人性の軽い変化です。
この場合、OCTで網膜を写してみると引っ張っている硝子体が見えることもありますが、見えないことも多いです。網膜に穴が開いていれば、場合によっては光凝固や本格的な手術が必要であり、その時には関連病院に検査や治療の依頼をします。網膜剥離がなければあまり心配はありません。また黄斑変性の初期である可能性もあります。その場合にはそれと説明して循環改善剤その他を処方して眼科では繰り返し見てゆくことになります。
”明るい所でよく慣れた目で暗い所へ入ると、グレーっぽい残像が残る”というのは単に健康人に見られる残像を見ているのか、黄斑に軽い変性があるのかが多少気になります。
このようにあなたの症状には気になるところがありますので、眼科への継続的な受診をお勧めしたいのですが、以前私が勤めていた大学病院でも、患者さんが多すぎて医師が手一杯になっておりますので、”当病院は重病人を相手にしますので手術につながらないような疾患の患者さんには興味がないのでお引き取りください”と言った不親切な対応をするのが比較的普通でした。県立病院ではまだそれに近い対応がなされている可能性があります。
その点、開業医では”一人の患者さんに来ていただいてなんぼの世界”ですから、特に質問時間が長すぎて診療の流れを止めてしまうというような方でなければ、ふつうは繰り返しでも診察を嫌がることはしません。ですからしっかりと眼底を見られる実力のある開業医を探して定期的に見てもらうのがよいでしょう。そこで一人の医師とのコミュニケーションが成立すれば、患者さんの心配も薄らぎ、同じ質問を繰り返す必要も減ると思います。開業医での診療で、手術や精密検査がさらに必要という疾患がみつかれば、注意点を指摘して規模の大きな病院に紹介状を出すことになると思います。見るべき点が指摘された(私の大事な患者さんを大事に見て差し上げてくださいという)先輩の医師からの紹介状を持ってきた患者さんに対するのと、(X大学と、Y病院とC有名眼科にかかったが気にいらないというお話を持って)ドクターショッピングの果てという風情でフリーで飛び込まれるのとでは、残念ながら医師の客あしらいはずいぶん違うというのが現実です。
当医院にはこのようにいくつかの医療機関を回ったうえでセカンドオピニオンを求める患者さんが少なくありません。やや遠いですが、よかったらご予約の上お訪ねください。
  [28/202] 2009-12-08
1260233167
教えてくださいさんからの相談  [原因不明の慢性の虹彩炎]
20年ほど前に急に片眼の眼圧が上がり、それ以来、眼科にお世話になっています。
今の症状としては、慢性の虹彩炎(少し)、眼瞼下垂、結膜浮腫、すべて片眼だけです。眼圧は上がらず落ち着いています。
今までに白内障の手術もしました。その際、目の中の水の検査もしました。結膜浮腫は、結膜のう形成手術をし、白目を切開しました。今、治療は、フルメトロン0.1を1日3回だけで、目薬をリンデロンAから、だんだん弱くしていっている状態です。
顔面MRI、血液検査、胸のレントゲンの検査をしましたが、原因は不明だそうです。炎症がひどくなれば強い薬を使い、また、白目がむくんでくれば手術で切る・・まぶたがもっと下がってくれば手術・・という、対処療法をしていくしかないそうです。
先生のところにお伺いすれば、対処療法でなく、虹彩炎の原因を見つける今までしてないような検査をしていただけますか?虹彩炎とは、原因がわからないものなのでしょうか?このまま治ることはないのでしょうか?

しかし、医科歯科大学のぶどう膜外来のデータを見せてもらってもぶどう膜炎や虹彩炎では原因不明の者の割合が30−50%は
あり、かなりの割合で下人不明なままのものが残るのは普通のことです。
結膜の浮腫を切ったならば、その時の病理組織所見が何であったのかは参考になりそうではありますが。あせらないで、気長に治療をお続けください。党医院ではないか専門医を持った医師も外来に加わっていますので、今までにない検査とまでは言えませんが、眼下の診療所としてはかなり広範な採血検査を行ってはいます。
  [29/202] 2009-12-08
1260233079
hirorinさんからの相談  [20才の息子についてお願いします]
息子は平成元年地元の眼科医で白子眼と診断されました。産まれた時は見えないでしょうとあっさり言われショックでしたが、現在は普通に生活しています。
ただ眼振も多少あるので本人が人に言われて気がついたようで、産まれて持ったもの・・・治らないとは思っています。視力も0・2、3でめがねをかけても視力が上がるということもないのです。コンタクトで0,5まではなったかと思います。
今医療の専門学校の2年です。将来は作業療法士を目指しています。すべてにおいて色素がないため、まぶしいみたいです。この前担任から、眼振を指摘され弱視で患者さんに近くなるので、あまり患者さんに寄らないようにしないと・・・といわれ落ち込んでいます。眼の話題とそれてしまいました、すみません。
でも医療とは、あたしは、まず息子は知識を学び人を思いやり、その後に弱視とかそういうものが着いて来ると思うのですが、間違いでしょうか?弱視で眼振があると、この仕事は無理なのでしょうか?ひたすら頑張ってる息子を見てると、少しやるせないので・・メールをしてしまいました。お忙しいのに読んでいただきありがとうございました。

コンタクトレンズで両眼視時に0.5の視力が出るならば(たとえそれが0.2であったとしても)立派なものです。
視野がそれなりに広ければ、あまり心配はいらないと思います。眼振は白児症で黄斑低形成があるためでしょう。お子さんが自分が視力がよくないことを患者さんに隠そうとしないならば、患者さんとしては、息子さんが患者さんに近づくことを嫌がりはしないと思います。
むしろ相手に近づくのは、相手に対するボディーランゲージでの好意のサインだそうですから、患者さんは嫌がりはしないとおもいますが。がんばってよいPTを目指していただいてください。
  [30/202] 2009-12-08
1260233018
achuさんからの相談  [特発性視神経炎について]
義母が1年前発症しました。その時肺炎も発症しており、炎症反応が強くステロイドは使用できないと医師に告げられました。
退院後はビタミン剤の内服と経過観察の治療を行ってきましたが、一向に良くなりません。
先生の特発性視神経炎のページを読ませていただいた所、視力の回復は発症から半年で決まるとされておりました。視力の回復はもう望めないのでしょうか?何か治療方法はないのでしょうか?
お忙しい所誠に申し訳ありませんが、教えていただきたくメールさせていただきました。よろしくお願い致します。

特発性視神経炎では、ステロイドを使わなくても回復することが多く、回復しないものでは虚血性のものなど特発性以外のものが多いようにおもいます。肺炎があったとすれば、それ地共通の病因があったのかもしれません。ステロイドが早期に使えなかったから回復を逃したという考えは妥当ではないように思います。
何か新しいものが出てくる確率は必ずしも高くはないかもしれませんが、可能であれば、もう一度画像診断と採血検査から洗いなおしてみてもよいのかも知れません。
  [31/202] 2009-12-02
1259714583
アヤさんからの相談  [軽度の眼瞼下垂のようです]
2週間ほど前に、映画館で映画を観てから、右目のまぶたが下がりがちになり、なかなか戻らないのである眼科に診察してもらったところ、軽度の眼瞼下垂(手術の適応レベルではない)じゃないかと言われました。
ハードコンタクトを14年ほど使用していましたので、それが原因であろうとのことで、今後は眼鏡と、一日使い捨てのソフトコンタクトを必要なときに使うという形にし、これ以上の進行を防ぐことにしました。
が、色々調べているうちに、コンタクトの使用をやめて、点眼治療をすれば、症状が改善する例もあるとの情報も得ました。その眼科では、進行を防ぐくらいしか見込みはないと言われましたが、先生の判断ではいかがでしょうか。映画館で映画を観たときなど、以前からまぶたが重くなることはあり、それでも映画館を出れば通常通りに戻っていたので、今回もコンタクトをやめて休養と点眼などをすれば回復する希望もあるのではと思ってしまうのですがどうお考えでしょうか。
どうぞご回答よろしくお願いします。

私は使い捨てのソフトコンタクトに変えることで、数か月でかなり改善するという実感を持っています。
炎症を抑える点眼の併用も有効でしょう。はっきりした眼瞼下垂で手術なしに普通になった例も持っています。
ただし、瞳孔や血液を調べて、交感神経の麻痺や、筋無力症などをあらかじめしっかりと除外しなくてはなりません。
また、脳や眼窩部の画像診断も必要でしょう。なんとなく、ハードコンタクトを10年使っていたのだから、おそらくコンタクトレンズによる眼瞼下垂であろうなどといってはいけません。
気になるならば一度お訪ねください。
  [32/202] 2009-12-01
1259627605
TaiSakuさんからの相談  [瞬きと眼球挙上]
初めまして。小2の子供の事で相談します。4日前より瞬きの回数が増え、同時に1秒弱の眼球挙上(左上方)が頻繁に見られます。本人も目が重い感じがする、目が疲れる等の訴えがあります。精神的なものでしょうか。
既往として、5年前日脳ワクチン接種後、ADEM(疑)で入院した事があります。退院後は、特に変わった事はなく、今日まで至っております。偶然にも、その日より父親が県外への出張、学校で友達と、トラブルがありました。4日経ちますが、症状はまだあります。子供の事なので、とても心配です。よろしくお願いします。

もしかすると眼球上転発作と呼ばれているものかもしれません。
抗てんかん薬など精神神経系の薬を使っているとみられることがあります。痙攣性の共同運動で通常眼球が情報につりあがり白目をむいた状態になる発作です。持続は数秒から数時間で、脳炎後、パーキンソン病、薬物中毒などの精神神経に変調をきたした患者に見られることが多いです。それならば神経内科の医師にご相談ください。
そのほかにこのような反応は心理的な問題を抱えた時にも見られるという話が有ります。転換反応(ヒステリー)ないし、作為的なものということです。お話の質問を聞くとその可能性も大きいようですね。特に小児では心因性のものが多いそうです。
脳のMRIなどの検査をひと通りしてみて、何もなければ、心理的なものを考えて様子を見るということでよさそうですね。それであれば、しばらくして消えるようなものであるということになるでしょう。お大事に。
  [33/202] 2009-11-30
1259559989
ももさんからの相談  [癌関連網膜症の治療方法について]
今年4月に癌の手術を受け、その後視野の欠落が続き大学病院にて『癌関連網膜症』の診断を受けました。ステロイド剤を服用し、一時は若干の回復がみられステロイドを40ミリから20ミリへ減量してからまた視野の欠落がありました。このままでいくと、ステロイド剤を半年服用してるので副作用の事もあり、免疫抑制剤に切り替える予定です。ただ、そうなると癌の再発・転移のリスクはあるので心配です。主治医が言うには『カルシウムブロッカー』での治療をする病院もあると言っていたので検索した所、先生の記事を発見しました。カルシウムブロッカーでの治療の奏功はどういったものか?またカルシウムブロッカーでの治療をしてくれる病院の探し方を教えて頂けたらと思い、投稿しました。
お忙しいとは思いますが、藁をも掴む思いです。宜しくお願い致します。

視神経が腫瘍の転移で侵されたのではなく、網膜電図が低下する間違いない癌関連網膜症であるということが大事です。眼関連網膜症にはカルシウムブロッカーが有効という論文はありますが、これは残念ながらあまり効きません。網膜色素変性症の進行を遅らせる機序があるという話があって、眼関連網膜症の治療にも同様のところがるのでそれを使ってみては、という話なのです。しかし見えなくなったものを戻す力はありませんし、多数例を使った群と使わない群に分けて検討したら、進行が遅れるという程度の効果が期待できるということであるようです。
この件に関しては遠いですが、S医科大学のO教授が専門家です。体が旅に耐えられるのであれば、一度お訪ねになってみるのもよいかもしれません。カルシウムブロッカーにも何種類かあって、効くものと効かないものがあるようです。くれぐれもお大事に。
  [34/202] 2009-11-26
1259196297
tomoさんからの相談  [健康診断で乳頭浮腫(右)と診断され不安です。]
会社の健康診断で乳頭浮腫(右)と診断されました。2年前にも同じ内容で診断(その時は一番レベルが高かったと思います)され、眼科では見える範囲の検査、そして脳外科?では脳内のCTを撮り検査してもらいましたがその時は両方とも異常ありません(経過観察)でした。去年も同内容で診断されましたがレベルが低く出たのか経過観察でしたので、特に病院には行きませんでした。しかし、今年の健康診断で再度乳頭浮腫と診断され要受診でした。2年前も現在もこれと言った自覚症状はありませんが、少し血圧が高めで昔から頭痛(偏頭痛)にはなりやすいです。今回も近いうちに病院に行く予定ですが心配です。乳頭浮腫と診断されても異常がない事も結構あるものですか?よろしくお願い致します。

実際に脳脊髄圧が高くてその結果で視神経乳頭が腫れてくるうっ血乳頭と、それらしく見えるがもともと何でもないがそのように見える偽うっ血乳頭があります。脳腫瘍などによるうっ血乳頭であれば大変ですから、早めに精密検査は受けておかれるのが良いでしょう。無意味に何回もMRIを繰り返すのも無駄ですから、前回のカルテのある病院を受診するのが良いのではないかと思います。
再度、脳のすべてを調べなおす必要があるものか、眼底を見て終わりにしてよいものかの判断から診断は始まるでしょう。昨年は、程度が軽かったのではなく、検診で眼底写真を診断した医師がスルーしてよいと判断しただけではないかと推定します。検診は、異常を拾い出すのが目的ですから、少しでも疑わしい物は指摘しておくのが普通です。ですから、指示されたので検査を受けたが、大丈夫と言われたというものの比率は高く、それが検診の目的であるとご理解ください。
  [35/202] 2009-11-24
1259041902
maineさんからの相談  [母親の右目の視力が上がりません]
54歳になる母のことで相談します。母は以前は視力が良く、1.0以上でした。そのため、老眼になるのは早く数年前から老眼鏡を使用していましたが、いつもめがねが合わないと言っていました。そして、今年の夏ぐらいでしょうか、それがさらに悪くなったようで、テレビを見るのもつらいという状況でしたが、めがねが合わないからだろうと思っていました。そしてつい10日ほど前、さらにつらい状況になり、右目がおかしいと思ったらしく、眼科に行き、視力や眼圧などの一般的に調べることを程度調べた結果、右目の視力が、全く目に異常はないにもかかわらず上がらないと診断されました。右目がぼやーとしているため、本を読んだりするのも難しく、車の運転も極力避けている状況です。生活に支障が出てしまっています。10日前に検査をした病院で、大学の先生が来られるからと、同じように検査をしましたが、はやり原因は分からず、母は途方にくれています。このまま目が見えなくなっていってしまうのでしょうか?原因が分かれば対処法も分かるのに、何も分からない状況で困っています。ご助言を頂きたいと思っています。よろしくお願いいたします。

若い時からの弱視ではなくて、少し遠視気味の目なのでしょうね。
1)角膜表面に傷や混濁、表面の乱れがある?:これが見落とされることは少ないでしょう。円錐角膜なら強い乱視を示します。
2)軽い白内障?:眼鏡視力が0.6くらいならこれもありえます。眼底写真もぼやけているはずです。
3)網膜硝子体疾患:加齢黄斑変性や黄斑円孔ならば、眼底をそのつもりで見ないと以上は見つかりません。OCTで網膜断層図を見るとわかります。
4)緑内障:視野を測ると、特有な欠損の仕方をしますが、視神経乳頭にも変形が見られます。
5)視神経疾患:通常の眼科で分からず、ということならば、視神経炎や視神経萎縮、視神経を圧迫する腫瘍(大抵は眼ではない良性腫瘍のことが多いですが)など視神経から視路の疾患も低い頻度ですが起きます。この場合にもっとも参考になるのは、瞳孔の対光反応に左右の差がみられることです。これをマーカスガン瞳孔と呼びますが、これがあれば、徹底的にMRIなどで視神経から下垂体にかけての部分を調べ直します。この場合は色覚も下がるので右眼で見える赤は、左同様に鮮やかですか?と聞いてもよいでしょう。
6)視神経交叉(脳下垂体付近の視神経)より上位の視覚路の障害ならば、左右差なく両眼で視力と視野が同様に侵されるはずですからこの症例には合いません。
と、考えると5)の視神経疾患でしょうか?治療の奏功する物も、奏功し難いものもありますが、一度見ないとこれ以上の事は考えられません。都内であれば、一日かけてこちらまで来てみませんか? 近所で解決できない悩みを持って北海道から沖縄、さらには海外まで、と医院の患者さんの住所分布は広いです。くれぐれもお大事に。
  [36/202] 2009-11-20
1258689789
Wみっちゃんさんからの相談  [眼瞼けいれんによる?瞼の痛み]
現在65歳になる母のことでご相談します。現在に至るまでの経過としては、以下の通りです。
平成10年頃まばたきが頻繁に起こるため眼科を受診し、ドライアイとの診断を受けました。そして、2年くらい経過して瞼が開きにくくなりけいれん様の症状が出てきたので、神経内科を受診し、投薬を受けていましたが変化は見られませんでした。さらに、平成13年頃ボトックスを2回注射しましたが効果は見られませんでした。その後、2、3年してから瞼が痛むようになってきました。同時に、手で瞼を引き上げるようにしないと目を開けていられなくなってきました。心療内科や漢方薬なども試していますが、効果はみられていません。平成21年4月には、形成外科にて眼瞼下垂形成術(眼瞼挙筋を吊り上げてアンカーで額に固定)を受けました。術後、数か月は瞼の痛みがとれていましたが、またもとのように痛むと言います。また、瞼の開き具合もあまりよくなっておらず、手で瞼を引き上げることもしばしばです。母は、見えにくさよりも、まずは瞼の痛みをとにかく軽減したいと訴えています。痛みを軽減する治療についてアドバイスをいただけると助かります。よろしくお願いいたします。

痛みや眩しさは眼瞼痙攣の隠れた、しかし重要な症状です。ボトックスを不足が無い様に必要な量だけ打って、ドライアイをプラグや点眼で補正したうえで残る痛みはパキシルなどの経口薬剤で抑えられることがあります。しかしこの辺りの呼吸はボトックスを打ったことがあるという程度の経験しかない医師では乗りこなせないかもしれません。可能ならば当医院を訪ねていただけるともっと良くわかるのですが。お大事に。
  [37/202] 2009-11-17
1258436020
肉屋の大将さんからの相談  [瞼がおちる]
相談よろしくお願いします。2・3ヶ月前からなんですが、右目のまぶたが落ちてくるんです。最初は人と話をするときに眉間にしわがよっていると思っていたんですが、人と話をしてないときでもだんだんまぶたが落ちてきてひどいときは顔の右半分が外側に引っ張られるような感じになります。無理して目を開けようとするため、首筋から肩にかけて凝りもひどくなってしまい。なんとなく意識がフワフワした感じにもなります。脳外科でMRIとCTなどとってもらって、脳は大丈夫といわれ、神経内科では過労とストレスが原因といわれ、これといった薬ももらっていません。今は、針の低周波治療に行っていますが変化が無いです。どうしたものか悩んでいます。よろしくお願いします。

右の半側顔面痙攣かもしれません。普通、瞼が下がるという時には、眼瞼下垂といって動眼神経麻痺や交感神経のまひ、などを考えますがそれですと瞳孔や眼球の動きなどにも変化が出ます。このほかに、ハードコンタクトレンズを何十年も使った人に見られるコンタクトレンズ性の眼瞼下垂もあります。朝と夕方で夕方に下垂が強ければ、筋無力小を考えて検査します。先にコメントした片側眼瞼痙攣ですと、ウインクしたような瞼を含む顔の筋の動きが見られて、目を細めます。これは顔面神経の不随意な痙攣であって、瞼を引き上げる上眼瞼挙筋の障害ではありません。
これならば、MRIで精密にみると血管による顔面神経への圧迫が見つかることがありますが、必ず見つかるという話ではありませんので、CTやMRIが正常というのは片側顔面けいれんの除外の役には立ちません。これは眼瞼痙攣や片側顔面痙攣にボトックス治療を行っている医師をグラクソ・スミスクライン社のページで探し、片側眼面痙攣を見慣れた先生に相談されたら良いでしょう。もちろん私を訪ねてくだされば、そうであるかどうかを見極めて当日中に治療をします。
  [38/202] 2009-11-12
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ぴいさんからの相談  [鼻涙管閉塞の治療について]
3月にヘルペスが右瞼にでき、ゾビラックス軟膏で炎症はおさまったものの、涙が止まりません。眼科に行ったものの、目薬をくれるだけで一向によくなりませんでした。10月になって生理食塩水を通す検査をしてくれ、それでやっと鼻涙管閉塞だということがわかりました。右目の涙小管が上下共に入り口付近で癒着?しているとのことです。それからいくつかの眼科にかかり、治療・手術ができる先生を紹介され、本日診察を受けてきました。「癒着が一部分のみであればプラスチックのチューブを2ヶ月ほど置いて道を作る方法でいけるが、癒着が広範囲にわたっているのであればジョーンズチューブ留置術になる」、「ジョーンズチューブ留置術は手術の傷が多少残る。いつも涙目という状態は改善されるが元通りというほどにはならない。また、70%の確率で術後に調整などの手術を要する」、とのことでした。その先生はリスクを説明したうえで、「あなたはまだ若いからいつも涙目なのも不便でしょうし、ジョーンズチューブ留置術を受けた人は大抵、やってよかったと言ってますよ」と言ってました。しかし以前に見てもらった病院では、「元通りというまでにはならないようだし、あなたはまだ若いのに異物を入れてまでやるかというのは…」という意見でした。ジョーンズチューブ留置術に対する清澤先生のご所見をお教えいただけませんでしょうか?涙が止まらずハンカチが手放せない状態は不便ですが、手術の効果やメンテナンスについて不安があり、迷っています。レーシック手術についての先生のご所見をホームページで拝見し、この先生のご所見を伺いたいと思い、書き込みさせていただきます。なにとぞよろしくお願い致します。

強い結膜炎になりますと涙小管に炎症が及び涙小管の入り口付近が癒着してしまって流涙症になることがあります。流涙を止めるには涙道の再建をしなくてはなりませんが、単にブジーで貫けば良いというわけにはいきません。入口を探して小さな切開を入れ、そこからNSチューブという細いナイロンの管を通して、これを2か月くらい留置しておきます。その後これを抜くと癒着しない涙の通り道が残るというわけです。しかしまず入口を定めて小さく切開して涙小管に達するのが難しいです。次に涙小管の入口部の癒着は再発しやすいそうです。
さて、このように涙道の再建が難しい場合にプラスチックの短いパイプを瞼裂の内側の端から直接に鼻骨に穴を穿ち鼻腔に入れて置くのがジョーンズチューブです。私も東北大学にいたころですから15年以上も前ですね、私もこのジョーンズチューブのセットを買っていただきこの手術に手を染めたことがありました。失敗ということもないですが、たくさんの手術を行った経験のある医師でないときれいにというのはむつかしそうです。以前、これとは別の涙道の内視鏡技術を教える講義を学会で聞いたことがあって、その演者はたしか金沢市の病院の先生だったと思います。涙道の手術をする医師はごく少ないですから、あなたに手術を勧めてくださった医師は、もしかするとこの時の医師であるかもしれないとおもいます。その時の先生ならば大丈夫と思います。流涙が強いとすれば、NSチューブを試してみたうえでですが、ジョーンズチューブ挿入手術は経験のある術者を選んで行われる限りにおいては合理性のある手術であると思います。手術を勧めてくださった先生によく話を聞いてみてください。私はもう行いませんが、東京でならばこのような手術になれた医師は何人かいそうです。より詳細なアドバイスが個別に必要であれば、受診してご相談ください。
  [39/202] 2009-11-12
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ひろりんさんからの相談  [下瞼のけいれんについて]
11月4日に、バックしてきた車に追突されました。若干のむち打ちがあるため、接骨院に通院中です。今週の月曜日(事故から5日目)夕方から、右目の下瞼の頬骨よりやや鼻寄りの辺りが指で触って脈を打つのがわかるような痙攣を起こすようになりました。月曜、火曜は夕方の4時位から1時間ほどでおさまりましたが、水曜日になって、午前中からずっと続いています。交通事故が原因で、このような症状が起こることがあるのでしょうか。それとも事故のストレスのようなものなのでしょうか。
お忙しいところ申し訳ありませんが、ご回答よろしくお願いします。

骨折などをしたわけではなさそうなので、おそらくはストレスに伴う眼瞼ミオキミアではないかと思います。経過を見ていただくとよいかとは思いますが、記録を残す意味で来ていただけば眼瞼痙攣の気味があるかどうか検査して記録を残します。
  [40/202] 2009-11-06
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PENさんからの相談  [白内障手術後の視力低下について]
2006年に右目・2007年に左目の白内障手術を受けました。術後の視力は右1.0左1.2でした。その後右目に視力低下を感じ訴えたところ後発白内障ということで2007年にレーザー治療。2008年5月には左右視力1.0でしたが、2009年5月には右0.6左0.8。視力低下を訴えたところ近視が進んできているとのこと。白内障手術をしたらもうすすまないのではと聞いたら死ぬまで進むと言われました。今後もどんどん見えなくなっていくのでしょうか。ちなみに術前は裸眼で0.05位の強度近視で45年間コンタクトレンズでした。また他の病気又は眼内レンズ自体の問題ということはないのでしょうか。

白内障術後に視力が下がるという場合、後発白内障が生じて矯正視力(もっとも良くあった眼鏡での最大視力)が1.0以下に低下するというものがあります。これならば、ヤグレーザーで回復するはずです。(過去にレンズが劣悪で手術後数年して混濁したという報告がありました。一例だけ私も大学時代に見たことがあります。が、それは特定のメーカーで特定の型式に限られた話です。)もし、あなたのおっしゃる様にその後に視力がまた下がったとした場合、加齢黄斑変性症や、近視性黄斑変性、類のう胞状黄斑浮腫などのような新たな病気が発生していないかに注意して精密にみる必要があります。もともと近視の強い眼であったようですから、いつの間にか網膜の劣化で0,6程度に矯正視力が下がる例も少なくはありません。眼底撮影、OCT、ハンフリー視野などはその助けになり、蛍光眼底撮影が場合によっては必要です。近視が白内障術後にも進行するか?という質問には”その通り死ぬまで進行します”とはお答えし難いのですが、多少の変化はあるのかもしれません。白内障手術ではもともと遠方ではなくて1から2メートル、近視が強い患者ではもっと近くに焦点が来るように眼内レンズを選びますから、もともと近視に仕上がっているという事はありうるでしょう。セカンドオピニオンをお求めでしたら、一度御受診ください。お大事に。
  [41/202] 2009-11-06
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shiiikaさんからの相談  [2回目の質問です。]
以前こちらで質問して、的確なお答えを頂いたので再度清澤先生質問です。
娘が先天性無虹彩症で近くの病院で診てもらっていたのですが、いっこうに検査をしてもらえず、進展がないままなので1度先生に診ていただきたいのですが、以前先生のホームページを拝見してたら先天性無虹彩症のお子さんを診て本学小児眼科外来に予約し、有名なH先生に紹介状を書かれたとありましたが、うちの娘も同じ無虹彩症なので、先生かH先生に診てもらいたいのですが、出来れば小児科も定期的に一緒の病院で診てもらいたいので、先生が非常勤だと記載されてた東京医科歯科大学医学部付属病院に行こうかと思ってるのですが決めかねてます。

センターのH(A)先生が、遺伝子診断まで出来てお勧めですが、おそらくずっと主治医として見ていってあげるという対応はしないと思います。初診もその病院の主任ではないいずれかの医師の診察を受けるまでに予約で3月以上先になると思います。
不学でも特に先天無虹彩を見られる医師がいるわけではないです。必要ならば私の南砂の診療所をお訪ねくださることをお勧めします。そのうえで、もっとも適切な医師に紹介をして、専門的な評価と何か可能ならば治療につながる何かが教えていただけるかどうかの手配をしたいと思います。
  [42/202] 2009-11-04
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まやさんからの相談  [パーキンソン病による眼への影響について]
私は30歳くらいに手の震えが発症しパーキンソン病と診断されました。最近1年前ぐらいから、眼が2重に見える事が時々起こるようになりました。同じところをじっと見ていると重なって見えてきます。最近はパーキンソン病の薬の効力が無くなり動作に症状が発生すると、眼が2重に見えたり、右目に違和感を感じます。眼については眼科で診療を受けました、右目右下の眼球筋が弱い事による複視と診察されました。プリズムでのずれを調節する方法、手術での治療と案を頂きましたが、症状は常に出ているのでは無いため様子を見ていく事となっています。神経内科、眼科の両先生は、過去に症例が無いようで原因不明です。
『清澤眼科医院通信』「259 パーキンソン病の視覚症状、眼症状」(http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/50709438.html)
拝見いたしました。2点ご質問させていただきます。ご教示ください。
■上記の状況で原因究明する方法をお教えください。
「視覚誘発電位(VEP)および網膜電位図(ERG)」とありますが、どのような検査でしょうか。
■パーキンソン病が原因だった場合、治療方法、もしくは一時的な処置。「眼鏡で片目を隠す。」方法とありますが、視野は狭くなるのでしょうか。
このまま、何も処置をしなかった場合、どうなるのでしょうか。
以上、お忙しい中、恐縮ですがご回答をお願いいたします。

パーキンソン病の眼症状の記事を見てくださったのですね。ありがとうございます。
まずパーキンソン病にかかるには30-35歳というのは年齢がかなり若いと思います。遺伝性の脊髄小脳変性などが隠れていないかを洗い直しておきたいですね。
眼筋麻痺はパーキンソン病の症状としてはあまり重視されてませんが、患者さんをつぶさに調べるとしばしばこの疾患では見られる症状です。眼位と眼球の運動ををヘスチャートで調べて、それなりのずれがあれば、ものを読む位置(中央の少し下)あたりを中心に実際のずれの半分くらいをプリズムで寄せてやると患者さんには喜ばれるようです。これはよほどプリズム眼鏡の処方に慣れた技師でないと自信を持って処方できず、また時間もかなり掛けないとうまくできません。ずれが自覚されたりされなかったりという事は確かにありますが、おそらく無理をして合わせていますからプリズムで左右の目に映る絵を地下図ければ、疲れはずっと減ると思います。ずれが不安定であったり、大きすぎれば、片目をふさいでしまいます。遠い近いがわかりませんが、歩行や軽作業には困らぬ視野が残る数です。
VEPは光刺激で洗われる脳波を見るテストです。点滅する光を当てたり、チェスの板のような模様の画面を反転させて5分ほど脳波を取ります。またERGは網膜の電気活動を見る検査で、検査用のコンタクトレンズを載せて置いて強い光を当てた瞬間に網膜に現れる電位を記録し、これも15分くらいで終わります。いずれも網膜や視神経の機能を見るものですから、複視の検査には必要が少ないと思いますが、視野欠損など何か別の症状があるのでしょうか。
可能ならば一度ご来院の上、症状をご相談ください。
  [43/202] 2009-10-30
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ももさんからの相談  [治療法]
6年前に右目に視神経炎を発病し、ステロイド療法を行いましたが、わずかに物陰は分かる程度の回復したものの、文字などは読めない状況です。当時、虚血性視神経症とどちらか分かりにくいということで、現在もどちらかはっきりした診断はついていません。東洋医学なども試みましたが効果がなく、時間は経ってしまいましたが、治療法は他にはないのでしょうか。医師に大阪大の電流を流す療法を聞きましたが、急性期の時期でないと効果がないのでしょうか。少しでも可能性のあることは試したいと思っているのですが。

視神経炎や緑内障が古くなって萎縮になると、元が虚血性か炎症かは確かに判別できなくなります。緑内障も眼圧が高くないタイプは紛らわしいです。大阪の電気刺激という話は、私は詳しくは知りませんのでご興味がおありならば大阪大学に直接お問い合わせください。実際に診察すれば、なにがしかコメントできるかもしれませんので可能ならばおいでください。お大事に。
  [44/202] 2009-10-28
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りんごさんからの相談  [視神経管骨折について]
お忙しい中申し訳ありません。大学院生の者です。
二週間ほど前自転車で横転し左前頭部を強打して左目の視力を失ってしまいました。
すぐに病院に行き見てもらったところ視神経管骨折と診断され、入院してステロイドの点滴をうちましたが全く視力は回復しませんでした。
先生とお話ししたところ事故直後から光の感覚さえない場合は、手術もステロイド療法も効果の期待が薄く、回復は難しいとのことでした。
清澤眼科医院さんのホームページ等も拝見してやはりそうなのかなあと思いましたが、他の医者の意見も聞きたく質問させていただきます。やはり治療法はないのでしょうか?
(●●大の電流を流すという療法もそこまでの効果は期待できないのでしょうか?)

確かに、視神経管骨折で視力が全くない場合には視神経管解放手術はしないというのが公式見解です。
やったら少し光が見えたという報告はなくはないかもしれませんが。
わたくしも、若い患者さんでしたのでなんとかと無理に耳鼻科に頼みこんで、やってもらったことががありましたが、
全く光は戻りませんでした。大阪の気刺激も無光覚の例には効果は少ないと思います。
まあ、やるとすれば後は視神経管解放手術しかありませんので、眼科と耳鼻科の先生によくご相談ください。
遠くはないので、来てくだされば、よく見たうえでセカンドオピニオンとしての助言を致します。
  [45/202] 2009-10-27
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Torontoさんからの相談  [幼児の上瞼部強打による眼球損傷について]
お世話になります。昨日1歳半になる娘が地上から60cmの高さに固定された乗物籠ごと斜め方向に地面に落下し、金属製置物のエッジに上瞼を強打しました。左上瞼(眉毛の直ぐ下部)を横に2.5センチ程深く切り、アクシデント直後には患部から激しい出血有。意識はしっかりしていた為、そのまま近くの緊急センターで処置をしてもらい3針縫合しました。丸一日経過した今、患部の腫れはあるものの眼球に充血は見られません。頭部の強打、また眼球への強打も疑われる為、専門機関での精密検査を受けるべきでしょうか。その際特に確認すべき項目はどのようなものが対象になるのでしょうか。どうぞご教授お願い致します。

それは心配ですね。
瞼や顔面が切れると激しく出血しますが、皮膚の裂傷だけならば比較的安全です。その際に問題となるのは、
1、眼球が切れていないか?眼球壁が切れていればすぐに手術でふさがねばなりません。
2、眼底に出血がないか?瞳孔を開いて眼底を見ます。眼底に脈絡膜破裂などの出血があれば眼球壁が切れてなくても視力が低下することもあります。
3、また、全房出血(角膜後方での出血)やレンズの亜脱臼(眼内のレンズが外れかけた状態)などが起きたり、外傷性の白内障(眼内のレンズの濁り)が起きることもあります。
4、視神経管の骨折がないか?視神経が障害されますと、瞳孔の対抗反応が左右違ってきますので推定ができます。
5、眼球運動は侵されていないか?眼球運動神経のまひや眼筋の障害では斜視が起きます。各方向を見た時に眼球がきちんと同じ方向を向いているか?を見るとわかります。
6、また、弱視といって、眼帯をすると子供の目は見えなくなってしまいます。子供の目に眼帯をしてはいけません。瞼を開いて両眼で見させておかなくてはいけません。
トロントならば眼科医も大勢良い医師がいるでしょう。まず眼科を受診し、必要なら小児眼科の医師を紹介してもらってください。
  [46/202] 2009-10-21
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じゅごんさんからの相談  [幼児の近視]
はじめまして子供の近視について相談します。3歳半の子供なのですが、6月に近視と診断され屈折度数が両目−1.5 視力はその時で違うのですが大体0.3〜0.5ぐらいです。(毎月検診に行っています)診断されてから毎日朝晩ミオピンを点眼しています。
9月までは進行しなかったのですが、今月の検診で屈折度数が一段階進んでいることがわかりました。(テレビはほとんど見せていませんし、本など読むときには姿勢に気をつけています)
まだ3歳と小さい子なので今後どこまで悪くなるのか不安で仕方ありません。ネットで調べていると幼児からの近視は病的近視とか不安なことがいっぱい書いており、毎日眠れない日々をすごしております。通院している眼科では近視は病気とは思わないことですねって言われておりますが、不安は消えません。どこまで悪くなってしまうのでしょうか?どんなに悪くなっても矯正視力で1.0は見えるのでしょうか?今後気をつけることなどありましたら教えてください。忙しいところすいません。よろしくお願いします。

このような小さい子供に毎日朝晩ミオピンを点眼というのは聞いたことがありません。ご両親があまりに近視治療に熱心なため主治医が何かを処方せざるを得ない気持ちになってこの様な処方をさせられているのではないでしょうか?ミオピンの成分はいくら薄めてあるといっても何しろメチル硫酸ネオスチグミンですからね。この薬剤についてネットをググってみたらあまり使いたい薬ではないことがわかるでしょう。そこまでして近視の治療をするのは考えものです。私ならば3歳の子供にはミドリンMもミオピンもどちらも普通は処方は致しません。親があまり真剣になりすぎるのはかえってよろしくないと思います。
  [47/202] 2009-10-20
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はるさんからの相談  [視野欠損]
先月こちらでお尋ねしましたが、症状や検査内容から考えられることを今一度教えていただけないでしょうか?
症状は暗くても、明るくてもピカピカ光って見えることと、瞬きをすると残像がいくつか残りひどく残像が残るところはフラッシュをたいたように見えその部分は視野が欠損しています。少しずつですが視野の欠損は大きくなっているようです。患者の気持ちをさかのぼってみましたら、症状はアズールとにているようなきがします。今まで受けた検査は頭のMRI、眼科では眼圧、眼底、OCT、視野検査などでいずれも異常はありません。
来週、大学病院で造影検査の予定です。残像や視野欠損がひどくなっているようですが、大学病院は予約がいっぱいでスムーズに検査が受けられず心配です。情報が少ないですが、よろしくお願いいたします。急ぐ必要がなければいいのですが・・・

大学では視野の検査でさえも予約ですから、そのようなことがあるでしょう。何でも大病院という多くの患者さんの嗜好が作ってしまった無用な渋滞です。当医院では視野もOCTも大抵はその日にまっている間に入れます。その日にやらないとすれば、終業まじかに飛び込んで見えた患者さんか、その患者さんへの一日の検査数が多すぎると私が感じたケースです。さて、アズールはありうる診断でしょう、それならばなすべき検査は局所ERGで、最近ではOCTでIS−OSラインの消失が見られるということになってはいますが、その見解に私はやや懐疑的です。やはりその診断には局所ERGがよさそうに思われます。
  [48/202] 2009-10-20
1255998651
オレンジさんからの相談  [眼瞼挙筋にも痙攣はおこるのでしょうか。]
お忙しいところ大変申し訳ありません。どうぞ宜しくお願い致します。私は、左瞼が重く、開けづらく、両瞼手術した方が良いということで、下垂と痙攣の手術をしました。手術後、左瞼の重たさは治りませんでした。又、新たに右瞼に痛みが生じました。その後、両瞼修正手術もしました。左についてなのですが、左瞼は、例外的な片側の(強い)眼瞼痙攣と複数の病院で診断されているのですが。重たさがひどくなってくると、左瞼のみ、目の周りから、ぎゅっとするので、ボトックスを打ちました。ぎゅっとするのは良くなりましたが、重たさは、依然として、全く改善されません。(目がぎゅっとする→まぶたが重くなるというよりかは、まぶたが重たいため→ぎゅっとしてくる→重たさが増す です)
そこでお伺いしたいのですが、痙攣というのは、眼輪筋のみならず、眼瞼挙筋にも生じることはありえますか。何かで読んだことがある気がしまして。またもしも、そのようなことがありうるなら、どのような症状が出ますでしょうか、治療はどのようにするでしょうか。何卒宜しくお願い致します。

眼輪筋にあるような痙攣は上眼瞼挙筋にはないと思います。あってその筋が働けば瞼があがる方向に動くはずですから、あなたが考えている動きとは逆に動くはずです。瞼を下げる筋は上にも下にも一回りの眼輪筋のみですが、実際に動く瞼は上だけで、下は固定されていて動きません。
  [49/202] 2009-10-19
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Takaoさんからの相談  [視神経]
長男中学生の相談です。出生時の後遺症のため視神経、両側にダメージがあります。時々光のようなものが見えることもあり、他にも今までいろいろありました。小児神経に受診していますが、視力も悪くメガネを作っても合わず困っています。最近、網膜にもダメージがあるといわれました。メガネをしても効果は期待できないといわれました。視能力を詳しく検査希望ですが、現在の主治医も専門ではないので分からないと言っております。
以前もいろいろな先生に相談しましたが、見る力がどのくらいあるのか検査する方法は分からないと一様にに言われています。
最善の方法をお伺いしたくてメールされていただきました。よろしくお願いいたします。

御相談の向きわかりました。まず患者さんが検査に協力できるか?知能水準や理解その他がどうか?ですが、協力できるならば、網膜電図と視覚誘発電位をみます。しかし、光がわかるか分からぬかという程度の反応であるならば、その結果を見るまでもなく、今後の予後は推定できそうに思われます。神経眼科ないし小児眼科の得意な医師にご相談ください。おいで頂ければ、拝見して、評価の方法も考えますが。
  [50/202] 2009-10-14
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とんさんからの相談  [まぶたがピクピクの表現]
以前より、左右両方のまぶたがピクピクする症状があります。それ以外の症状はありませんが、洗顔、あくび、くしゃみ等で誘発され非常に不快です。いくつかの眼科や神経内科で見てもらいましたが、軽い眼瞼痙攣という診断もあれば眼瞼痙攣ではなくミオキミアという診断もありまして、どちらかわからずしっくりきません。先日、雑録顔面痙攣というサイトを見たら、初期と後期の瞼の動きがアニメーションで表現されてまして、私の場合は、初期の動きに似てると感じました。私の場合は、左右両方なので顔面痙攣ではないと思ってます。お聞きしたいのは、このサイトの初期の瞼の動きのような症状は眼瞼痙攣では、発生しますでしょうか?お手数ですがサイトを拝見頂き、ご意見頂きたくお願い申し上げます。

http://www003.upp.so-net.ne.jp/Thaz6/hfs/index.html
に示されている動きは一見ミオキミア様ですが、ミオキミアか片側顔面痙攣ないし眼瞼痙攣かを見分けることは実際には容易ではありません。ミオキミアならば、2週間くらいで特に何もしなくても消失しますから、ミオキミアだったのでしょうと後からいう事は比較的容易にできます。しかし、視診だけでミオキミアであると言い切ってしまい、画像診断を省略するのは大変危険です。
そのようなわけで、患者さんが2週間以上持続する瞼の不随意な動きが不快であるとおっしゃり、それを止めるためのボトックス治療代を負担することに同意してくだされば、私ならば、MRIなどの画像診断で小脳橋角部にできる聴神経腫瘍やシスト(嚢胞)など脳外科に渡すべき患者さんを除いて、私は眼瞼痙攣または片側眼瞼痙攣の診断を付してボトックスの治療に直接進むことが少なくありません。ポイントは
1)診断を言い渡す前に画像診断が必要。2)筋無力症などの除外もしておくべきです。3)そのうえで止めたいくらい強い筋の攣縮ならボトックスの投与は可能の3点です。
やはり患者さんを相対で見ないと診断ができません。眼瞼痙攣を多数みて定常的にボトックスを打っている医師にご相談ください。当院をお訪ねくださるならば、電話でご予約の上早々にご受診ください。
  [51/202] 2009-10-14
1255480452
kazuchi3300さんからの相談  [片眼のみ歪んで見えるようになり困っています。]
突然ですが日常生活に支障があります。ご相談させてください。3年ほど前から罫線の一部だけ飛び出る(盛り上がる)様に見えることがあったため医師に相談したところ、ドライアイということでしたので、放置していました。しかし、1週間ほど前から右眼のみ文字や線が歪んで見えるようになり始め、症状が悪化しています。両目では歩行も困難なため、右眼を眼帯で塞いでいます。散瞳を開き黄斑を検査しましたが過去に負った負傷が治りつつあるとのことですが、そのようなけがを負った記憶もなく、治療の対象ではない程度とのことです。私としては症状が進行してしている様に思えることから別の要因(病気)ではないかと考えていますが血管造影検査などでも診断がつかない場合は、何の病気と考えられるでしょうか?

黄斑前膜と呼ばれる網膜の上に膜が張って網膜がひきつれる疾患や、網膜の下に水がたまる中心性網脈絡膜症などが考えられます。まず眼底を見て、次にOCTをとってみて、さらに治療に必要なら蛍光眼底撮影で確認することができます。
241 網膜前黄斑線維症、網膜前線維症、網膜前膜、(黄斑上膜、マクラパッカー)
http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/50695037.html
および、
38 中心性漿液性網脈絡膜症
http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/50361768.html
もご覧ください。具体的な話は実際に見ないといえませんので、かかっている医師にお聞きになるか、あるいは予約電話を入れていただき当院をお訪ねください。
  [52/202] 2009-10-09
1255065038
うつこさんからの相談  [甲状腺眼症といわれましたが]
今年5月目がごろごろする症状で眼科にかかったところ、眼球の動きが悪いといわれました。その後8月から二重視が始まりました。MRI検査で筋肉が炎症でパンパンに張れているといわれました。このままだと視神経が押しつぶされて、失明する可能性もあるといわれました。ステロイドを全身に投与するパルス療法しか治療法はないといわれました。(これには ステロイドによる副作用がいくつかあるとういことでした。)バルス療法でだめなら放射線ということでした。それでも炎症が治まるだけで治療が遅いと瘢痕が残るかもしれないともいわれました。そこで、疑問と質問ですが。
・目の部分の治療なのに全身にステロイドを投与するというのは無駄で危険が大きいと思うのですが。 
・本当にこの治療法しかないのでしょうか。
・通院では治療できないのでしょうか。
・今思い出したのですが目がおかしいと友人に指摘されたのは昨年の12月でした。そしてその頃からコンタクトレンズをつけると違和感があってつけるのを止めていました。その頃から障害が始まっていたのなら、もう手遅れなのでしょうか。例えば、瘢痕は必ず残るというような。あるいは
お忙しいところ 申し訳ありませんが、ご回答いただければ幸いです。

残念ですが本気で治療するにはステロイド全身投与が標準的な治療です。そのステロイドの量も多いので、安全の為には入院が必要です。この疾患では炎症が治まっても筋肉の腫れがひかない事も少なくはありません。甲状腺以外に、外眼筋に炎症が起こる原因には筋炎やリンパ種等が考えられます。
62 甲状腺眼症と眼窩筋炎
http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/50445877.htmlをご覧ください

疾患がさらに進行すれば、眼球を動かす筋肉である外眼筋に肥厚が起こり、上下や左右の複視を訴えます。この複視が眼科受診のきっかけである患者さんはまれではありません。
○ この場合には甲状腺機能のコントロールをつけた上でのステロイド投与と放射線治療が行われます。そして半年くらい炎症を沈静させてから斜視の手術を検討することも考えられます。
◎ また、疾患がさらに重いと眼球を上下左右に動かす眼の周りの筋肉の肥大によって視神経が圧迫されて視神経障害が起き、急激に視力が低下する場合もあります。
○ 米国では、殊にこの甲状腺疾患に関連した視神経症の発生が多く、“視神経症が起きた患者を見たら、土曜日の午後でも眼窩の形成外科専門医を動かして、圧迫の解除手術を即刻させなくてはいけない。“と教えられました。しかし、日本にはそのような患者さんはほとんどいませんでした。
  [53/202] 2009-10-06
1254807616
たくさんからの相談  [視神経の炎症について]
こんばんは。知人の事なのですがわらにもすがる思いですので、ご返答お願いいたします。
15歳の女の子ですが、ひどい頭痛のあと、突然片方の目が全く見えなくなってしまいました。総合病院での検査の結果は、詳しくは聞いていませんが、視神経の炎症だと言われたそうです。現在、薬を投与していて、今日は、強い薬を投与したようですが全く視力は戻っていない。との事です。大好きな、運動で進学する高校も決まりこれから、という時にこんな症状になってしまい、何とか治してあげたいのです。眼科の名医で検索した結果、ここにたどり着きました。どうか連絡を下さい。お願い致します。

視神経の炎症(視神経炎)、強い薬の投与(ステロイドパルス治療)と読むこともできますが、強い頭痛とか、治療後も全く見えてこないとかという部分が少し違うようにも思われます。
清澤眼科医院通信52 特発性視神経炎
http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/50427479.html
をご覧いただけますでしょうか?

その概要は、”典型的な視神経炎は15-45歳までの年齢層に発生することが多く、その75%は女性。急性の視力低下を主訴に発症し、多くの患者では眼球運動痛も訴える。視野は従来中心暗点。視力、眼圧、眼底検査(眼底写真)および視野検査を行って診断を確定した後、MRI検査を勧める。現在行われる治療のもっとも標準的なものはステロイドパルス療法。これは大量のステロイドを3日程度連続して点滴で与え、以後漸減してゆくもの。この治療の結果数日遅れて視力の回復が見られることが多い。典型的な視神経炎の患者では10年後にも視力が1.0以上を維持する確率は88%と言われていて、比較的その予後はよい。しかし、最初から視力の低下が激しかった眼では視力の回復の確率が低くなる。”というものです。
  [54/202] 2009-10-01
1254357390
ピクコさんからの相談  [ミオキミアについて]
お忙しい所申し訳ありません。もしおわかりであるようでしたら、教えて頂けないでしょうか?
ミオキミアは眼にしか症状がでないのでしょうか?例えば口の周り、頬などにはでないのですか?私は、ミオキミアの症状だと思うのですが、この頃口や頬も小刻みに痙攣します。症状がではじめてから、まだ2ヶ月ぐらいです。神経内科にみてもらいましたが、この時点ではまだ、わからないとの事でした。ただ、眼の症状は落ち着いてきてはいて、その医者も目はミオキミアだろうというのです。MRIでは、異常なしです。片側顔面けいれんになってしまうのではないかと心配です。

眼瞼ミオキミアは数週以内に消えることが多いです。口の周りなどにも出てもよいですが、片眼顔面けいれんとの鑑別に注意することと、止めたければ、注射してしまえば、ミオキミアなら再発はしないでしょう。
  [55/202] 2009-09-29
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Foxオヤジさんからの相談  [目が開かない]
うつ病と診断され7年、双極性障害と判明し2年、薬を長期服用しています、5年前から口のメイジュや瞼が開かない症状が出ましたが当時はどこで診療しても異常なしと
双極性障害と診断され薬が変わったせいか?口のメイジュ症状はなくなり、2年前から国立病院で開眼失効と診断、眼瞼痙攣では?とボトックスを試してみたくS病院でも見てもらいましたが、受診時は発症なくビデオも持って行きましたが、近所の眼科へ(昔は眼科では見て頂けませんでした)ボトックス計2回、効果は1週間も持たず、今は精神科でアーテンを出してもらい、この件の通院をしていません
職業運転手なので今は休職中、改善なければ失職です
サングラスや開眼失効としてクラッチメガネなど試したいのですが、手術でも
東京では私の医療証(県が医療費を全額負担)が使えなく、どこに行けばよいか

医療証があれば他県のものでも有効のはずです。眼瞼痙攣には個人差が多いのでさまざまな症例を経験していないとなかなか対応できないと思います。それでも1-2割はボトックスが効かないとおっしゃる患者さんがいて、苦慮するところではあります。一度ご来院をお勧めいたします。
  [56/202] 2009-09-28
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りんりんさんからの相談  [眼瞼下垂と埋没法]
仕事は8時間みっちりパソコンを使う仕事です。目の疲れと肩こり、があります。瞳の3分の1くらいがまぶたで隠れる状態、瞼上部がくぼんで目がギョロッと繰り出してるかのような状態、の目で埋没法で目の開き率をあげようとしました。左はなんとかあがりましたが目の開きは大きくなりませんでした。二重としての筋
がはっきりついた、かんじです。が、右目は日に日にラインが薄くなり、元の状態に戻りつつあります。今は、左がくっきり二重ライン、右はうすいラインで二重の幅も広いです。執刀医に相談したところ、右目のほうが脂肪が多く、眉の上を抑えると目があきずらく、眼瞼下垂なのでこれ以上埋没法ではどうにもできない、と言われました。眼科で保険適用で眼瞼下垂の手術をしたほうがいい、とのことでした。埋没法は3点どめ、今後の希望としては、目の大きさを正常なものにし、かつ二重とできれば逆まつ毛もなおせたら、そして左右がバンランスよく、同じ眼の開き、二重幅になることです。眼瞼下垂の保険適用での手術は、この今の状態から可能でしょうか?
■埋没法前に眼瞼下垂の目であることは説明をうけていました
■上がる可能性にかけてみて3点どめでしてもらったんですが、うまくいかなかったようです
■埋没法は一般の美容整形外科で行ってもらいました

若いご婦人の眼瞼下垂や2重瞼の手術は術後の不満が残る例が多く、苦慮するところです。それで私自身はここ数年自分で行うのをやめました。実際に患者さんを見て再手術の適応がありそうならば、知り合いの大学の美容形成外科医に個別に保険診療での手術の可否を問い合わせる紹介をしますので、一度後受診ください。
  [57/202] 2009-09-25
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太郎さんからの相談  [左網膜変性症と左網膜脈絡膜欠損との関係について]
初めまして。太郎と申します。
健康診断にて眼底カメラにてあまり聞き慣れない疾患について指摘され、心配になり質問させて頂きました。まず、1年位前に職場にて受診した健康診断にて初めて眼底カメラにて眼底の撮影をしました。その時に使用した機材は、黒幕を顔にかぶりフラッシュを光らせて撮影するものでした。その時には、左網膜変性症の所見ありと指摘されました。1年が経過し、再度健康診断にて眼底カメラの撮影をした所、左網膜脈絡膜欠損の所見ありと指摘されましたが、1年前に指摘された「左網膜変性症」にては指摘されませんでした。その時には、明るい部屋の中で撮影をしました。そのときには、フラッシュなどは光りませんでした。健康診断での検査結果の正確性(誤診の可能性など)や、疾患の詳細や治療方法など、ご教授頂ければ幸いです。あまり聞き慣れない疾患だけにとても心配しています。また、以前に同じ健康診断を受診した機関にて、レントゲン撮影にて左肺門腫と診断され再検査をした結果、CTでの撮影では異常がないといったこともあり診断結果の信頼性について少し??の状態でもあります。それから、専門の領域ではないかもしれないですが、左網膜変性症または左網膜脈絡膜欠損のどちらか一方でも再度検査の結果所見が認められる場合に、医療保険に加入する際の妨げになるのでしょうか?告知義務についても気になっています。どうかアドバイスをよろしくお願い致します。
1度目の検査時に使用した機材:http://www.fujita-hu.ac.jp/~sfujii/satuei/satuei21.html
2度目の検査時に使用した機材:http://cweb.canon.jp/medical/ophthalmic/lineup/cx-1/features.html
何卒よろしくお願い致します。

網膜の変性だけで、網膜に破れがなければ、まず将来失明につながるかもしれないなどの心配はいりません。眼底を写真ではなくて実際に散瞳して見た場合、この診断がつきやすいですが、写真
ではその変化は写真に写りにくい周辺部に多いのでそれを写真で見つけて指摘するのは難しいです。網脈絡膜欠損(コロボーマ)は、本当は網膜の先天性の形成不全が一部にあるために、網膜やその下の脈絡膜が薄く萎縮したような時につける病名ないし変化の名称ですが、なんだかおかしいなー何と名前を付けて異常に加えようか?と精密検査を勧めるというような時にも使いやすい病名です。場所は周辺よりも獅子いねいの周囲など中央に近い所に多いかもしれません。というわけで、網膜格子状変性と脈絡膜萎縮本来は全く別の病名ですが、この両者が健康診断の眼底写真の所見として使われている限りは、おそらく同じものを見ていると考えてよいのでしょう。また、検診の眼底写真の読影では正しい病名をつけることよりも、再検査が必要という事を患者さんと眼科医の途中に入って報告文書をまとめる事務員と、これが一番大事なのですが検査を受けた患者さん自身に”聞いてすぐわかる短い言葉”で書くことが必要です。ですから、医学的には正しくても”中心性漿液性網脈絡膜症”などのややこしい病名は極力避けて、”網膜変性”などという単純な病名を選ぶことがあります。いずれにしろ、ドックや社員健康診断は異常が疑われるのを広範に拾い上げて眼科を受診せよという警告をだすのが目的で、”詳しい事は眼科医を改めて受診したうえ説明や治療の指示を求めてください。”というのが基本的な考え方です。
何れも現在の眼鏡での最善の視力が0.5以下に下がっていて、すぐに白内障の手術を勧められたというようなものでなければ、保険加入の告知義務に含まれるようなほどのものではないと思う、というのが私の私的な見解です。お大事に。
  [58/202] 2009-09-19
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たまさんからの相談  [潰瘍性大腸炎と外眼筋炎との関係について]
3年前に左眼の突発性外眼筋炎と診断され、ステロイド内服中ですが、減量中に他の外眼筋も腫れていき、現在も複視がある状態です。今年の8月に人間ドックで大腸の精密検査を行ったところ、「潰瘍性大腸炎」の疑いがあるとのことで、ひとまずペンタサを処方されました。粘血便が続いているのですが、今は緩解期に近い様子で、たまたま眼の治療にステロイドを服用していたため、腸炎にも効果があった可能性があると言われました。潰瘍性大腸炎は、眼に合併症が起こる場合があると言われたのですが、外眼筋炎もその可能性があるのでしょうか。可能性がある場合、腸炎を主に治療することが外眼筋炎の治療にもつながるのでしょうか。また、潰瘍性大腸炎でステロイド離脱が難しい場合、「白血球除去療法」という方法もあると聞きましたが、外眼筋炎にも有効な治療なのでしょうか。

それは御心配なことです。
潰瘍性大腸炎の目の症状は眼筋の炎症ではなくてぶどう膜の炎症つまり無菌性の眼内炎ではなかったかと思います。
甲状腺疾患と筋無力小の合併など自己免疫性の疾患ではクロスリンクがしばしばありますから外眼筋炎と潰瘍性大腸炎の合併も探すと報告はあるかもしれませんが聞いたことはないです。
なお、外眼筋炎はSLEや、潰瘍性大腸炎、シェーグレン症候群などほどに疾患概念のしっかりした疾患ではありません。
ほかにはっきりとした病名の病気があっても、外眼筋に炎症があるので単に眼筋炎と呼んでいる可能性もあります。
血液中の抗体を除く目的で行われることのある透析や血漿交換などに関しては知識がありませんのでお答を控えます。
世界で10例以下ですが、眼窩筋炎と潰瘍性大腸炎の合併例の報告があると記載した一レイン報告がありました。
フランス語の論文で詳細は不明ですが、その症例では、消化管の症状は落ち着いたが眼症状は残ったというようなことが書いてある模様です。
Ulcerative cclitisとorbital myositisをグーグルで見るとたどり着くことができます。
お大事に
  [59/202] 2009-09-19
1253326085
めぐさんからの相談  [複視があります]
初めまして。複視について調べていたら清澤先生のブログにたどり着きました。いくつかのページを読ませていただきましたが、自分の症状に似たものが無く、質問させていただきたいと思います。
健康診断に於いて、全く異常はありません。
7月の始め頃からですが、物が2重に見えるようになりました。特に寝起きのズレが大きいのですが、ある程度時間が経てば、目線より下は焦点は合ってきます。でも、上目使いではずっと2重に見えています。7月23日に近くの眼科で始めての診察を受けました。視力は両眼1.5、眼圧・眼底、眼球の色や血管等、全く異常はありません。その後「眼球運動検査」「視野検査」「MRI」も受けましたが、特に異常はありませんでした。 今はメチコバール錠を服用しています。  診察開始から、悪い状態にはなっていませんが、良くもなっていません。 かかりつけの眼科医からは、表面の問題ではなく、中の異常が疑われるという事で、「神経眼科」の診察を受けるように勧められました。 近いうちに診察に出向くつもりでいますが、何が原因で、病名が何か?とても不安に思っています。よろしくお願いします。 

ご相談にお答えしましょう。
連休前で御心配のことでしょう。
脳に画像上の異常がないならば、甲状腺疾患や重症筋無力症の眼筋型などの全身性の筋に影響する疾患も考えられます。
また、滑車神経麻痺や動眼神経麻痺など神経の麻痺でも上下のずれが起きます。
上を見てずれるとのことですから上直筋か下斜筋かに麻痺があるかとも考えられます。
それならば、動眼神経の不全麻痺でしょうか?それですと、瞳孔が麻痺して眩しかったり、瞼がそちら側で下がったりすることもあります。
幸い痛みはないようですが、痛みを伴う眼筋麻痺では脳の動脈瘤のこともありますからご注意ください。
糖尿病や高血圧ではMRIに変化が来るほどの広い範囲の虚血でなくても小さな虚血を起こしやすく複視を起こす程度の眼筋麻痺が起きます。
その辺りから考え始めて、原因を探してゆくのが神経眼科のお仕事です。
神経眼科医を早めに受診されますように。
  [60/202] 2009-09-16
1253096708
こっこさんからの相談  [教えてください]
いろいろ検査しましたが、原因不明の慢性虹彩炎が片眼にあり、何年も毎日、リンデロンAを、点眼しています。
リンデロンを点眼しているせいか、最近は、眼圧も上がらず、落ち着いています。
世間では新型インフルエンザが流行っていますが、もし、私がインフルエンザになったとしたら・・・
目の炎症もひどくなったりするものなのでしょうか・・
インフルエンザが、目に影響するかと思うと、不安です。

リンデロンAは抗生剤の入った強いステロイド点眼薬ですのでぶどう膜炎があっても通常は2カ月以内で止めたいです。
そう長い間使うべきものではありません。
眼圧が上がらないのは良かったですが、フルメトロンなどに換えるか、あるいは一日の中での点眼回数を減らしてゆく指示を主治医に求めてください。
眼圧が上がらなくても白内障になりやすくなったりするような副作用の恐れもありますので。
ステロイド点眼中であるからと言ってインフルエンザになりやすいとかという事はないと思います。
くれぐれもお大事に。
  [61/202] 2009-09-16
1253077303
キョンさんからの相談  [網膜色素変性症の合併症]
こんにちは
網膜色素変性症を患って8年になります
私は8月に出産しました
妊娠がわかり少したった頃から裸眼0.8あった右目の視力が0.3まで落ちてしまいました
いつも通っている眼科では
「網膜色素変性症の合併症による網膜黄班部の浮腫」
といわれました
RPに稀にある合併症だと‥
その眼科では詳しいことはお話できないとの事で大学病院を受診するように勧められ、紹介状を書いていただきました
しかし、今赤ちゃんを抱え、インフルエンザの危険の中受診に行けず、この状態が手術できる物か、治る物なのかわからず毎日悩んでいます
左目の視力はもう0.05しかなく、右目に頼ってきたので日常生活にも支障がでてきています
稀な合併症と言う事で何の情報もなく不安でいっぱいです
何か情報をいただけるととても嬉しいです
よろしくお願いします

御心配の状、よくわかりました。
網膜色素変性症というのは、網膜が変性萎縮する疾患で、家族性に発生することもあります。通常は視野がドーナツ状に欠けてきます。
その結果、視野の周辺部(周り)と中央の30度くらいは良く見えるのですが、中間周辺部に見えにくい部分ができてきます。
これと同時に、うす暗い所で見えにくい(夜盲)という現象が起きてきます。夜のお祭りで家族といったのだが自分だけ暗くて歩けなかったなどといいます。
また色の区別もつきにくくなります。眼底写真や特殊な眼底写真それから網膜電気図などを参考にその診断をつけます。
非常にゆっくり進行する疾患で、しばしば一生の間、生活するのにあまり不自由の少ない視力を保ちます。しかし患者さんによっては、若いうちから中心の残った部分が侵されて、矯正視力まで下がってしまうことがあります。
あなたの場合は診断が違っていなければそのタイプかもしれません。
その最後の視力低下の時には、網膜の中央部分である黄斑部に網膜の浮腫が現れるので、その場合には利尿剤のダイアモックスなどを内服で使います。
また、網膜色素変性症には広範にアダプチノールという薬を使いますが、それらの薬剤には残念ですが病気を完治させる力はありません。
また手術のできる疾患でもありません。
網膜色素変性症というのは単一の疾患ではなくてさまざまな原因で似た症状を起こす疾患を総称する症候群です。
ごく少数ですが、原因となっている遺伝子の変異が示せる場合もありますが、多くの患者さんではその先の原因は不明のままとなります。
またさらにごく稀な疾患なのですが、網膜色素変性症に似た疾患で、症状としては網膜色素変性症なのだけれど、肺癌などの癌があってその影響で急激に網膜色素変性のような症状が出てくるという”カー”(癌随伴網膜症)という疾患があります。
その場合であれば大学に行くのは早い方がよいでしょう。(通常8年の経緯を取ることはないでしょう。)
しかし通常の網膜色素変性症であれば、一日や一週間を急ぐ必要はありません。
もし紹介された先がS医科大学のO教授であれば、彼がその疾患の専門家だと知っていたからであるかもしれません。
あるいは、大学に紹介したのはもう少し漠然と”診断や治療法をしっかり調べて、最善の治療をしてあげてくれ”という意味での紹介なのかもしれません。
またうがった見方をすれば、どのような治療をしても網膜色素変性症の症状の大幅な回復は難しく、その進行を遅らせる程度しか現在の医学にはできないということについて患者さんに理解させたうえで、引導を渡してほしいのかもしれません。
この網膜色素変性であれば、国の難病指定疾患ですから、それに掛る医療費は都道府県に負担してもらえることになってます。ですから、毛指定を受けているか、あるいはあまり足しにはならぬかもしれませんが、指定難病の診断書をその資格のある大学などの医師に書いてもらうとよいでしょう。
現実にあなたを診察したわけではありませんので、お答としては十分ではないかとはおもいますが、なにがしかの参考にはなりましたでしょうか?
くれぐれもお大事に療養にお励みください。
  [62/202] 2009-09-15
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あやさんからの相談  [結膜炎について]
初めまして。お忙しいところ恐れ入ります。相談させてください。先月8月初旬に大きな病院で「結膜炎」と診断されました。7月初旬位からもともとドライアイだったのですが目の充血が気になり通院しました。リザベン0.5%とヒアレイン0.1%を処方されましたが充血が以前よりも増して酷くなり、2週間後に、別な病院へ通院しました。そこで相談したところ、強い薬が合わなかったかもしれないとのことで、「インタール」を処方していただきました。しかし善くならず、先週、通院し、相談したところ、「パピロック」を処方されました。薬をつけるととても痛く、目の充血は酷くなり、もう何をつけても、充血や痒み、痛みがひきません。現在は通院もせず、点眼もしていない状態です。人を相手にする職業なので、目の充血がとても気になります。何かいい治療はないでしょうか?教えていただければと思います。

強いアレルギー性の結膜炎なのでしょう。パピロックミニは春季カタルだけに使うことが許された免疫抑制剤で、時に処方した患者さんにしみるといわれます。ステロイドを上手に使っておいてパピロックミニに置き換えてゆくのがよさそうです。またドライアイの対策も適切にプラグなどを使ってコントロールするのが良いかもしれません。可能ならば一度御来訪ください。
  [63/202] 2009-09-15
1252975425
はるさんからの相談  [みえづらい部分がでてきました]
もともと小さい頃から視力も悪く最近は光視症や飛文症が気になっています。8月に入ってから左目の中心よりやや左の下に見えにくい部分があることに気づきました。明るいところではあまり気になりませんが、見えない部分に暗い色の物がきたときにそれが消えてしまうような感じです。黒くなって見えないというより黒くあるべきものがうすく見えたり銀色に光って見えない感じがします。大きな病院でも検査をしましたが眼は特に問題はないようです。脳外科でもCT検査しましたが問題ないようです。少しずつ広がっているようなので心配です。よろしくお願いいたします。

網膜に何もなくて、脳にも何もないということですと、視神経あたりに何かがありそうだということになりますが、視野と眼底とないし、視野とMRI画像とをを突き合わせて原因を詳細にみる必要はありそうです。可能でしたら時間を取っておいでください。
  [64/202] 2009-09-14
1252890257
ゆみりんさんからの相談  [脳出血後の複視]
65歳の母のことを相談させてください。脳出血(延髄)で右側の不全麻痺があります。発症後14日でリハビリ中です。複視があり、眼帯を着用すると落ち着くようですが、ものが二つに見えることによって気持ち悪くなることが多々あるようです。少し斜視もあります。このまま自然に治っていくのでしょうか?どのような治療法がありますか?教えてください。

体の半身麻痺(錐体路)も合併しているのでしょうが、脳出血が眼球を動かす神経にも影響したものでしょう。動眼神経、滑車神経、外転神経(総称して核および核下性麻痺と呼ぶ)のいずれかが影響を受けているのでしょう。あるいは神経核同士を結ぶ神経経路が侵されたものかもしれません(核間性麻痺)。ヘスチャートでそのずれを確定します。”清澤xヘス”でグーグル検索するとヘスの説明が出てきます。それは213 眼球運動、眼筋麻痺(複視)を記録するヘスチャート(Hess chart)とは?です。
http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/50672295.html
参考になりますからご覧ください。
出血による圧迫であれば出血の吸収で軽くなることがあります。とりあえずは眼帯をして複視をカバーするとよいでしょう。歩いて来院できるようになりましたら、プリズム処方を考えるとよいでしょう。また、発症後6か月ほどして安定した量で斜視が残るようならば斜視の手術はその後に考えることができます。お大事に。
  [65/202] 2009-09-10
1252545588
せりさんからの相談  [複視について]
こんにちは。今日は複視について伺いたいと思います。2,3年ほど前からだったと思うのですが、発作のような感じで、突然物が二重に見えて数十秒で治るような症状が出るようになりました。それから多い時で一週間に3,4回くらい同じ症状が出ます。特に、下を向いて洗い物をしている時や重いものを持つなど力を入れた時、ちょっと緊張した時などに起こるような気がします。眼科で一度診てもらいましたが、「乱視」と言われました。でも乱視だと常にその様に見えるのではないでしょうか。私の場合は普段は特に異常はなく、突然複視になるので違うのでは・・・と思いました。見え方は、両目で見て縦に二重になります。片目だと二重には見えません。複視になった時は、じっと目を瞑ってやり過ごしています。ただの寝不足とか疲れが原因かなとも思ったのですが、このサイトを見つけ一度お聞きしてみようと思いました。よろしくお願いします。

おそらく普段は左右の目の画像を合わせることができる程度の上下の斜視があって、これを融像できなくなると複視を生じているのでしょう。ヘスチャートで眼球の動きを記録してみるとそれを明らかにできます。新しい病気を生じている場合もありますが、先天的な滑車神経不全麻痺があって、これが疲れた時などに現れるというのが中年になって現れる場合もあります。
このほか甲状腺機能亢進に関連したものや、重症筋無力症の軽いものなどでも似た症状を示しますので、脳のMRIと血液検査は一式行いたいです。一日時間を作っておいでになりませんか?
  [66/202] 2009-09-10
1252545422
momoさんからの相談  [フィッシャー症候群の疑い後、皮膚筋炎に。関係は?]
先生、こんにちは。色々調べていて、ここへ辿り着きました。質問させてください。
今から8年ぐらい前になるのですが、仕事中(PCを使っての図面作成中)に、右目に違和感を感じ、トイレの鏡で確認したところ、自分の姿がわからなくなるような激しい複視の状態に、突然なりました。左目をふさいだ状態にして、鏡を見たところ、一瞬は自分の姿を確認できましたが、次の瞬間には左斜め下にスーッと視界がずれてしまうのです。まばたきするたびに、その繰り返しです。もちろん、自分の意思とは無関係に、です。
すぐに勤務先近くの医院に行きましたが、『元の状態がわからないから、以前から複視はあったかもしれないので、ここでは診断できません』と突っぱねられ、翌日、自宅近くの総合病院でみてもらうために、1週間ほど検査入院をしました。眼科→神経内科に変更になり、フィッシャー症候群を疑われましたが、血液・頭部CT・頭部MRI・骨髄の検査を行った結果、異常は見つかりませんでした。日に日に回復をしていったので、即退院、結局、病名もないまま、今日に至っています。ただ、完全に治った感覚はありません。右のほうを見ると、若干ですが複視に今でもなります。それに、長時間目を使うと、右目の眼圧が上がるような?感覚がします。その後転職をし、今から3年前に、膠原病の皮膚筋炎をいう病気を発症しました。皮膚筋炎は皮膚と筋肉の炎症を起こす病気ですが、眼球の運動にも関わったりするのでしょうか?現在も、ほんの少しですが残っている違和感もあり、また、当時その病名もはっきりしなかったので、関係が気になりました。現在は、膠原病のほうで、ステロイドの経口投与をしています。目の方にも少しの違和感を抱えていますが、普段の生活ができているので、そのままになっていますが、少し不安です。
できたら、先生の見解をお聞かせ願いたいです。よろしくお願いいたします。

フィッシャー症候群はカンピロバクターという腸内にいる細菌の感染を受け、それに対する抗GQ1b抗体(ジーキューワンビーこうたい)という末梢神経の神経の付け根付近にあるたんぱく質に対する攻撃をする抗体ができて、その炎症で主に目が動かなくなるという脳の疾患です。
血液の血漿交換などの治療が行われて、その多くは2週間程度で徐々に回復します。これと似た物には何らかのウイルス感染症に引き続いて起きる脳神経の麻痺(ウイルス感染に関連した脳神経麻痺)があります。この場合にはステロイドを使ったり、ビタミン剤を使うと多くの場合にはこれもやはり数週間でゆっくりと回復を示します。症状を伺うとあなたの症状はむしろこれに似ています。いずれも多少の後遺症を残す事があるとはいえ、一時的な疾患です。
これに対して、皮膚筋炎は慢性関節リウマチなどに通じる疾患で、皮膚や筋肉に反応する自己抗体を生じて、その攻撃によって皮膚や筋肉の炎症を起こします。
私たち眼科医はこの類縁疾患の眼窩筋炎(これは脳ではなく筋肉の炎症です)をしばしば経験し治療しています。この眼窩筋炎はフィッシャー症候群とともに自己免疫疾患という括りに含まれますので、フィッシャー症候群とも似た疾患ですが、フィッシャーほどには原因が特定されてはいないと思います。
自己免疫疾患には重症筋無力症と甲状腺機能亢進症の合併などが5%位にあると言われていますので、フィッシャーと皮膚筋炎の合併もあるのかも知れませんが、寡聞にして私はこの組み合わせを聞いてはいません。
現在も複視が少し残っているならば、ヘスチャートで評価をし、プリズム眼鏡などでこれを軽減することができます。遠くもないようですし、一度ご来院になってみませんか?
  [67/202] 2009-09-04
1252025549
らくだぱぱさんからの相談  [球後視神経炎]
こんにちは、私の妻35才が今年の3月に球後視神経炎と診断されて、大学病院に月に1度通っています。初期症状は、右目の奥の痛み、視野、中心暗点、霧視等。当初は白い霧が濃く、視力も低下していました。眼球・MRI・血液検査等、異常はなく、MRIで右の視神経が若干腫れているとの事でした。その後、パルス療法は受けず徐々に視力は回復し、今現在両目とも1.0(メガネ・コンタクトは使ってません)は見えます。しかしまだ霧視等の症状は残っていますが日常生活を送る分には支障はないと言っていますが、この薄い霧が消えてくれないかと妻は言っております。今月は、半年ぶりにMRIを受けます。担当医には、視力も出てるし、欠損視野もほとんど無くなってきてるから、あとはゆっくり治癒していく場合も、そのままの場合もあるとの事でした。このように、経過を観察していくしか治療・薬等はないのでしょうか?炎症をおこしているなら炎症止めの薬があってもいいのでは?と素人ながらに思います。生意気なことを言って申し訳ありません。昨年の9月に妻が出産したのですが、出産後一時的に目が見えなかったと言っておりました。出産と視神経炎なにか関係はあるのでしょうか?ちなみに今現在、C大学病院で眼科と神経内科を受診しています。

これが多発性硬化症に伴う視神経炎ではないかどうか?またアクアポリン4関連の視神経炎ではないか?などを考えるのでしょうが、基本的には無理をせず、療養に励むという姿勢が良いでしょう。妊娠に伴って見難さを感じたということですが、ビタミンの不足などはもちろんないでしょうね。妊産婦の弱視はビタミン不足などと関連して論じられるようです。ステロイドも切れて、視野も視力もそれなりに良いならばいじらないのが良いです。しかし、本人の言う見難いというのはおそらく本当です。空間周波数特性というのを調べるチャートを用いると視機能低下を客観的に示すことができます。来てくだされば簡単にやって見せることはできます。コントラストを落として用意した図を示し、それが読めるかと聞くと100%のコントラストでは小さい文字まで見えるのに、淡い絵が見えないわけです。風呂に入ったりして体温があがると一過性に視力が下がるウトフ兆候というのも表れていると思います。何れにしろ、無理はさせないでください。視力の低下よりも、多発硬化症を引き起こさぬことが大切です。お大事に。
  [68/202] 2009-08-28
1251420320
ゆみさんからの相談  [眼痛を伴う頭痛について]
十代後半頃より頭痛持ちで市販の頭痛薬を飲んでいたのですが、昨年6月頃、頭痛がなかなか治らないので脳神経外科に行ったところ、片頭痛と緊張型頭痛と言われました。CTスキャンもやりましたが異常なしでした。それからは頓服マクサルトをもらって痛くなったら飲むというような形をとっています。それからはしばらく頭痛がおさまっていたのですが最近また頭痛がひどいのです。頓服を飲んでもなかなか治らないし仕事にも支障が出るほどのかなり強い痛みでガンガンするのです。その頭痛の前触れとして数日前から眉とか眉間とか眼の奥が痛くなります。以前は頭痛だけだったのに最近は眉の辺りとか眼が痛くなります。緑内障の疑いもあり半年に一度検査しています。頭痛を予防したり少しでも改善するには眼科の神経眼科外来に行った方がいいのでしょうか?それともCTではなくMRIをとった方がいいのでしょうか?またサプリメントとか摂取した方がいいのでしょうか?少しでもこの痛みから解放されたいですし仕事にも影響が出て困っています。単なる頭痛ではなく眼からくる頭痛なのでしょうか?宜しくお願いいたします。

片頭痛でよいと思いますが、動脈瘤の除外のためにMRA血管撮影もよいかもしれません。しかるべき頭痛の薬があるでしょうから、神経眼科をお訪ねになるのは良いことでしょう。来てくだされば手配を考えます。
  [69/202] 2009-08-28
1251420180
ぴくこさんからの相談  [痙攣に悩まされています。]
2ヶ月ほど前から眼周辺(眉毛の下が痛い)(眼の下がひきつてるような、ピリピリしている感じ)に違和感を感じ、近所に有名な眼科があるので行ったら、どこも悪くないと言われ、ドライアイの診断も異常なし。この時点で痙攣はありません。そして7月22日頃に精神的に強いストレスが加わり、左目下が波うつように痙攣するようになりました。朝起きてから1時間ほどすると、左目下が痙攣。小刻みにゆれています。そして4〜5時間ほどすると収まり、また夕方から。顔を洗ったりした後など。まあ、ミオキミア?だろと思ってしばらく様子を見ようと思いました。そして1ヶ月ほどたち(ここ4〜5日)日中の左目下ピクピクはおさまり、疲れている夕方のみ2〜3時間ほど発生。これで治るよと思っていたのですが、ある事に気づきました。眼をつぶると量目上瞼が痙攣?震えているんです。痙攣というより、震えていま
す。(自分で眼を閉じビデオに撮影したら、まつげ小刻みに揺れています。)しかも眼を開けた状態では右目の眉間近くが小刻みに揺れています。こ、これは痙攣だと思いますが。両目に症状が出ていると眼痙攣ですよね。ミオキミアでこのような症状はありますか?寝る前などすごく気になり、顔全体が脈うっているような不安に押しつぶされそうです。
多分うつっぽくなってきているのですが、就寝時、眼を閉じるとこの両上瞼の振るえと同時に、脈がはやくなり、顔全体がうねっている感覚に襲われますが、なんとか眠れます(笑)朝起きて目を開けている状態の時は上瞼の痙攣はありません。このような症状、先生はどう思われますか?遠方なので中々行けませんが、清澤先生に診てもらいたい気持ちでいっぱいです。

基本的にこの症状は眼瞼ミオキミアだと思いますが、急いで止めたければボトックスで止めてやれば、再発はしてこないでしょう。止めることで安心することができます。ミオキミアとわかっていても結構これが本人には気になりますから。もし眼瞼痙攣ならば、60%程度に再発が来ます。おいで下さるのをお待ちいたします。
  [70/202] 2009-08-25
1251161051
Butterさんからの相談  [手術後の視神経障害について]
清澤先生,はじめまして。どうぞ宜しくお願い致します。私は,現在34歳の女性で,5月の中旬に左内径脳動脈瘤の開頭手術を受けました。動脈瘤が視神経の下に隠れており,近くの骨をドリルで削ったためか,若しくは動脈瘤近くの血管に医療用接着剤でコーティングした際にその接着剤が水溶性のため何らか視神経に影響を与えてしまったか,どちらかが原因と思われるとのことで手術後左目が一切見えなくなりました。視神経障害に加え動眼神経麻痺の出現のため最初は瞼も閉じたままでしたが,7月に入り,スーパーライザーによる星状神経節ブロックの治療をほぼ毎日行っていたところ,ちょうど同じくらいの時期に左目の4分の1くらいの部分がほとんど白黒ですがうっすら見え出してきました。まだ大きな変化はありませんが,現在は赤や水色がなんとなくわかるようになりました。それと,そのうっすら見えるのが斜めに見えているため目を開けていると酔ってしまうかんじになります。入院中は,ステロイドの点滴を二回,現在まではメチコバールを一日3回服用しているのとスーパーライザーの治療をほぼ毎日行っています。インターネット等で中国鍼の治療をされた方もいらっしゃると知り,私も中国鍼をはじめとする東洋医学系の治療もしてみようかと考えているところです。本当かどうか私にはわかりませんが,視力障害は症状が出て6ヵ月くらいで確定してしまうというのも見たことがあり焦っている部分もあります。
視力の回復に向けて少しでも有用な方法があればと思い,清澤先生にご相談させて頂きました。特に,東洋医学系の治療についてはいかがなものでしょうか。その他,今私にできることはありますでしょうか。お忙しいところ,大変恐縮ではありますが,ご回答頂けると嬉しく思います。

御心配の状況よくわかりました。動脈瘤の手術で眼動脈に障害が出たもののようです。眼底撮影などで網膜中心動脈に閉塞がなければ、視視神経を栄養する動脈で眼球よりも後方のものかもしれません。脳外科では血管撮影とかMRIアンギオなどで血管の様子を見てくれていると思います。脳血管の手術後に視力を失う事はないことではありません。まことに残念な事象ではありますが、医療過誤というよりは少ないが起こりうることが起こったと私は感じます。ステロイド、ビタミン剤、場合によっては高圧酸素療法を施して回復を待つという流れでよいでしょう。現在は無光覚から、多少なりとも改善したようで、何よりです。
視神経よりは動眼神経のほうが虚血後の回復は少しは良いかもしれません。ですから眼瞼下垂や、眼球運動障害、(悪いほうの目が見えるならば)複視、は比較的戻りますが、視野障害は少なからず残ってしまうことが予測されます。もちろん後遺症の重い軽いは症例によりますので一概には言えません。
東洋医学の鍼につきましては、私はお勧めをしません。効くという根拠が全くなくて、おそらく効果がないと思うからです。脳外科医の了解が得られたうえで、本人の心残りがないようにそれを試すことを許すという場合はあるでしょうが、それにすがってしまうのは、今後の西洋医学での治療に差し障りを生じつ可能性がありますのでお勧めいたしません。くれぐれもお大事になさってください。おいでいただければ、診療の上、詳しい話ができそうに思います。
  [71/202] 2009-08-24
1251077676
shiiikaさんからの相談  [先天性無虹彩症の娘について]
初めまして。私の娘は今1歳3ヵ月なんですが産まれてから、なんとなく目がおかしい。。。と思い近くの総合病院の眼科で見てもらいました。目を診てもらった結果、先天性無虹彩症と言われました。自分でもいろいろ調べましたが、娘は眼振もあり、2回目の検査の時、黄班低形成、強い遠視がある事もわかりました。娘が診てもらってる先生が若くて同じ症状の患者さんを診たことがないようで、眼振の事や遠視の事、詳しい話や検査などもしないうちに、このまま2ヶ月に1回程度診てもらう事になり、正直他の病院で診てもらった方がいいのか?迷ってます。実際の所、遠視や眼振については今の娘の歳で詳しく検査等は無理なのでしょうか?あと、海やプールなどに入っても大丈夫なのでしょうか??海は大人でも海水が目に入ればしみるし、プールはいろんな薬が入ってるので心配です。お忙しいかと思いますが、ぜひ先生のご意見をお願いします。長々と失礼しました。

一度見せていただければ症状を確認しますがその診断でよさそうです。海やプールに入れることは構いません。緑内症をおこしてこないかを注意することになるでしょう。通常と同じにお育てください。お大事に。
  [72/202] 2009-08-21
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こうさんからの相談  [眼震治療]
はじめまして。眼震治療を調べていて、HPなどにたどり着き、ご相談させて頂きたく思います。宜しくお願いします。
相談は、今年18才になる息子のことなのですが、生まれつき両目のブレがあり、今に至ります。幼い頃に、手術の話もあったのですが、可愛そうでなかなか踏み出せず、私生活には支障がないとのことだったのでそのまま放置していたのですが、学校も卒業して材木加工の仕事をはじめたのですが、何かと資格が必要になってきて視力の弱さがひっかかってきてるそうなのです。現在メガネをしてるのですが、メガネをかけても0,3〜0,4ぐらいの低さなのです。どうにか、もう少しでもいいので視力を上げてやるいい治療はないものでしょうか? 近くの、病院に行っても治療法がないのでどうにもなりませんという答えばかりで・・・簡単にあしらわれてしまいます。是非良きアドバイス等あれば教えて下さい。診察していただけるなら、すぐにでも用意して行きたいぐらいです。ぶしつけで申し訳御座いません。宜しくお願い致します。

私自身ではファーデン手術やアンダーソン手術などの眼振を止める手術を今は行ってはいませんので、患者さんを全体として評価してその問題点を明らかにし、従来の方法を考えた上で、どのような治療法が最善であるのかを考え、必要であれば、手術のできる施設を紹介することも含めて考えてみたいと思います。身近にできるのはプリズムですが、それが有効な方も少なくはありません。確かに、今の眼科の世界では、先天眼振であることの診断はつけられるが治療の可能性を持っている医師は知らないという対応が大多数であると思います。一度ご連絡のうえ、ご受診ください。
  [73/202] 2009-08-17
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いちごさんからの相談  [9歳女児の片目の視力低下について]
お世話になります。子供のことで相談させていただきます。現在海外の発展途上国に住んでおり、現地の富裕層は近隣国に治療に行くお国柄、医療には信頼できません。4月に一時帰国したときの日本の眼科医院での検査では1.2だった右目の視力が、7月の学校の検診ではC判定となり、本人もその時初めて右目の視力低下に気がつきました。(左目は4月7月とも1.2です。)
5歳頃結膜炎で眼科に罹った際、両目の遠視を指摘されましたが、治療の必要はないといわれました。4月の検査でも遠視については特に何もいわれませんでした。逆さまつ毛で角膜に傷があるけれど、それも心配のない程度とのことでした。片目だけということもあり、本人は生活上不便はないそうですが、普通の近視ではなく、何か目の病気が隠れているかが心配です。目を強打したとか、転んだなどの物理的刺激は思い当たりません。心因性も考えましたが、清澤先生の医院通信:114では心因性の場合の多くは両目に現れるともありましたし、現在心身ともにすこぶる元気ですので、心因性も考え難いと思います。考えられる目の病気について教えてください。早く治療を開始しないと、治るものも治らなくなること、また悪化が進むことが心配です。よろしく御回答お願いします。

御相談をかけてくださりありがとうございます。まず自動屈折計で近視なのか遠視なのかを見ましょう。次に散瞳剤をつけて再度屈折を測り、真の遠視、近視、乱視を見ます。多少の遠視や乱視で裸眼視力が低くても眼鏡でよい視力が出ればメガネはいりません。この際、網膜や水晶体に異常がないかを見ます。しかし片眼が遠視であって眼鏡をかけても視力がでなくなっていれば、弱視の恐れがあって、治療を要すということになります。首都ないしそれに準ずる地域であればインドネシアでも眼科を標榜する医師であれば、このくらいの水準の医療はおこなえているだろうと推察します。一度帰国する機会に日本で眼鏡の要否を近所の眼科医に聞いて見られるか、あるいは現在の居住地の近くで貴国の眼科を受診してみてください。その説明に納得できればそれで良し、不明の点があれば、診療情報を英語で記載してもらって、こちらに転送してくだされば、最適の治療法を考えてさし上げましょう。次の連絡をお持ちします。くれぐれもお大事に。
  [74/202] 2009-08-11
1249976167
ショコラさんからの相談  [原因不明です]
はじめまして。お忙しい所、よろしくお願いします。
今年の6月に閃輝暗点が3日で5回見えた(頭痛はない)のをきっかけに、一時は全く焦点が合わない日が1日あり、それ以後、眩しさ(外の光や室内の蛍光灯や赤い色、白い紙)と焦点が合わない感じが続いております。その他の症状としては、焦点を合わせている所のすぐ上のあたりが二重(歪んでも見える)に見えること、視界全体の色が褪せて見えること、絵や写真が見ずらく、とにかく以前より目が見ずらいと感じます。個人の眼科医院で眼底検査・視野検査を行いましたが異常ないと言われました。MRIでは異常所見があるものの、視野・視覚には関係のない場所なので心配いらないと言われました。視力は矯正視力で左右とも1.5あります。あまりに心配なので大学病院に行き、再度眼底検査を行いましたが異常ないと言われました。念のため、簡易色覚検査とERGを行いましたが、異常なく、大学病院の先生は視神経の方が悪いかもしれないが、今は病気として考えられないから、お気楽に過ごした方がいい、といわれました。
目の見づらさから、仕事もできない状態が続き、あまりに心配で抑うつ状態です。
私の目は何の病気だと考えられますか?治るのでしょうか?よろしくお願いします。
本当に大脳に一過性で機能性の虚血が生じることによる尖輝暗点であったのかどうか?
それならば神経内科で処方される様な片頭痛(ミグレイン)のくすりが即効くはずで、通常は非発作時までその症状は残らないはずです。
”焦点が合わない日が1日あり、それ以後、眩しさと焦点が合わない感じ”:これも副交感神経の失調を示すようなおかしな症状ですが、対光反応を含めた瞳孔反応は正常でしたでしょうか?
あるいは神経炎や軽い脳炎でも起きているのでしょうか?これを疑うなら眼科の範疇を超えますが髄液検査も考えます。
”焦点を合わせている所のすぐ上のあたりが二重に歪んで見え、視界全体の色が褪せて見える。”
:この辺りは網膜や血管の炎症などの症状のようにも聞こえます。
しかし、まだ網膜の形態や、網膜電図、蛍光眼底写真で示される網膜機能には明らかな変化はないというわけですね。

これらの症状がすべて本当ならば、眼科よりも神経内科学的な脳炎などの全身疾患を洗ってみる必要があるでしょう。
経過の2月は急性疾患にしては長く、変性性の疾患なども考慮すべきかもしれません。
眼科もキープして弘前大学の神経内科を訪れてみてはいかがでしょうか?

本当の疾患があるか?あるいは患者さんの不安が先行した心身症的なものかは不明ですが、本当の疾患があれば、今後は視力、視野、眼底などに何らかのはっきりとした異常が出てくるはずですから病状から目を離さずに見てくれる医師を確保してください。
弘前大学眼科に再度行くことがありましたら教授のN先生に上の内容をお伝えになって、よろしくお伝えください。
くれぐれもお大事に。経過をお教えくだされば幸甚です。
  [75/202] 2009-08-10
1249868839
Ramboさんからの相談  [硝子体混濁治療]
2月に右目の網膜剥離復位手術(バックリング)を行いました。眼底の経過は順調とのことで、視力は落ちたものの、矯正すれば以前と変わりなく見えています。
一方、術前には知覚することのなかった飛蚊症(大きな濁りとその中のリング状物体)に悩まされていまして、主治医や他のドクターに相談しても処置法はないとのことです。(※ 理論上は、硝子体内の濁りや浮遊物をオペにて除去すれば改善するのだそうですが、メリット<リスクとのことでオペによる除去は非現実的だそうです)

清澤先生にお伺いしたいのは、米国にはYagレーザーを使って混濁(飛蚊)を除去する治療法があるそうなのですが、先生ご自身あるいは日本の他のドクターにて同様の治療を受けることが可能かどうかという点です。

どうも飛蚊は病いではないと仰る先生方が多い中、患者にとっては深刻な問題につき、ご助言をいただければ幸いです。
先生の手で治療いただけるのであれば飛んで参上いたします。

ご参考までに、米国における実際のレーザー治療の動画(YouTube)と、Yagレーザーを使った治療を実際に行っている3名のドクターのURLを以下に記載致します。

このアプローチに対する先生のコメントも併せてご披露いただければ幸甚に存じます。

以上、宜しくお願い致します。

レーザー手術動画:
http://www.youtube.com/watch?v=dw0B2Ly8PFM&feature=player_embedded

米ドクター1:
http://www.vitreousfloatersolutions.com/index.html

米ドクター2:
http://www.eyefloaters.com/

米ドクター3:
http://vitreousfloaters.com/
御指摘の諸ページを拝見しました。通常の後発白内障を切開するのに使う手法と同じものであって、別段の難しさはなさそうに見えました。もしかすると、眼の前につけて使うレンズが多少目の深部に焦点を持つように多少工夫されているかもしれません。
この程度のことならば日本国内にそれを行っている眼科医がいても不思議はないようにも見えるものであります。
ここで扱っている混濁は視神経乳頭からひきはがされたグリアリングと呼ばれる後部硝子体剥離の一部で、それなりに強い混濁を示すものです。
硝子体剥離を取るにはまず硝子体切除があるがそれは網膜剥離や硝子体出血を起こすこともあるからリスクと利点を比べると硝子体混濁だけの例には滅多に行われないと述べています。
その点このヤグレーザーによる破砕は安全だというわけです。
水晶体のある眼であれば白内障を起こすかもしれないという危惧はありますが、人工水晶体眼であればその危険もないでしょう。
ヤグレーザーで細かく破砕された硝子体混濁は小さくなって前ほどには見えなくなり、数日の多少の炎症の後にはいずれは眼内で白血球に呑食され消失するのでしょう。
というわけで私にもこの処置は理にかなったもののようには見えるのです。
しかし、一般の話として医師は自分の師匠に”このような手順でこのように手術するとうまくいく”、と教えられたとおりに事しか患者さんに対しては施術しないように教えられています。
それは、アイデアとしては良くても実際に新しく試みてみると予想外のことが起きる場合が少なからずあってとんでもないことが起こるかも知れないので、新しい事は無暗には試みるなとたしな
められながら保守的に育てられているからです。
あいにく私はヤグレーザー装置を自分の診療所には持っておりませんし、後発白内障の切除に自分が使わせていただけるヤグレーザーの装置が近隣の大学にあるといっても、経験のない手技を患者さんにそこいらで試して差し上げる勇気は持ちません。
という事情ですので、国内のどこかでこの処置をしてくださっている医師をお探しになるかこのビデオの医師を米国までお訪ねになるかを考えるしかないかもしれません。
しかし、このビデオを作った医師を今まで私は知りませんでしたし、その手法があまり広く流布しなかったのには何かの別な理由があるのかもしれないと疑ってみることにも一理あるかもしれないと思った次第です。
あまり役に立てるコメントでなくて済みません。
くれぐれもお大事に。
一度お訪ねくだされば、一緒に対策を考えてさし上げられるかもしれません。
  [76/202] 2009-08-08
1249686661
waveさんからの相談  [打撲後の飛蚊症について]
7月9日の朝,就寝中に,3年生の息子の踵が左目に強くあたり激しい痛みがありました。その後,起きてみたら,左目の視野に黒い糸くず状のものが2本見え,すぐに眼科を受診いたしました。
瞳孔を開いて行う検査の結果,とくに異常はないということでした。
しかし,診断の際に,症状の原因や対策など,一言の説明もなく,「飛蚊症」に関する冊子を渡されただけでした。疑問と不安の日々を送りながら,ネットや文献で調べておりましたなか,ここにたどり着きました。
自分の目の中で,いったい何が起こって,これからどうなっていくのか,くわしく知ることができればと思います。どうぞ,よろしくお願いいたします。くわしい症状や経過とご相談したいことを以下にまとめてみました。
○現在1ヶ月経過しましたが,最初の糸くずが薄く見える時もあります。しかし,小さい点やゴミくずのようなものが増えた気がします。
また,眼球を動かすと,白い曇りのようなものが見えることに気づきました。視力は低下していません。
○打撲による飛蚊症の原因は何でしょうか?また,進行することもあるのでしょうか。
○老化による飛蚊症はなおらないようですが,打撲による飛蚊症は改善することもあるのでしょうか?何か治療法はございますか?
○もう一度,別な眼科を受診した方がよいでしょうか?

以上,お忙しいところ申し訳ございませんが,どうぞよろしくお願いいたします。

打撲に伴って後部硝子体剥離が生じ、硝子体の後ろ表面の混濁が見えているのでしょう。
前方から覗いても、その混濁は見えるときと見落とす場合があります。
もしかすると多少の出血を伴う場合もあります。
中年になって、線維と水とに分かれつつも、それまでやっと網膜にしがみついていた硝子体が衝撃で網膜からはがれたのでしょう。
その表面の混濁が網膜に影を落としているのだと思います。稀にこの網膜に穴がある場合があり、それは今後網膜剥離の原因になりえます。
数か月で多くの患者さんは気にしなくなります。消えることもあり、消えないこともありです。
ふつうは飛蚊症は増悪しませんが、増えたら眼科にもう一度行ってみてください。
老化による飛蚊症も打撲による飛蚊症も本質は同じです。ただし、外傷時の出血ならば吸収します。
何も治療法はございませんが、網膜剥離がないことは主治医に何回でもご確認ください。
安心のため別な眼科を受診することは、患者マナーとしては?ですが、私は無駄ではないと思います。
(患者さんを歓迎するであろう)ある程度の技術水準を持つとその地方でみなされている開業医が良いかと思います。
異常を見つければ、手術ができる公的病院にしっかりと紹介するでしょう。
なぜかといいますと、今の公的病院はあまりに忙しいので、この場合のような医師側から見た緊急性がなくて、不安ばかりがその割には強くて、何軒ものセカンドオピニオンを希望する患者さん
は、しばしば歓迎されないかもしれないばかりか、邪険に扱われることもあると思うからです。
おいでいただければ、私は喜んで拝見いたします。
  [77/202] 2009-08-01
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mi_hiさんからの相談  [網脈絡膜欠損]
生まれてすぐですが、目がおかしいなと思い病院へ連れて行くと、網脈絡膜欠損と診断されました。
親戚にも目に障害がある人がいないので先生はめずらしいと言っていました。今は治療法がないと言われ、定期的な観察しか行っていません。何か治療法はないのでしょうか?
上の子が片目に、下の子は両目に網脈絡膜欠損と言われましたが、このまま見ているだけでは諦めがつきません。何か方法はないのでしょうか?治療法があるならば良くなる事を望んでいます。
もし、治らないとすると盲学校へ行く事になるのでしょうか?今は少し視力があって眼で追う事ができますが、これから先見えなくなるという事もありますか?

それは御心配でしょう。清澤眼科医院通信の”324 眼のコロボーマ coloboma 脈絡膜欠損”を読んでくださったでしょうか?
(http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/50767779.html)
この疾患は先天的な変化であって、手術などで治せるものではないのですが、それなりに良い視力に育つことがありますから、希望を持って成長を見守って差し上げて下さい。
今後、今以上に見えなくなることはあまり考えなくてよいのですが、どこまでの視力が得られるのかは症例によって違うので、何とも言えません。3−5歳にならないと視力は測れないかと思います。
それ以前に、遠視や乱視があれば、それを確かめたうえで、少しでも視力を出す(弱視の予防)目的で眼鏡をかけていただくことがあります。
東京まで来てくだされば、それなりの助言は致しますが、特に行える手術などはないかと思います。
お大事に
  [78/202] 2009-07-27
1248669985
悩み人さんからの相談  [マリオット盲点の拡大]
失礼いたします。8年ほどまえパソコンゲームに凝っていて急に目に違和感を感じました。翌日見えない部分があることに気づきすぐに阪大病院を受診いたしました。そのとき視野検査でマリオット盲点の付近がかなり広範囲に見えていないことが判明しました。その時病名は告げられませんでした。ただこのままでは網膜剥離の危険性があるということでレーザー治療をしました。そのご通院しなさいともいわれなかったのでそのままにしています。ただ視野欠損がこわいので近くの眼科には先生がしつこいな、というほど診察にいっています。結果緑内障でもなさそうですし、視野欠損の原因は分からないみたいです。ネットでいろいろ調べてきましたがマリオット盲点の拡大なのでしょうか、この病名についてはどこの先生もはっきりとした説明は戴けません。視神経の病気なのでしょうか。ちなみに左右両眼にあります。拡大が続いているのか自分でもわかりません。拡大が続いているとしても今のところ8年前に発見されたのですからそんなに急激に拡大しているとはおもえませんが今後は拡大していくのでしょうか。心配です。それと最近気づいたのですが。よく気を付けて観察すると目に脈拍が打つのを感じるのです。言ってる意味がうまく先生に伝わるとよいのですがつまり脈拍と同じテンポで目に何かが動くのです。気にしなければなんてことはないのですが、やはり気になってしまいます。ややこしいご質問ですがもしそのような症例がお有りでしたら合わせてご回答いただけないでしょうか。これ以上同じ病院に診察に行ってもたぶん相手にされないと思います。

1)緑内障があって視野の変化がある場合でもそれは数年では拡大が明らかではないから、一定の視野欠損に見える場合もあるでしょう。
2)上部乳頭低形成SSOHという生まれつき視野欠損があって、それが持続する疾患の場合には下や外方向にマリオット盲点が広がって記録されます。これは緑内障の治療を併用することもあります。
3)傾斜乳頭症候群でも視野はマリオットの拡大のような広がり方を示すでしょう。
4)AZOORや盲点拡大症候群などの網膜疾患では、視野欠損に対応する網膜の変化が見られないのに、局所の網膜電気図ERGには減弱が記録されます。この辺りを参考に主治医に何が起きているのかをお聞きになると良いかと思います。くれぐれもお大事に。
  [79/202] 2009-07-24
1248411965
huwahuwaさんからの相談  [日食の太陽を肉眼で見てしまいました]
皆既日食だった昨日、眩しい太陽を30秒ほど肉眼で直視してしまいました。その後室内に入ると目の前が暗く物が見にくかったのですが、普段でも明るい所から暗い所に入った時に一時的にそのようになることはあるし、すぐに元に戻ったので特に気にしていませんでした。そして現在も特に異常は感じません。ただ、肉眼で見てはいけないということを後で知り、怖くなって相談させていただきました。網膜などが焼けている可能性はあるのでしょうか。もしそうであっても自然と治るものなのでしょうか。ご回答宜しくお願いします。
太陽を肉眼で見たというわけですね。それで後から太陽を直接見てはいけないといわ
れて驚いたわけですね。
結論としては、現在グラフ用紙を見て、その中央で線が切れていたり、線がゆがんで
いたりしなければ
まず大丈夫と思います。なお中心暗点があって最初に受診した時の矯正視力が0.5程
度であっても、日光網膜症ならば
数か月で元に戻ることが多いようです。
視覚に異常がないならば、慎重に様子を見るだけでよさそうですね。
  [80/202] 2009-07-23
1248310813
maさんからの相談  [傾斜乳頭について]
はじめまして、英国に在住している者です。去年の秋に日本で正常眼圧緑内障との診断を受け、まだ初期段階ということで、治療はせず様子見ということで渡英したのですが、先日眼の疲れから頭痛が激しく吐き気までおきたので心配になりこちらの病院に行ったところ、「緑内障でなく、TILTED OPTIC NERVEだと思う。」との診断を受けました。
「TILTED OPTIC NERVE」というのは日本語では「傾斜乳頭」のことでしょうか?インターネットで調べても一般人向けの「傾斜乳頭」に関する情報がほとんどなく、どのような病気なのか分かりません。まだこちらで眼底検査や視野検査はしていないので緑内障かTILTED OPTIC NERVEかはっきり分からないのですが、両者の違いは何でしょうか?また、傾斜乳頭の場合は、どのような症状で、治療は必要なのでしょうか?
すぐ眼が痛くなったり頭痛がするのは、傾斜乳頭と関係があるのでしょうか。お忙しいところ恐縮ですが、アドバイスいただけたら幸いです。

遠く英国の地からの質問を歓迎いたします。
日本で正常眼圧緑内障との診断を受けたとのこと、緑内障は40歳以上の日本人の6%くらいにあるものですから、まったくめずらしくはありません。初期段階ということで、治療はせず様子見ということで見ているケースも少なくありません。
さて、イギリスでの”緑内障でなくTILTED OPTIC NERVEだと思う”との診断もことにイギリスならありうる診断と思います。正常眼圧緑内障という概念はにほんの研究者が見つけたに近い概念ですから、ことに欧米ではあまり正常眼圧緑内障という概念は広く受け入れられているとは思われません。ですから、”わざわざ緑内障といわなくてもよいのではないか”とイギリスやアメリカでは眼科の医師にいわれる確率は高いでしょう。
「TILTED OPTIC NERVE」というのは日本語では「傾斜乳頭」のことです。つまり生まれた時から視神経が眼球に対してまっすぐに差し込んでおらず、眼球面に対して視神経がカスってはいるから、眼底側から見ると普通は円形の視神経乳頭が楕円形に傾いているのです。近視のある眼などに多くて、進行性の視野変化も示すわけではないからふつうは病気とは認識しません。
正常眼圧緑内障は、「眼圧が正常範囲を超えては高くはないが、視神経が緑内障に特有な中央がくぼむ形の委縮をしめし、その結果としての視野欠損がゆっくり進行するもの。眼圧を一層下げる治療が推奨されている。」
傾斜乳頭症候群は、「生まれつき眼球に視神経が入り込む部分の形状が生まれつき傾いた特有な形であって、場合によってはそれに伴う多少の視野変化があることもあるが、視野欠損は基本的には進行はしないと考えたられるもの。」
です。傾斜乳頭の患者は自分の近視にはしばしば気が付いていますが、視野が狭いという事には検査をしない限りふつうは気が付くことはありません。すぐ眼が痛くなったり頭痛がするのは、傾斜乳頭とは関係がないと考えられます。眼の疲れから頭痛が激しく吐き気までおきたので心配になりこちらの病院に行った、というわけですね。この原因は正常眼圧緑内障ではありえません。脳腫瘍などの大変な病気から片頭痛まであらゆる原因で頭痛は起きますが、正常眼圧緑内障を包含する概念の開放隅角緑内障は頭痛は起こしません。ドライアイ程度でもひどい頭痛を訴えることもあります。老眼などで眼鏡があってないと目の疲れから頭痛を訴えます。筋緊張性頭痛は頭を締め付けられるような痛みを持つ疾患、三叉神経痛は顔面の痛みを感ずる神経の神経痛。ヘルペスの後にこの痛みを訴える人もいます。ミグレインというのは血管神経が異常に緊張した後で血流が逆に増えて血管性の痛みを訴える疾患。この辺りを考えながら、眼科や神経内科などで頭痛の原因をしっかり探してもらうのが良いと思います。
帰国の折にでも時間がありましたらお寄りください。お答を出しましょう。
  [81/202] 2009-07-23
1248310734
おがわさんからの相談  [素朴な疑問です]
眼瞼痙攣の解説でよく見受けられるものに瞼がピクピクするというものがありますが、これは疲れ目の時に瞼の筋肉がピクピクする症状と同じようにピクピクするのでしょうか?眼瞼痙攣の場合は実際はけいれんらしいけいれんは起きないので瞼がピクピクするという表現は適当ではないという解説もあり、どちらが正しいのかわかりません。宜しくお願いします。

ミオキミアでは眼は閉じなくても、ぴくぴくと動いてとても本人には気になります。一般に眼瞼ミオキミアは疲れた時などに出て、治療のいらないものとされています。これに対して眼瞼痙攣では重症の場合には実際に不随意に目が閉じます。しかし、軽い場合には目を開いているのがつらいとか眼を閉じていたいなどと患者は表現し、目がぴくぴくなどしないと答える場合も少なくはありません。またこの痙攣が片方の目から頬や口へと広がればこれはジストニアではなく片側眼瞼痙攣です。しかしどれもかなり本人には気になりますので、数週まってみても止まらなければ、眼瞼痙攣の軽いものとみなしてボトックス治療をしてもよいというのが私の考えです。
  [82/202] 2009-07-16
1247721356
ひまわりさんからの相談  [緑内障による視野の欠け方について]
はじめまして。緑内障による視野の欠け方についての質問です。通常、緑内障の視野の欠け方は、上の方が弓形のように欠けていきます。下の方が欠けているのはおそらくSSOHと呼ばれているようですが、視神経低形成ではなく本当の緑内障で、下の方から視野が欠けてくることはあるのでしょうか?先生の今までの経験上、そのような患者さんはいらっしゃいましたでしょうか?
現在私は、治療はまだしておらずちゃんと診断がついていません。毎日このことが頭から離れません。視野の欠け方は千差万別のようですが、通常の視野の欠け方以外の場合もあるのかどうかどうしても知りたいのです。特に視野の下の方が最初に欠けてくる緑内障もあるのでしょうか?ご回答のほど宜しくお願いいたします。

確かに上の弓型欠損が多く典型的ですが、早期から中心が欠けてしまうものもあり、下が欠けるものもあります。SSOHは耳側または下側からマリオット盲点に繋がる視野欠損を示しますね。
視神経の形や視野の形で緑内障かどうかを判断しますが、なかなか決めきれないものも多いです。SSOHなので治療不要といいきってしまうと、その患者さんとの糸が途切れてしまいますから、先天性のSSOHとは思うけれど緑内障の治療を並行して行い、視野が進行しないことをもながら患者さんを励ましているというケースもあります。
  [83/202] 2009-07-14
1247532240
トンボダマさんからの相談  [黄斑上膜術後の糸について]
初めまして、61才女性です。黄斑上膜の手術をして3年になります。2週間ほど前に急に眼がゴロゴロして、目ヤニが出てきました。受診しました所「手術の時の糸の先を少し切りましょう。たまにこの様な事が有りますが、大丈夫です。」との事で、糸を切りました。今はたまに眼がゴロゴロした感じが有るのと、目ヤニが少しでます。1日4回クラビットを付けています。今回を境に後発白内障も悪くなった様に感じます。3年も経過して糸が出てくる事はよく有る事なのでしょうか。何か変化が起きているのではないかと不安になります。お忙しい所恐縮ですが宜しく御願い致します。

それはびっくりしたでしょう。硝子体手術をするような流行っている医療機関では説明もそこそこに処置が開始されて本人がびっくりという姿が思い浮かぶようです。硝子体手術(ビチレクトミー)では、ナイロン系の糸で強膜の入口を閉じてありますのでその糸が後から結膜上に頭を出してくることがあります。そこから対面する結膜に痛みを感じたり、眼内への感染の原因になったりするので抜糸をしたりカットする場合もあり、それ自体は珍しいことではないと思います。白内障ですが、後発白内障が出て来ていればヤグレーザーで切除しますし、通常の白内障なら超音波で水晶体を取り人工水晶体を入れるという手順でことを進めればよいでしょう。黄斑上膜を取るような硝子体手術では一般的に白内障がその後に進行することは稀ではないですし、3年後であれば、普通でも白内障が追いかけて進むこともあろうかとは思います。糸が刺激になったことがこの事象と直接の関係があろうとは考えにくいです。気になるようであれば、診察したうえで最良の対応をご指導いたしますので一度足をお運びください。
  [84/202] 2009-07-10
1247203700
もなかさんからの相談  [散瞳剤の影響について]
網膜裂孔で右目だけレーザーによる網膜光凝固術を受けました。その際、眼底検査と手術とで、2度ミドリンPを点眼しました。1週間たっても瞳孔の左右差が2mmほどあり、その時眼底検査をするのに、またミドリンPを点眼しました。担当医からは「散瞳剤が効きすぎる体質のため瞳孔が閉じきらない。自然に閉じるのを待つしかない。手術はうまくいっている。」といわれました。
現在、最後に散瞳剤を使用してから1ヶ月半になりますが、未だに瞳孔の左右差は0.5mm〜0.7mmほどあります(術前は左右同じ大きさの瞳孔でした)。今は右目だけ明るいところにいると滲みたり、目の奥に鈍痛がある症状がでてきました。本当に体質によるものなのでしょうか?手術でどこか傷つけてしまったのではないかと不安です。検査するにも今の状態では怖くて散瞳剤を点眼することができません。元の状態に戻るのでしょうか?よろしくお願いいたします。

状況はわかりました。なかなか難しい質問です。
ミドリン散瞳でそのあと縮瞳が起きにくくなるというのは聞いたことがありませんが、状況を見ますとミドリンで散瞳を開いたときにふつうは起きないことですが縮瞳筋が傷んだとか、あるいはレーザー光線の一部が虹彩に当たって虹彩に萎縮を起こしたなどの可能性がありうるかもしれません。
その判断はなかなかつきにくいと思いますが、薬剤に反応するかどうかピロカルピンで縮瞳させてみてはいかがでしょうか?効けばそれを続けることもできます。また、病的に散瞳を示す、アディー症候群では薄い縮瞳剤に反応するかどうかで副交感線維が残っているかどうかを見ることができます。良かったら一度御受診ください。
  [85/202] 2009-07-07
1246927820
ふじさんからの相談  [原因不明の眼振です]
今年の1月初旬から、量目左右にゆれる眼振がはじまりました。先天性の網膜色素変性症で1種2級の手帳保持者でしたが、脳神経外科でのMRI検査での異常はなく、耳鼻科での検査も異常なく、神経内科での診察でも「原因がわからない」と言われ、主治医の眼科医に1種1級の診断をうけ、手帳の等級をあげました。
半年以上たった今でも状況はかわらず、以前と眼振は続いています。ただ耳鼻科の診察時に「先天性のものではない」と言われ、神経内科でも同じことを言われています。目の前が左右にゆれずっと見ていると、気分も悪くなります。しかし、何かどこかしらに原因はあるはずと思っていますし、解決法はあると信じたいです。どこでどの先生にみてもらえば、いいでしょうか?

難しい質問ですが、先天眼振なら動揺視はふつうはないので、眼振が最近変化したという事はいえそうです。グーグルの(神経眼科×住所の県名)で探して大きめの病院や大学を訪ねてみてはいかがでしょうか?ここまで来てくだされば、もちろん拝見いたします。
  [86/202] 2009-07-07
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zauさんからの相談  [複視・ステロイドの離脱について]
36歳の妻が、6月下旬頃から右側後頭部の痛みと右目が見えにくいということで、7月1日に眼科を受診したところ、腫瘍等のおそれがあるため、脳神経外科へ回されました。そこでMRIをとりましたが、異常はなく、眼の神経の一番長い神経が周辺の静脈の炎症により麻痺しているのではないかと診断され、リンデロン錠0.5mgとメチコバール500を1日3回、2週間分処方されました。
その後、複視の症状がでて、右目が内転した状態です。右目奥にも鈍痛がありましたが、薬を飲み始めてからは右側後頭部通とも緩和してきました。しかし、複視と右目の内転はそのままです。
処方された薬で治るのでしょうか?また、妻はアトピー性皮膚炎をもっており、ステロイドを使うのが怖いのですが、処方された量は適切でしょうか?また、ステロイドの離脱はどのようにすればよいでしょうか?現在の主治医とも相談しますが、アドバイスお願いします。

それは心配ですね。
有痛性眼筋麻痺という意味では間違いなくトローザハント症候群ですが、それならばステロイドがとてもよく効くはずですので、いまの状態で寛解にいたらぬならば、ステロイドの量が足りないか(経口ではなく大量点滴かさらに強いパルスステロイドの使用が考慮されます。)、あるいはそもそも別の疾患である可能性までを、さらに調べる必要があります。眼球運動は可能ならヘスチャートでその変化を追跡するとよいでしょう。
診療機関が大学ないしそれに準ずる施設であればよいですが、単にその地域の総合病院であるという程度の中規模施設で、いまの主治医がこのような疾患を多数扱ったことのある医師でないならば、そのような大規模施設への転医も主治医と相談して考慮するのも一法であるかもしれません。そこまで急激に悪化する場合には神経内科に入院させて精密な検査をするのが良いように思われます。
ちなみに私の医院では入院させられず、手に負えませんので、この状態の患者さんが来た場合には自分ではステロイドは処方せず、信頼する大学に紹介します。炎症の指標である赤沈やCRP、白血球数などはどうでしょうか?抗核抗体などの膠原病関連の血管炎をおこす血清の検査結果は?トローザハントは眼窩偽腫瘍と場所が多少奥なだけで同じ疾患と考えます。海綿静脈洞部の動静脈奇形は考えられぬか?リンパ腫(眼窩深部に出ることもあります)はあり得ないか?、側頭動脈炎(年齢が若すぎるか?)は?などと脳外科よりも神経内科や膠原病内科のほうが扱いなれた疾患であるかもしれません。
何れにしろ実際に患者さんをを見ないと何ともコメントしにくいほど重症な患者さんであるといえるでしょう。また何か分ったらお教えください。お大事に。
  [87/202] 2009-07-04
1246674165
セイさんからの相談  [原因不明のマリオット盲点拡大]
3年程前から、マリオット盲点の拡大感があり眼科での視野検査、ベリス、視神経解析などをしたのですが、異常なくその後、自分で眼科を2,3件ほど変えてセカンドオピニオンをしましたが異常なしでした。
今では片目をつぶって簡単に自分で盲点を確認できるようになりました。見えない盲点が広がるなんてなぜだかわからず、とても不安です。
眼科の先生も緑内障とかうっ血乳頭とかはないから心配しないでと言われました。
診断名は重症ドライアイと診断されました。それから神経症と言われました。 
このまま放っておいてもいいのかちょっと心配です。

Enlarged blind spot syndrome盲点拡大症候群という一連の疾患があります。
マリオット暗点が拡大しているが、それに対応する網膜や視神経の変化がはっきりしない疾患です。
たいがいはそのまま変わらず推移するかゆっくりと解消します。
ある種のウイルス感染などもその原因として疑われますが分からぬことが大半です。

2008年06月03日
580 a big blind spot syndrome盲点拡大症候群
http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/51033049.htmlもご覧ください。
  [88/202] 2009-07-02
1246520463
すずきですさんからの相談  [外傷性黄斑疾患について]
はじめまして。私の息子(15歳)は野球をやっています。3月初めにボールが目に当たり病院で診てもらったところ外傷性黄斑疾患で穴が開いていると言われました。現在左目の視野は真ん中に丸く黒くなっているとのことです。多数の病院(子供病院でも)で診てもらいましたが今の東京の病院では‘年齢的なものもあり手術はできない。手術をしても完治はしないし、悪くなる事もある’と言われました。現在、診察のみで治療はしていません。子供が一生このままだと思うと他の病院を探した方が良いのでしょうか?診察もしてもらっていないのに失礼だとは思いますが、現在迷っていますので、意見を聞かせてもらえたらうれしいです。よろしくお願いします。

質問の向きはわかりました。外傷性の黄斑円孔があいてしまったものかも知れませんね。剥離が広がってゆかない場合、手術を得意とする眼科医でもそれによって得られる利益は少ないのでそのまま様子を見ましょうという説明をする可能性は高いかと思います。具体的には自分で眼底を見ないと、何ができるか何が必要かは何とも言えませんので東京に来た折にでも当医を受診して見せてくだされば、手術ができるような先生を紹介できるかもしれません。くれぐれもお大事に。
  [89/202] 2009-07-02
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Cさんからの相談  [瞳孔膜遺残について]
http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/50843759.html
こちらの記事を読みました。わたしは、以前、眼科で瞳孔膜遺残だねと言われたことがあります。確かに、左目の瞳孔にシールを剥がしたあとのようなものがあります。視力は0.05ですが、特にそのせいだとは思ってません。素朴な疑問としてご存知であればお聴きしたいのですが瞳孔膜遺残のひとというのはどこかのサイトで100人に1人くらいだと見ましたがどれくらいの割合でいるのでしょうか?

大きな本や、ネットで外国のページまで調べましたが虹彩膜遺残の頻度が見つかりません。膜状のものが視線を覆うことはまれですが、正常な虹彩の上に岬状に虹彩の一部が伸びて残っていると言うものまで入れるとおそらく10人に一人以上、おそらく人口の半数にまで達するもののようです。
それが何故かといいますと、正常な目の発達の過程で、すべての目で血管の膜が一時期レンズの前面を覆っている時期が続き最終的に眼圧の上下にさらされてその血管の膜がふつうは消えるという流れを取るからです。何もない所に汚れが付くのではなく、成長のある時期には必ず有るべきもので、普通は生まれるまでに消えることが多いということのようです。
  [90/202] 2009-06-30
1246341762
みゆさんからの相談  [マーカスガン現象]
現在3歳の娘がいます。赤ちゃんの頃から右目の瞼が下がっており、1歳の時、近くの眼科医に診察へ行った時、はじめ眼瞼下垂と診断されました。数ヵ月後違う病院へ行った折、マーカスガン現象だと診断されました。ご飯を食べてる時や、ストローをすったりする時に右の瞼がピクピクと口に連鎖して動きます。
視力も少しですが左右の差がでてきました。本人も見えにくいと訴え、首を右に傾けて見えやすい左目で物を見ようとする癖もでてきました。病院ではこのまま大きくなるまで様子をみて、自分で左右対称に開けれるように自分でコントロールできるようになると言われています。しかし5歳の息子にも下の娘の目が鏡に映ると目が開いてないよと訴えます。近所のお友達にも目がおかしいけど・・・などといわれます。治療法はないと言われましたが何とか直す方法はないでしょうか?視力も心配ですし、外見的にもこれから先、いじめられないかが心配です。他の病院に見てもらおうと思ってもどこに行けば一番よいのか分かりません。娘の
顔を見るたび申し訳ない気持ちでいっぱいになります。何とか治してあげたいのですが。どうか教えて下さい。

ご質問の趣旨わかりました。マーカスガン現象が出ているのだとすれば、手術的な治療の対象にはなりにくいですが、普段の眼瞼下垂を目立たなくする手術はありうるかもしれません。小児眼科や、斜視弱視を標榜している医療施設をその地域で探して相談されるか、今かかっている先生にそのような専門家を紹介してもらって一度相談をさせていただいてはいかがでしょうか?
134, マーカスガン現象、Marcus Gunn jaw-winking phenomenon
http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/50592387.html
はみていただけたのですね。お大事に。
  [91/202] 2009-06-29
1246251087
ふっくんさんからの相談  [小眼球症について]
小生、生まれつき右目が小眼球症で視力は光や手の動きが分かる程度でなのですが、先生のホームページを見て大変勉強になり、ご相談したくなりました。2つお聞きしたいのですが、一つはどうしても左目のみで見ているので(特に最近)左目が上内側に斜視になってしまいます。(視力なないので)この矯正手術は無意味でしょうか。二つ目は私のような大人でも外観を少しよくするためのなんらかの矯正手術や表層義眼、コンタクトレンズが日本でも可能でしょうか。またこれらは毎日朝装着し、夜はずすものでしょうか。ご多忙のところ申し訳ありませんが、ご教示お願いいたします。

ブログを見てくださってありがとうございます。
左の眼で見ていて、その目の中央の視野が残っているならば、こちらは少なくも斜視にはならないように思われます。使わないほうの右眼は、2歳未満での失明なので強い内斜になりましょう。
斜視の手術はしてもまた寄るだろうとしてふつうは行いません。表層義眼を載せることが可能か?と思いますので、当医院なり他の眼科医を介して義眼士とご相談ください。義眼は朝入れて夕方外すのだと思います。お大事に。
  [92/202] 2009-06-29
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あいろんさんからの相談  [筋無力症、円錐角膜について。]
はじめまして。私は、15年程前に筋無力症と診断されたのですが、2年前に眼科に行った際、円錐角膜とも診断されました。インターネット等で調べたら筋無力症、円錐角膜共に1万人に一人というまれな病気だと書いてあったのですが、この二つの病気は併発しやすい病気なのでしょうか?症状が出ているのはどちらも右目です。また、円錐角膜については専用のコンタクトを持っていますが全く使用していません。筋無力症についても治療等していません。(右目はほとんど見えないが左目は見えるため。)このままにしておいたらまずいでしょうか?筋無力症はしっかり治療すれば完全に瞼が上がるものなのでしょうか?よろしくお願いします。

円錐角膜は原因がわかってはいない疾患で、遺伝性は一般にはないと思います。一方重症筋無力症は自己免疫や膠原病に関連したような疾患で少なくとも免疫系の異常があり、甲状腺眼症などとも合併することがあります。現在のところアトピー性皮膚炎などを介さなければ両者の合併は偶然の合併と考えてよいでしょう。下垂があって、それを指で持ち上げるために四六時中上瞼に指を当てる癖でもあれば、それが原因で角膜の変形すなわち円錐角膜が起きることもあるかもしれません。
円錐角膜は最初の軽いうちには眼鏡で視力の矯正をしますが、そもそもが不整乱視の強いものですから、整乱視しか矯正できない頑強には限界があります。(なおこの場合の、矯正というのは単にその瞬間の視力を上げるという意味であって、角膜の病気を治すという意味ではありません。)次の段階はコンタクトレンズです。特にハードレンズや稀にはハードレンズをソフトコンタクトレンズの上から付けるような対応がなされます。コンタクトレンズで視力が出れば、使うのはお勧めしますが、使わないから悪化するということはなさそうです。円錐角膜の最終的な対応法は角膜移植です。その成績はまずまずですが、時には移植片が自分の免疫で拒絶され、再度視力が下がってしまうこともあります。国内ではいつドナーが現れるか分からずそのドナーも少ないので、米国のユタ州やその他の国からのアイバンクを介した輸入角膜を使った手術日の予定の立てられる方法での手術が多くなっていると思います。最後に、筋無力症の眼瞼下垂が治療で治せるかという点ですが、マイテラーゼなどの妥当な量の服用でかなり良い腺に持ち籠めるかもしれません。まずは専門的な現状の評価から行くのが良いでしょう。可能なら、神経眼科を見ることのできる当医院をお訪ねください。詳細な評価をしたうえで今後の方向を相談しましょう。
  [93/202] 2009-06-25
1245890672
にゃおさんからの相談  [迷ってます。]
こんにちは。いつもありがとうございます。相談なのですが、3年前からぶどう膜炎で眼科に通っていて最近2ヶ所目の眼科にいって診断してもらったら、いつも通っていた眼科とは少し違う診断でした。どちらもぶどう膜炎専門の先生ではないので、どちらを信じていいのか?なので、夏休みにぶどう膜炎専門の先生に一度見て頂きたいと思っているのですが、ぶどう膜炎の知り合いの方(そちらにも通っている方です)に「I先生」を進められたのですが、I先生はTI大学をお辞めになったということなので、I先生がいるT地域病院に行こうか、I先生はいないけどTI大学に行こうか、迷っています。進めてくれた方は、I先生はとてもいい先生だとお聞きしているので診察して頂きたいと思っているのですが?いろんなぶどう膜専門の先生がいらっしゃるTI大学の方がいいでしょうか?個人眼科での診断が違うので今の状態がよくわかりません。(前眼部の炎症は落ちつているようです)
あまり軽い症状で大学病院へ行くのは迷惑ですか?また、3年もたってから行くのも迷惑ですか?なんどもすみません。よろしくお願いします。

お返事します。原因検索をきちっとするための採血のセットやレントゲンなどの準備などを考えると大学が良いかもしれません。月曜と木曜の教授外来の日が良いでしょう。もしずっとT地域病院まで通う覚悟であれば、I先生は大変よい先生ですが、一度ないし数度の通院でのコメントをもらうのが目的で、以後は近くでというならば、大学から現況をまとめた紹介状をもらって近医に戻るのが良いでしょう。お大事に。
  [94/202] 2009-06-22
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のんちさんからの相談  [先天性強度近視弱視水平眼振について]
はじめまして。私の親族に先天性強度近視弱視水平眼振がおります。裸眼で0.1あるかないかです。ハードコンタクトを使用しても0.2あるかないかです。それでも本人は健常者に混じってスポーツに励み楽しんでおります。
@今後心配な眼の病気や症状というのは出てくるのでしょうか?
A少しでも視力が上がる手段はやはりないのでしょうか?もしくは、下がる可能性はあるのでしょうか?
B札幌、もしくは近郊でご紹介頂ける眼科はございますでしょうか?
先生に直接診て頂きたいですが正直簡単に行ける距離ではございません。現在とくにかかりつけの眼科はないそうです。
以上、ご質問させて頂きます。どうぞ宜しくお願い致します。

御心配はわかりました。
眼振と弱視の原因が何によるのかというところが問題ですが、先天眼振であればそれ以上視力が低下する場面はあまり考えなくてよさそうです。コンタクトレンズの上からプリズムを用いて視線を斜めに振ると、視力が改善される場合があります。
実際にみていない患者さんを知り合いの医師に紹介することは
1)実際に訪ねてみたが、普通の受診以上には相手にされなかったとして患者さんががっかりする場合がある。
2)紹介された医師のほうが、いったい何をしろというのか?ということで困惑する。
という可能性が少なからずありますので、診察していない患者さんの紹介は控えさせていただきます。
殊に先天眼振では“確かに眼振がありますね、特になすこともないでしょう。”という話で終わるドクターが多いかと思います。ネットでの相談を受けることから、今までに先天眼振の患者さんは全国から約100人にもなりました。プリズムメガネ以外に特別な治療法は取っていませんが、手術を目指して専門機関に紹介し感謝されたケースもあります。上京の機会がありましたら東京駅まで10分ですので、お訪ねください。お大事に。
  [95/202] 2009-06-15
1245053369
しーちゃんさんからの相談  [ステロイドについて]
よろしくお願いします。生後2ヶ月の娘のことです。乳児湿疹で小児科を受診したところ、ロコイド軟膏というステロイドの薬を処方されました。医師からは、1日2回朝と夜洗顔後につけるようにと言われました。弱い薬を出しておくねと言われたので安心して使っていたのですが、本やインターネットで調べたところステロイドのお薬だということと使用上の注意のところに、目の周りや瞼につけると白内障や緑内障になることがあります。と記載されてありました。そんな説明を一切されなかったので、目の周りや瞼につけてしまいました。使用期間は、3日つけて、2〜3日あけて1日つけて2〜3日あけて1日つけを繰り返し、全部で10日くらいつけてしまいました。娘が白内障や緑内障になることはあるのでしょうか。副作用がでるとしたら、いつ頃でるものなのでしょうか。薬をつけなくなってから半月以上たちました。
娘をみるかぎり、物を目で追ったり、私をみて笑いかけてくれたりしているので見えているように感じるのですが。眼科を受診したほうがいいのでしょうか?

御心配はごもっともですが考えすぎと思います。
ステロイドはその危険を知らずに長期にわたって漫然と使いますと、白内障や緑内症などの危険な合併症を起こすことがありますが、短期間の集中的な使用ではその心配はまず無いでしょう。
たとえば白内障については個人差があって数値は上げられないとされていますが、無理を言って期間を示せば成人では経口投与で4錠を毎日使って2年といわれています。緑内障でも、目の中での房水の循環を妨げる物質を作る遺伝子が動き始めてから眼圧があがるわけですから、2週間以上毎日使わなければまず眼圧があがる原因にはならないと思います。ご安心ください。
点眼や軟膏でステロイドを出す場合には一本を原則とし、あまり多くは渡しません。副作用の説明は状況によっては致しますが、ロコイド軟膏に白内障や緑内障の説明をする医師はそう多くはいないでしょう。なお、結膜炎であっても、薬のもらいっぱなし、処方しっ放しというのは感心しません。私ならば、一週間後の受診は初診の日に日時を決めて必ず指示します。薬が効いて病気が治まったかを見るだけでなく、思わぬ副作用を起こしていないかを見るためにも患者さんにとっても再受診は必要です。まずは小児科の処方薬を出した医師に、止めてよいかどうかを聞くのが先でしょう。
  [96/202] 2009-06-15
1245053230
HONESTさんからの相談  [虚血性視神経症について]
私の55歳になる母が、2ヶ月前ぐらいに眼が痛む為眼科に行き、疲れ目・ドライアイと診断され目薬を処方されました。しばらく様子をみていましたが、一向によくならず片目の下方が見えずらくなったので再度受診したところ、外的要因ではないようなので、すぐ大きな病院で診てもらうよう言われました。MRIと血液検査をしたところ、虚血性視神経症と診断されました。原因ははっきりわからないとのことでしたが、飲み薬で様子をみていました。飲み薬の効果が出ず、入院してステロイド点滴と酸素を取り入れる治療をしましたが、これも効果がみられず視力は片目の下方がみえないままで悪くも良くもなっていません。この病気の効果的な治療はないのでしょうか?母は軽い糖尿がありますが(薬を飲むほどではないと言われています)病気と関係あるのでしょうか?よろしくお願いします。

糖尿病の気がある55歳女性の片眼の虚血性視神経症という事のようなのですが、通常の虚血性視神経症は痛みを伴わずに、上の半視野が失われることが多い疾患ですから、巨細胞性視神経炎を考えた治療が必要です。この巨細胞性視神経炎は炎症が視神経に入る血管に起きて視神経の血流が途絶える疾患で、老女に多く、強いだるさや頭痛を訴えそして赤血球沈降速度が昂進する特徴があります。それであれば、採血検査でもうわかっているでしょう。
MRIと血液検査はすんでいるのですね。入院してステロイド点滴と酸素治療をしたということですから十分な治療はしたのですが、それでも視力が回復しないのはこの疾患では少なくない結末です。血糖などが許せば、3回くらいまでパルスを行うこともあります。それ以上の効果的な治療はないと思います。糖尿は血液凝固能を高めますので、ほかに異常がなければ、それが今回の視神経の虚血の原因だろうと推測することになります。くれぐれもお大事に。お連れいただけば、診断を洗いなおしてみることはできます。
  [97/202] 2009-06-13
1244860694
愛さんからの相談  [強膜炎]
初めて相談させて頂いております。5月中旬頃から左目に違和感を覚え、末頃より白目が充血し、強い痛みがあり眼科を受診。「強膜炎」との診断を受け、現在ステロイド内服治療中です。量は開始20r/日で1週間、効果がない為30r/日に増量し経過観察中です。痛みは治療開始より殆ど変わらず、痛み止めを飲んでいるところです。痛みはいつまで続くのでしょうか。他の治療法はないのでしょうか。強膜炎を発症する前2月から3ヶ月ほど右目外眼筋炎でステロイド内服治療をし、やっと治療が終わったばかりでした。先生の診断によると「筋炎にしても強膜炎にしても、おそらく体質的なもので膠原病のような自己免疫疾患の気質がもともとあり、炎症をおこしやすいのでしょう。」と言う事でした。「今回の症状も局所的な感染によるものではなく、血管炎のような感じですから。」と言う事でした。私には膠原病や血管炎という言葉は殆ど初耳で、とても不安な気持ちです。サイトなどで、強膜炎について調べますが、内服で数日で痛みが治まるとあり、私の場合日によって痛む場所が変わったり、昼間は痛みが少ないのに、夜から朝にかけて痛み、朝起きると眼球も瞼も腫れています。毎日不安な日々を過ごしております。ぜひセカンドオピニオンをお願い致します。

これも難しい症例と思われます。ステロイドを30ミリ使っても収まらないとなりますと、筋炎にしても強膜炎にしてもかなり強い病変ですから、内科医と相談して抗がん剤に様に強力な炎症阻止作用のある薬剤を併用する必要があるかもしれません。
地元の大学などに依頼していただき、ステロイドのパルス治療からあじめるということでしょうか?
  [98/202] 2009-06-13
1244860627
satosikunさんからの相談  [左眼球外転神経麻痺の治療方法]
お世話になります。平成19年7月1日の朝、東京に出張中、突然物が二重に見える状態になり、ビックリして帰宅し、翌日県病院の眼科を受診し、CT他検査を受けた結果、眼に見えない程度の軽い脳梗塞による、視神経の麻痺だと言われ、その10日後、県病院脳外科でMRIを撮りましたが、異常なしと言われ、メチコバールを半年間飲みましたが改善無し。10月に紹介にて眼科病院を受診し、眼鏡にプリズムレンズを装着し、現在に至りましたが、先週の検査の結果、プリズムの量を増やさないと見にくく無いかと言われ、病状が進んでいるのではと心配しています。
毎日左目で物を追う訓練しか方法はないとの診断です。
Hb-A1Cは20/11/07 5.6で、21/03/13 5.9で、薬を服用していますが、軽い糖尿はあります。
指を立てて物を追うリハビリしか、治療方法がありませんか?
診断して頂いて、他に何か良い治療方法があれば、一度診察を受けたいと希望しております。
よろしくお願い致します。

残念ですが、原因が見落とされていなければ回復は難しいです。
糖尿病による眼球運動麻痺は3月で改善するものが多いですからそれを過ぎて治らず、増悪するとすれば腫瘍など別のものを考えて洗いなおす必要があります。
来てくだされば洗いなおしをいたします。
  [99/202] 2009-06-11
1244682771
犬好きな主婦さんからの相談  [眼瞼下垂の手術による合併症]
初めまして、先生の書かれた本を購入し読ませて頂きました。
H21年4月14日に横浜にある形成外科で眼瞼下垂の手術を行いました。1週間後の抜糸後から目の下が収縮し始めてしまいました。
先生には「眼瞼痙攣症」と言われました。「治すには信州大学に行き再手術(眼輪筋切除)の方法しかない、私はボトックスは信じていない。」と言われてしました。凄くショックを受けました。余り合併症の事の説明をされないままに手術をうけた事に後悔しています。又パニック障害もあり精神科で抗うつ剤を処方して頂いております。(ムコスタ、コントロール、ルジオミール、ルボックス、リスミー、レスリン)パニック障害の症状は回復しています。突然薬を止めると良くないとの事で飲んでいます。不眠は薬が無いと寝れません。
1手術の方法しかないのか?
2科学薬品から漢方薬に変えたほうが良いのか?
の2点質問をさせていただきます。家から清澤先生の病院まで2時間程なので通院させていただきたいのですが…宜しくお願い致します。

眼瞼下垂の比較的軽いものに対して、眼瞼挙筋短縮をするとドライアイが強まってつらくなることがあります。その症状の一つとして、眼瞼痙攣のような、瞼のぴくぴくが出ることがあります。ドライアイがないかどうかを見て、それがあれば涙点プラグの設置や点眼、さらに眼瞼痙攣があるかどうかを判定してあればボトックス施注を考えたらよさそうです。
電話でご予約の上、院長が外来をしている日にお訪ねください。神奈川程度の関東圏から見える患者さんは、白内障などの一般眼科疾患を除く神経眼科関連の患者としては最も多い分布であり遠い方ではありません。お大事に。
  [100/202] 2009-06-05
1244164229
にゃおさんと同じさんからの相談  [教えてください]
にゃおさんと同じで、私も虹彩炎があり(片眼)、3年ほど前から、リンデロンを毎日4回点眼していた所、眼圧はあがらないものの、2年ほど前から、眼瞼下垂と、白目の浮腫、そして、白内障になってしまいました。白内障は手術し経過も良好だそうです。
・・が、虹彩炎の原因は、大学病院でした、胸のレントゲン、血液検査でも異常なく、顔面MRIでも、眼瞼下垂、白目の浮腫の原因になりそうなものはなかったそうです。
白目がむくんでいるため、たびたび、白目が出血してしまいます。大学病院で検査して、原因のわからない虹彩炎は、この先も、この症状が治ることはないのでしょうか・・

慢性の眼内炎(ぶどう膜炎)がありますと、若い方でも水晶体が濁る白内障になって手術が必要な場合がしばしばあります。おそらくはステロイドの影響ではなく炎症によるものでしょう。
大学病院は多くの専門家の集団ですが、必ずしもぶどう膜炎の専門家がいるとは限りませんので、大学付属病院だからと言って技術が最高とは限りませんが、お話の向きでは、今までに必要な検査は一通りなされているようです。先にお答えしましたとおりぶどう膜炎の原因は約半数が、超一流のぶどう膜炎外来でも不明のままに終わります。もし更なる精査をご希望でしたら、一度拝見したうえで、紹介できる専門家に紹介いたしますので当医院をご受診をなさってください。
  [101/202] 2009-06-03
1243989698
心配さんからの相談  [ステロイド内服]
アレルギー体質の為、スギや、雑草、ハウスダストなどいろいろなものが原因で、年中、鼻がグズグズしています。
耳鼻科でもらった内服薬を調べると、ステロイドがふくまれているみたいなのですが、長期、薬を飲んでいると、白内障など、目に悪影響はあるのでしょうか・・

アレルギーは常に治すというよりも、コントロールしてしのぐということになります。かゆみが強い場合で、抗アレルギー薬を使ってもかゆみが抑えきれぬときはステロイドを使います。
なるべく短期で抗アレルギー薬などに変えてゆきますが、使い続けることもあります。リウマチなどの内科的疾患で純粋なステロイドを長期使い続ける場合に比べますと、抗アレルギー薬に混入されたステロイドの量ははるかに少ないので、白内障などになる危険は少ないでしょう。しかし、点眼で長期ステロイドを使って、その患者さんが偶然にステロイドで眼圧があがる体質の場合には緑内障を起こすことがあるので注意が必要です。
  [102/202] 2009-05-28
1243483933
にゃおさんからの相談  [ぶどう膜炎]
こんにちは。はじめまして。
まず、今の症状は自覚症状は何もありません。平成18年8月に虹彩炎と言われてから約1年後に「炎症がなくなって来ました。」と、言われてフルメトロンを1日3回していた目薬を0回にして下さい。と、言われたので、大丈夫かな?と、思いながら止めたのですが、一週間後リバウンドして今まで前部炎症だけだったのに後部にも炎症がでてしまいました。(硝子体に混濁あり)それ以来其処の大学病院へは行っていません。
個人眼科へずっと通っているのですが、2年間良くなったり悪くなったりしてリンデロンとフルメトロンを交互にさしている状態です。
最近もっと設備のいい個人眼科に行ってみたのですが其処では前部には炎症はない。内部も悪い物ではないので(その時は悪くなったと言うことでリンデロン4回だった)リンデロンは2回でいいと思います。と、言われました。眼科によって「炎症がある。」「炎症はない。」と言われて困っています。出来ればステロイド点眼から解放されたいのですが、一度リバウンドしているので怖いのですが・・・。この場合、今まで目の状態を見ていた眼科を信じればいいのか、設備のいい眼科を信じればいいのか?
やはり、ぶどう膜外来など詳しい先生に見て頂いたほうがいいのでしょうか?また、前部に炎症がなく後部の炎症がある場合に目薬だけでいいのでしょうか?3年という長い間ずっとステロイド点眼をしているのでさすがに心配なのです。(眼圧などは上がることはありませんでした)(血液検査・レントゲン・尿検査などでも異常なしです。)ずっと通っている眼科では炎症が軽いので大学病院へ行ってもダメだよと言われるのですが・・。
最初に書きましたが自覚症状が何もないのでよけいに炎症が出てもわからない?のか心配なのです。まとまりのない文章になってしまいました。
@炎症があっても軽い場合自覚症状はないのですか?
A目薬の回数が眼科によって違う。どうすればいいか?
B硝子体混濁に点眼は有効ですか?
C炎症が3年以上取れない事はあるのですか?
Dやはり専門医師に見せたほうがいいですか?
よろしくお願いします。

ぶどう膜炎は様々な原因で起きる眼内の炎症の総称なので、一律には言えませんが、一度詳しい検査をするのには大学病院は良いですが、ずっとかかり続けるには、主治医も毎年移動しますし、最適ではないと思います。
> @炎症があっても軽い場合自覚症状はないのですか?:はいそうです。ステロイドで炎症が抑えられた時に見たらどの眼科医も正常というでしょう。
> A目薬の回数が眼科によって違う。どうすればいいか?:正解は一つではありません。炎症が強いと感ずると6回というでしょうし、炎症は見えないが急に着るのは危ないと思えば2回というかもしれません。同じ日に8回という医師と2回という医師がいても驚くにはあたりません。軽い炎症だとその目で見ないと、気がつかないくらいのこともよくあります。
> B硝子体混濁に点眼は有効ですか?:まず有効としてよいでしょう。テノン腔内にステロイドを注射したり、経口投与のステロイドも使うことがありますが。
> C炎症が3年以上取れない事はあるのですか?:ぶどう膜炎というものはそんなものです。15年以上時々炎症が強くなると来ている患者さんもいます。
> Dやはり専門医師に見せたほうがいいですか?:一度は見せてもよいですが、現在症状が抑えられているならば、誰が見てどんなに多くの検査をしても”原因不明のぶどう膜炎”で終わる確率は高いでしょう。現在の先生に聞かれるのをお勧めします。
一度おいでくだされば。採血など一式行うこともできます。お大事に。
  [103/202] 2009-05-25
1243224947
たかぼうさんからの相談  [瞼の痙攣]
私は5歳のころ左目の筋無力症と眼科医に言われました。左右の瞼は確かに左のほう閉じていますが今までしょうがないと思っていましたが。近頃左の瞼に確かに力がなく時々指で開かないと瞼が動きません。また痙攣のようにピクピク小刻みに震えることが多くなり子供のときに将来瞼が開けられないようになる可能性があると言われた眼科医の先生の言葉が今になり気にかかります。よろしければアドバイスを頂ければ幸いです。

それは御心配ですね、5歳のころに左目の眼瞼下垂があったということでしょうが、これが眼筋無力症であったとは考えにくいです。おそらく先天性の下垂や何かの理由で他の眼瞼下垂だったのではないでしょうか?痙攣のようにピクピク小刻みに震えるとすれば、眼瞼痙攣の可能性もありますが、子供の時から続いているとは考えにくいです。”将来瞼が開けられないようになる可能性がある”との昔のお話は忘れてよいですが、近々で再度眼科を受診しておいてください。
  [104/202] 2009-05-23
1243037669
コタさんからの相談  [中心性網膜炎について]
お忙しいところ申し訳ありません。夫の眼のことなのですが、よろしくお願いします。
夫は昨年10月に中心性網膜炎になり、初めは薬による治療で様子をみていましたが、結局良くならず、今年に入って大学病院を紹介していただきました。
そして、1月下旬に造影検査を受け、レ―ザ―による治療をしていただきました。
しかし、その後数日してから、外の光や蛍光灯、白い紙など、異常にまぶしく感じるようになり、その症状がかなり辛いため、仕事や運転もできなくなってしまいました。
今では外にもほとんど出られない上、家の中にいても暗い部屋でサングラスやアイマスクをしていて全く普通の生活が送れなくなってしまいました。
夫の場合、治療していただいたのは、普通ならレ―ザ―は避けるような中心部分に近いところだったそうなのですが、病気について私なりに調べたところ、レ―ザ―が中心に当たると障害が残るとありました。もしかしたらこれはレ―ザ―が中心に当たってしまったということなのでしょうか?
もしそうだとしたらもう治る可能性がないのでしょうか?なにかいい方法はないのでしょうか?
大学病院では治療はもう終わったので、あとは今の症状に慣れるしかないと言われたそうなのですが、毎日苦しんでいる姿を見ていると本当にどうしたらいいか分かりません。
ぜひ教えてください。

網膜の中心部にレーザーが当たってしまったにしても中心暗点が出て視力が下がることはありますが、まぶしさがますという症状はふつうは出ないように思います。
疾患に対する不安などが高じて、一時的な適応障害を生じて、その結果うつ病などのような症状をひきおこしているのかもしれません。
心療眼科的な対応も可能ですので可能なら一度おいでください。
  [105/202] 2009-05-22
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よっしーさんからの相談  [外転神経麻痺について]
2年前の脳腫瘍の手術を受け、腫瘍の全部はとり除けなかったのでガンマナイフという放射線治療をしました。昨年、左側の外転神経が麻痺になり内斜視と眼瞼下垂の手術を眼科で受けたのですが、まだ左眼の黒目が内に寄っており、すべてが二重に見える状態です。脳外科の主治医は「たとえ腫瘍がなくなっても外転神経は治らない」を言われ、ショックをうけています。何か治療方法はないでしょうか?(薬投与等)
私は大阪在中してるので関西でいい病院があれば教えて欲しいのですが。宜しくお願い致します。

それは大変ですね。
腫瘍で侵された外転神経の麻痺はその回復が難しいかもしれません。上と下の直筋を2つに分けて外直筋の筋腹と結ぶと正面眼位だけは正面に近づけられるとは聞きますが、そこまでの事をすることができるのがだれかは、患者さんを実際に見ないと医師の名を挙げての紹介は致しかねます。くれぐれもお大事に。
  [106/202] 2009-05-18
1242624808
かおりさんからの相談  [視能訓練士]
こんにちは。
コンタクトレンズを作りに伺いたいのですが、矯正視力などを測る時は、視能訓練士にお願いしたいと思っています。可能でしょうか?
できれば、視能訓練士として働いている期間が長く、40歳〜55歳くらいの方に、お願いしたいのですが、お勤めの視能訓練士の方は、当てはまりますでしょうか?教えてください。

当医院では視力測定はすべて視機能訓練士か、眼鏡師が担当していますので視能訓練士がコンタクトを合わせることになります。
しかし当医院の視能訓練士は開設以来、すべて新卒者を雇用してきておりますのでリーダーでも卒後5年目ですから40歳には到達していません。どなたも経験に不足は感じません。
  [107/202] 2009-05-18
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りんりんさんからの相談  [網膜はく離]
家族が網膜剥離になり手術をしましたが1ヵ月半経っても光を感じる程度の視力しか戻らず再剥離をしてレンズを抜く手術をしました。担当医は今度はオイルを入れたので裏側からの出血は出にくく今度はすぐ見えるようになると言っていましたが、それから3週間ほど経ちますが光しか感じません。視神経に異常などが出来、見えないのでしょうか?又今後視力の回復はあるのでしょうか?黄斑部まで剥がれていないのに何故見えないのでしょうか?

それは御心配なことと存じます。この御説明だけからですと、現在の状況が網膜の剥離によるものか、はたまた視神経などの循環障害なのか推定もできません。担当の主治医にこのまま聞いてみてくださいますか?
  [108/202] 2009-05-16
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菜さんからの相談  [眼振について]
初めまして。お忙しい中申し訳ありません。
もうすぐ6ヶ月になる息子がいるのですが、3ヶ月を過ぎた頃、内科で「眼振ある?」と言われ近くの総合病院を紹介されました。
すぐに紹介された病院へ行きました。瞳孔を開いて眼底を見てもらいましたが、眼底には特に異常はないとのことでした。「ちょっと揺れるけど、多分大丈夫じゃないかな。一応1ヵ月後もう一度みせて」と言われました。
そして1カ月後もう一度診察に行くと「前回は大丈夫だと思ったが、今日みるとやっぱり揺れてるから検査できる病院を紹介するからそっちへ行ってみて」と言われ、今度は大学病院を紹介されました。
そして先日大学病院へ行ってきました。何の検査をする事もなく「先天性眼振ですね。これから揺れや症状がひどくなる可能性があります。首を左右に振ったり、斜めにものを見るようになってきたら、揺れの弱い部分を正面に持ってくる手術をしたほうが良いかもしれませんね。視力はまだなんともいえませんね。」といわれました。
いろいろ検査をするのだと身構えていたのですが、何もなく、「4ヵ月後にまたきてください」との事でした。
眼振は直すことが出来ないというのは理解していますが、直すことは出来なくても自然に良くなっていくことはないのですか??そして今ほかに出来ることは何もないのでしょうか?
眼振は脳や耳からの影響もあると聞き、そっちも心配です。検査をしなかったということは大丈夫だと言うことなのでしょうか?
また、これからひどくなると言うのはどの程度なのでしょう?今は揺れる時と揺れない時があり、そこまで気になって気になってという程ではないのですが、次第に揺れない時がなくなっていくということでしょうか?揺れが大きくなり目立つようになってくるのでしょうか??視力はやはり下がる可能性が高いのでしょうか??
生まれて半年、今のところ眼以外は順調に成長し、元気なのでそれだけでも良かったと思うようにしてはいるのですが、眼のことを考えると息子に申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

わずかな経験ですが、眼振の子供の視力は、その子供によってどの程度まで出るのかは3歳か4歳にならないと想像は難しいでしょう。
どこまでの視力が得られそうかの推定はなかなか難しく、本当に成人まで成長してみなければ最後の結果はわかりません。
「先天性眼振ですね。これから揺れや症状がひどくなる可能性があります。首を左右に振ったり、斜めにものを見るようになってきたら、揺れの弱い部分を正面に持ってくる手術をしたほうが良いかもしれませんね。視力はまだなんともいえませんね。」という返事はそのような手術をしたことがあるというのですから大変にすぐれた返答です。
ただ、その成長の時期に応じた経過観察を続ければ、なにがしかの場面で手遅れにはなりにくいともあるとは思います。
眼科医の多くは先天眼振など見たこともなく、出会ってしまった場合には謙虚にその子供に最適の医療環境を探しているわけで、
上位の病院に紹介をすることを盥回しなどと表現されることは実に心外なのです。
しかし、実際にはそう感じて怒って去っていった親も少なくはありませんでした。
子供の健全な成長が期待し難いという場合、それをありのままに受け入れて最善の選択をできる親は多くはありません。
あまり、役に立つ助言でなくてすみませんが、おいでくだされば、私にもなにがしかの助言はできるかと思います。
先日数えたら先天眼振のカルテは、ブログを通して来院くださった方々が多くて、50枚以上100枚近くにはなっていました。
しかし、これは私が一開業医以上の何かの治療法を持っていると言うことではありません。
子供の視力が低くてもそれは親の責任ではありませんし、逆に、また弱視が起きたとしても対応した医師を責めるのは見当違いです。病気は本人、親それに医師の努力には関係ない次元で起きているものです。
お悩みになるのは理解しますが、あまりその場その場で夢のような良い展開があるとは期待すべきではなく、そのような展開を与えられないことで診療する医師に攻撃的な姿勢を取るべきでもあ
りません。
そうされますと、担当した医師もその後は消極的になって、一層の協力を求めることも、またともに悩んでくださることも期待することが難しくなります。というわけで、少しぼんやりと子供の将来を一緒に考えてくれる医師がいましたらその医師を大切になさって、無理な要求は控えるようにご注意くださるのが子供さんのためには良いかと思います。
  [109/202] 2009-05-16
1242431864
ナリーさんからの相談  [乳児の眼瞼下垂?]
はじめまして、4ヶ月の女児の母です。
娘は、右目が生まれつき開きが悪く、寝起きは、いつもうっすら開いている程度でした。現在は、横になってるときや、抱っこして見てもあまり気づかないのですが(見慣れていたり、顔のお肉で)、体を起こして正面を向くと、半分以下の大きさくらいしか、開きません。
瞼は、瞳にかかるかかからないか、私にはわからないんですけど・・・。
大きくなったら治るのかと、少し様子を見ていました。
先日、風邪でかかった小児科の先生に、右目はどうかされましたか?と聞かれ、『眼瞼下垂』というのがあると聞き、一度専門医に診せるように言われ、自分で病院や眼瞼下垂について調べています。
弱視や斜視が併発する可能性もあるとか、手術の際、乳児は全身麻酔をするから、覚悟が必要とか、いろんな情報で不安になってしまいました。。
どんな手術があって、傷は残るのか?もし早めの乳児のうちに手術が必要な場合、成長したときの、顔が引き締まった後、左右バランスはどうなのでしょうか?
手術以外の処置は、ないのでしょうか?
まずは、専門医を尋ねようと思いますが、手術のことを考えて、大きい病院と連携のある病院にかかりたいです。
夫も私も、出身地が遠いので、子供の病院探しに苦戦していて、ネットで色々と調べて、相談できることを知りメールさせていただきました。
よろしくお願い済ます。

子供の先天性の眼瞼下垂なのでしょうね。
どの時期での手術もありですが、あまり小さいと難しいでしょうね。
かといって弱視にはならないうちには手をつけたほうが良いかとも思います。
斜視弱視外来のある大きな医療機関と、一般的に小児眼科を見られるところの二本立てで見てゆくのがよさそうですね。
  [110/202] 2009-05-15
1242349232
kokoさんからの相談  [ぼやけて見える症状について]
お世話になります。以前よりパソコンを使う仕事をしているせいかドライアイがひどく定期的に診察を受け目薬を処方されています。1年位前に急に右目が2重に見えるようになりすぐに受診しましたが角膜表皮びらんと言われ目薬で症状はだいぶよくなりました。でもそれから前よりぼやけて見えるようになりそれが治りません。病院で相談しても特に異常ないといわれます。近くも遠くも物が重なって見えるような感じでなんとなくぼやけています。特に信号とか光ったものはいくつも重なって見えます。ドライアイでもこのような症状がずっと続くこともありえますか?今まで左目と同じくらいの見え方だった為とても気になります。よろしくお願いします。

ドライアイが本当にひどいのであれば、コラーゲンプラグかシリコンプラグで柔らかいもの(イーグルプラグ)を装着されることをお勧めします。清澤眼科医院通信の各号に記載しますのでご覧ください。
ヒアレインなどの点眼の効果は確かにありますが、3分ないし10分しか効かないからです。
角膜の下半分に傷が付くタイプでは睡眠中に眼がわずかに開いている場合があり、この患者さんには就寝時の軟膏塗付が有効です。ぼやけるというのが、角膜の症状なのか、あるいは網膜の症状なのかを蛍光眼底撮影までは行わなくても、きちんと瞳孔を開いてみてあるかどうか?も問題となるでしょう。
一般疾患は江東区内の患者さんが多いですが、当医院の神経眼科外来は、1)東京都と以外の関東圏40%、2)江東区以外の都内30%と、広い範囲から来ていただいています。三鷹ないし中野から直通の中央線沿線からの患者さんも多いです。よかったら一度お訪ねください。
  [111/202] 2009-05-11
1242005873
まーくんさんからの相談  [74歳の母の一時的な視野欠損について]
お忙しい中、申し訳ありません。74歳の母についてご相談させて下さい。眼圧が高く、緑内障かも・・との診断を受けており、点眼と通院を続けておりますが、眼圧は一向に下がらず、上昇傾向に・・。それと並行して、5−6年前から、右目の一部分(左下辺り)が一時的(5分程度)に見えなくなることがあり、そ数年前には、年に数度だったものが、数カ月に1度になり、このG.W.には、1日おきになったので眼科医に相談した所、一時的なものなら目ではなく脳に問題があるのでは?とのことで、昨日、脳神経外科でMRIを撮りました。結果は、脳には異常はなく、脳神経外科医は眼科で1度行き調べて貰って下さいということでした。緑内障等で一時的に目の一部分が見えなくなるということはあるのでしょうか?脳神経外科では、もし眼科でも異常がないとするともっと違う方向から調べることになる・・とのことでしたが。

この相談のように、一過性に片眼の視力が減退し、数秒から数分で回復するものを一過性黒内障と呼びます。このような症例では心臓に不整脈が有って、持続的に血栓が心臓から眼に飛んで症状を起こしている場合と、総頚動脈から内頚動脈の分かれ目あたりにアテローマと呼ばれるコレステロールの多いいぼが出来て、そこから形成された血栓が目に飛ぶ場合があります。
動脈硬化に伴う片側の頚動脈の狭窄が精密検査で見つかる例でも、眼底などには明かな変化がなく、眼科医を悩ませる場合がしばしばあります。私のブログの
92 眼虚血症候群の血行再建(一過性黒内障)
http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/50519857.html
をご参考になさってください。くれぐれもお大事に。
  [112/202] 2009-05-07
1241664589
かんかんさんからの相談  [白内障手術後の症状について]
白内障手術後8か月過ぎましたが充血や結膜下出血を繰り返しています。眼科医で心配ないと言われ目薬を処方されていますがどうしたら早く良くなるでしょうか?手術ミスではないでしょうか?漠然とした質問で申し訳ございません。

術後の不安が残っていて、安心できないわけですね。
白内障手術のミスやいわゆる失敗でそのようなことが起きることは考えにくいです。が、たとえばドライアイが手術前からあったり、術後に新たに現れたりすると異物感や充血が続くということがあるかもしれません。また、縫合糸が残されていて、それが結膜に刺激を与えているというようなケースもあるかもしれません。ご自宅からの距離もそう遠くはないようですし、何れにしても現物を診察しないとわかりませんので、可能なら一度おいでください。
  [113/202] 2009-04-30
1241073525
これさんさんからの相談  [先天性涙管閉塞のブジーのできる期間についての質問]
産後から目やにが多く、眼科で診察を受けました 5〜9ヶ月にブジーできると説明され 5ヶ月になり、近くの眼科を受診。現在週2回洗浄しています。早くブジーした方が良いと説明があり処置のできる良い病院を探してくれたのですが、6月しか空いていませんでした。ネットで調べてみると6ヶ月以上は全身麻酔で手術になると書かれているのもあって心配でしかたありません。外来でブジーできるのはいつごろまでなのでしょうか。先生の大学病院の外来で処置はしてもらえるのでしょうか。どうか教えて下さい。

一歳を過ぎると、看護師に抑えきれないくらい体力が強くなりますので、場合によっては全身麻酔ということもあります。
6月なら問題なくブジーをしてくれると思いますが、それは術者の熟練度によりますのでやってくださる先生に聞くしかありません。お大事に。
  [114/202] 2009-04-30
1241073436
kazueさんからの相談  [眼窩底骨吹き抜け骨折]
4月21日に、11才の娘が学校でマット運動中に友達の足が左目に当たりました。翌日かかりつけの眼科に行くと、眼底の骨にひびが入っているとの診断。当日鼻からの出血有り。痛みは伴うものの眼球運動に異常はなし。様子をみましょうとのことでした。せフゾンとダーゼンを処方されました。28日に再来院し、痰に血が混じること、夜になると痛むこと、頭痛で鎮痛剤を飲んでいることを告げました。この日も眼球運動に痛みを伴うので、脳神経外科でCTを撮るように言われました。結果、脳神経外科医には左目が吹き抜け骨折しており、脂肪が流れ出していると言われました。CTを持って眼科に行くと、やはり様子をみましょうとのことでした。自然治癒するのでしょうか。復視無。

この状況ならば、手術はしないで様子を見ていれば症状がなくなりそうに思います。気になるならば、ヘスチャートで眼球運動を正確に取ってもらうとよいでしょう。少なくもこの連休中は様子見で過ごしてよいような状況と思います。手術をする場合とは複視があって、その複視を軽減させようとする場合です。お大事に。
  [115/202] 2009-04-28
1240882425
のんのんさんからの相談  [meige症候群について]
私の母親についてご相談です。2年前からまぶしい、眼が閉じてしまう。ドライアイなどの症状で眼けん痙攣と眼科で診断され薬の治療とボトックスを3ヶ月に1度うけています。しかし今は眼の症状はすこしよくなり逆に口元にひきつりや舌が勝手に動いてしまう、歯軋り、舌をかんでしまうなどになり会話が難しく、また歯もすりへってなくなってきています。舌も傷だらけで見ていられません・・口元にもボトックスやアーテンとその他2種類(名前を忘れました)を飲んでいますが全然効かなくてこれは脳に異常があるのではと別のお医者さんで最近MRI検査をうけましたが特に以上はなし(脳梗塞の予備軍がある)と診断されました。他の症状としては血圧がいつも160くらいあがっています。寝てるときが一番症状がなく楽とのことでした。また飴や氷などを食べると少しだけましになるようです。。これは関係性がないかもしれませんが5年前に乳癌になりまして今は完治していますが体毛や髪の毛が抗がん剤治療が終わって数年たつのに生えてきません。(もともと円形脱毛症でした)今の眼科ではなすすべがなさそうなので他に治療方がないか教えていただきたいです。
ちなみに昔精神安定剤を飲んでたら楽になったようですが今通っている眼科には悪くなるからやめろといわれました。なので処方してくれません。舌が動いてしまうので歯医者にもいけません。
毎日悲鳴と泣き声で母がいつか壊れてしまうのではないかと不安です。どうぞ宜しくお願い致します。

それは大変ですね。メイジュ症候群の典型的な症状だと思います。私も安定剤などの使用を避ける今の先生の治療方針に賛成です。このほかにドライアイを軽くする、涙点プラグの使用や眼を開けていられないのに対するクラッチメガネなども考えられるでしょう。リボトリールは一時的には症状を軽くしますが、長期的には却って症状を重くしますから注射の間隔を延ばすなどの具体的な目的なしに漫然と使うのは好ましくないと思います。乳がんとは無関係と思います。くれぐれもお大事に。来て見せてくださると、ボトックス主体の治療は変わりませんが少しの工夫がどこかに見つかるかもしれません。
705眼瞼・片側顔面痙攣治療を成功させる10のこつ(第62回日本臨床眼科学会シンポジウム抄録)
http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/51128348.html
もご参考になさってください。
  [116/202] 2009-04-24
1240555067
なおこさんからの相談  [先天眼振で運転免許]
産まれ付き眼振があります。視力は片目0,3づつ、両目でぎりぎり0,7ですが体調次第で出ないこともあります。
子供が産まれ不便を感じることもあり教習所に通い始めましたが顔を傾けて運転することを注意されたり、自分では前を見て運転しているつもりでも顔が横を向いてるといわれたり・・・
眼振を持っているとなかなか免許をとることは難しいのでしょうか。お忙しいところ申し訳ございません。よろしくお願い致します。

御心配の状よくわかりました。
両眼での視力が0.7というのが免許の条件なのですが、まずこのくらい見えていれば通してもらえるのではないかと思います。眼振になれた医師を探して、プリズム眼鏡を作ってもらうと顔を傾けるのを避けることができる場合があります。
  [117/202] 2009-04-22
1240367631
おもちさんからの相談  [ミューズ、アズール、と診断されました。]
昨年の今頃、左眼の視界の鼻側にフラッシュの残像が残っているような状態になり、近くの眼科では診断ができず、県外の大学病院にまで診察に行きました。数ヶ月後、アズールであると診断名がつきましたが、治療法がないため経過観察ということでその後数か月に一度検査に行っていますが、現状は変わっていません。
治療法というのは本当にないのでしょうか・・。無ければ検査をしに行くだけ無駄なような気がしてしまいます。

それは御心配でしょう。
ミューズ、アズールにはふつうはステロイドの大量点滴も効かない様ですから、これといった治療法がなく、循環改善剤やメチコバールなどのビタミン剤を出して様子をみるという対応が主流になります。光がキラキラと視野の中に感じられるというのがその診断を疑わせる重要な兆候であると先日の講習会では名古屋大学の講師が話していましたので、あなたの症状とも合いますね。
この疾患、積極的にこれだという診断根拠に乏しく、
1、眼底が一見正常で、2、視野欠損があり、3、網膜電図が減弱しているから、視神経ではなくて眼球内の網膜に問題があるのであろうというやや漠然とした診断の根拠しかない疾患です。
4、網膜を切って断層を見せるOCTで見ると、層の間の線が一部消えているというのも診断根拠になります。
大学から紹介状を出してもらって、近所の先生で悪化していないか?改善があるか?を見てもらい、VERISなどの精密検査を受けに数ヵ月後に大学に行くのではどうでしょうか?必ず両眼が失明するというわけではないのですが、片眼で終わるという保証もないものなので、通院を中止してしまうのはやめたほうが良いと思います。ほかの病気に変容してくるかも知れません。
最初の初診時視力が悪いと、回復は乏しいという説明を先の講師はしていましたし、私の患者さんでもそのような感じです。しかし、詳しく調べて論文にまでした患者さんが数年後に来てくださったらすっかり治っていたということも私は自分の患者さんで経験しています。気長に月に一度程度みてもらえる場所をお持ちになるのが良いでしょう。
2008年08月28日
651 「目がぼやけるの意外な結末」日本臨床眼科学会インストラクションコース 解決!不定愁訴、不明愁訴6 の清澤担当分ハンドアウトです
http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/51081050.html
お大事に
  [118/202] 2009-04-20
1240192110
ムーミンさんからの相談  [眼瞼痙攣と抗不安剤について]
昨年秋より眼瞼痙攣を発症しました。5年前からメイラックスを一日1mg服用しており、神経内科の医師はメイラックスでは起こりえないと否定されますが、自分ではそれが原因に違いないと、苦しい思いをしています。ボトックスを2回し、2度目で効果が出て痙攣はとまっていますが、攣縮はおさまらず、一日中ぎゅいぎゅい締め付けられ、将来を悲観し、精神的にも日に日に落ち込んできています。メイラックス1mgで安定していた心も均衡が崩れるように不安感がおさえられなくなり、手足がしびれるような感じも出てきました。それで、安定剤の種類を変え、量も少し増やすことになってしまいました。
私としては、安定剤が眼瞼痙攣の原因薬なのならば、すこしずつでも減薬していきたいと思っていますが、今の心の状態を考えると先は長いのかな、と思ってしまいます。(何度か減薬を試みましたが、厳しい禁断症状で挫折したことがあります)
安定剤をやめることで、眼瞼痙攣がおさまる可能性はどのくらいありますか。また、私の目の症状は、典型的な眼瞼痙攣とは少し違う、と医師は言います。本態性のものと薬剤性のものとで症状に違いはあるのでしょうか。とにかく激しい目のしめつけに苦しい毎日です。何か希望になることがあれば、少しは励みになるのですが。また、ボトックスは、うまくいっても笑った顔が不自然になったり、目が閉じきらないなどの副作用は我慢しなくてはならないものなのでしょうか。
質問ばかりですみません。まだ小学生の子供が二人います。元気なころにもどりたいのです。よろしくお願いいたします。

御心配の状況はわかりました。
メイラックスはベンゾジアゼピン系ですから私はまさにあたりだと思います。
薬剤は、それと明らかな場合もそれとはわかりにくい場合もあります。十分なボトックス量でまずは痙攣を抑えることだと思います。安定剤や抗うつ役を無理に止めると危険です。徐々に減らすようになさってください。

ボトックスは十分な量を使うのがコツであると思います。
2007年11月25日450 薬剤性眼瞼痙攣
http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/50888133.html
が参考になるかもしれません。お大事に。
  [119/202] 2009-04-20
1240191955
naomiさんからの相談  [先天性のホルネル症候群について]
症状:首から上の左半分が汗をかかない(全く汗がでていない)、左目が眼瞼下垂(軽度)、左目の瞳孔が少し小さい(縮瞳)
状況:3歳になる娘が、ホルネル症候群であり、その原因が先天性である疑いがあります。
状況としては、生まれて数か月経ったくらいに、顔の半分に汗をかいていないことに気づき、1歳になる頃に診察を受けたところホルネル症候群と診断されました。当時はまだ先天性であるとは診断されず、その他の原因(腫瘍等)がないかどうかを定期的に調べてもらっていました。(1歳の頃MRIによる検査。その後尿検査と診察のみ)月日が経つにつれてその原因(腫瘍等)である可能性も薄くなり、現在、かかっているお医者さんからは対処療法しかできないと診断されました。
中々、症例が少なく解明されていない点が多いこともあり、治らない可能性が高いことも理解しているつもりですが、@何か治る方法はありませんでしょうか。また、A今後、生活していく上で何か弊害はありますでしょうか。(例:運動を控えた方がよい。半分汗をかかないことで、発熱等の病気になりやすい。視力が極端に低下してしまう。など)
少しでもホルネル症候群のことを知りたいので、一度診察を希望しています。親としては、できることなら治してあげたいと思い、お忙しい中恐縮ですが、質問させていただきました。よろしくお願いいたします。

ホルネル症候群では障害された側の目の瞳孔が反対側よりも小さく、散瞳は良好なのが特徴です。軽い眼瞼下垂があることがあって、わずかな下まぶたの挙上が見られることがあります。これを反対下垂といいます。
患側の上瞼は正常より下がってますから、この眼は小さく見えます。生後一年以内にホルネル症候群が発生すると、虹彩の色は薄くなることがあります (虹彩異色症)。時には、ホルネル症候群側の目の眼圧は低く、侵された顔半分の発汗は低下を示します。
小児にホルネルを起こすものには生まれた時からの先天性のものと、後天性のものがあります。
先天性のホルネル症候群は出生時の頸への外傷によっても起きることがあり、その場合は同側の腕頭神経叢の障害が現れ (Klumpke麻痺)ます。しかし、先天性のホルネル症候群でも原因がわからないことはしばしば見られます。後天性のホルネル症候群の原因には頸への外傷、頸の手術、胸や首や脳の疾患も含まれます。
小児ではホルネル症候群は神経芽細胞腫によって起こることがあり、これは体のほかの部分に出る腫瘍です。
稀ではありますが、後天性の小児のホルネル症候群ではその頻度は先天性のものよりは高くなっています。
これらに対して行われてもよいテストがあります。それは薬学的なテストで、ホルネル症候群の診断を確定する点眼テストです。
小児にホルネル症候群が診断されたならば、尿のテストと体内の神経芽細胞腫を探す放射線画像診断を加えるとよいでしょう。
なお、このお答は米国の小児眼科のページの記載を参考にしていますが、私の知識でもおおよその話はこれでよさそうです。
ご希望であれば、一度患者さんを拝見したいと思います。なるべくならば、当医院の神経眼科外来枠を予約しておいでください。
  [120/202] 2009-04-16
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なおこさんからの相談  [先天眼振で運転免許]
産まれ付き眼振があります。視力は片目0.3ずつ、両目でぎりぎり0.7ですが体調次第で出ないこともあります。
子供が産まれ不便を感じることもあり教習所に通い始めましたが顔を傾けて運転することを注意されたり、自分では前を見て運転しているつもりでも顔が横を向いてるといわれたり・・・
眼振を持っているとなかなか免許をとることは難しいのでしょうか。お忙しいところ申し訳ございません。よろしくお願い致します。

先天眼振では運転免許が取れるかどうかが、眼鏡処方などの治療の効果がありとするか否かの大きな分かれ目になると思います。
先天眼振では単に目がゆれるだけでなく、安静位と言ってゆれが少なく、視力が出やすい場所が正面から5度くらい左右にずれた場所にある場合が有ります。質問者の顔をかしげるというのはそれを使ってみようとするからです。ですからそれに逆に合わせたプリズムが多少なりと有効なことがあります。
また、潜伏眼振といって片目を隠すと目がゆれてしまい視力が出なくなる場合が少なからずありますので、両眼開放状態で、視力の測定をしてもらう必要があります。乱視が強いことも知られていて、ハードコンタクトの方が良い場合があるかも知れません。先天眼振では運転免許が取れるかどうかの境界線という患者さんは少なくは有りません。講習が終わってから視力が出ないので不合格では悲しいですから事前に眼科医などにお尋ねください。お大事に。
  [121/202] 2009-04-14
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ブースカさんからの相談  [父の目が、術後複視に・・・]
右目白内障、網膜黄斑上膜による障害との診断を受け、平成20年4月1日右目水晶体再建術、硝子体茎顕微鏡下離断術の手術をする。
術後、約25日間、車の運転の仕事を休み復帰したが、以前はなかった新たな症状が出る。
症状 @裸眼にて複視強烈、対策としてプリズム入り眼鏡作成。眼鏡をかけて普通に過ごす分にはあまり気にならないが、(稀に二重になること有)車の運転をすると、2時間後には被写体がだぶり二重に大きく見える(1時間後にそのような症状になることも有)
そのため、運転をするときは、極力右目を薄目にして、そのような症状が出ないように防いだり、最悪な状況の時には片目にして運転している。ちなみに、休養十分で運転しておらず速い景色を見ないと(交通手段を使っていないとき)そのような症状は、ほぼ出ない。脳外科で検査したが、異常はなかった。
また、眼鏡に貼る度の強いシートを処方され貼ってみたところ、いつもより複視になるまでの時間が1時間ほど伸びたが、あまりの度の強さに頭が痛くなり、耐えられなかった。どうにか、複視にならないようにする方法はないでしょうか?いくつか病院にいきましたが、解決されず途方にくれております・・・宜しくお願い致します。
現在、メチコバール服用 目薬サンコバ0.02% 目薬ヒアレイン 0.1% 各1日3回ヘビースモーカーでテレビ・本や新聞などよく見ます。

黄斑上膜を手術しますと網膜にひきつれが残ることがあり、それがゆがんで見えるつまり単眼性の複視の原因になることがあります。また、白内障の術後に眼筋麻痺が起きて両眼性の複視の原因になる場合があります。また、全く関連のない重症筋無力症やバセドー病などが隠れていて両眼性複視の原因になっている場合もあります。それらを総合的にみて、画像診断と、広範な採血検査から洗いなおしてみることから始めるべきでしょう。両眼性の複視であるならば、治療は、
@ビタミン剤や循環改善剤を使いながら、そのまま回復を待つ。
Aプリズムの処方をしてしのぐ。
Bずれの角度が大きく、プリズムもかけられないような角度ならば、プリズムがかけられる範囲に持ち込むことを目的として斜視の手術を行う。
という中からの選択です。いずれもが奏功しない場合には、片目をふさぐオクルーダーを眼鏡に貼って、片目で生活していただくことになるでしょう。
一度ご来院の上、対策をご相談ください。
  [122/202] 2009-04-13
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tonariさんからの相談  [過剰なまばたき]
現在就職活動中で、いろいろな企業の面接を受けています。もともと、車の運転中はマバタキが多いという意識はあったのですが、面接を受けているときに限って、マバタキが急に多くなるのです。
自分で思う原因としては、@車の運転も面接も緊張状態になっているのだから、緊張状態に置かれると、マバタキが増える癖になっている A面接では、窓を背にした面接官と対峙することが多く、結果的に車の運転と同じように外を見ていることになる。外の光が刺激になっている。と考えています。
面接の終わった後とかに鏡を見ると、少し充血気味になっていますし、目やにがでていることもあります。
以前、ボツリヌス菌を瞼に注射することにより、過剰なマバタキ(眼精痙攣?)が抑えられると聞いたのですが、こういうのにも効果ありますか?また、目薬とかでこういう状態は改善するものなのでしょうか?よろしくお願い致します。

瞬きが多いとご自分で感じられているわけですが、眩しいとか苦しいとかは感じておられぬようですから、眼瞼痙攣よりはむしろ心理的なもののように思われます。
しかし、若倉の質問表と軽瞬、早瞬、強瞬を評価してみることは価値がありそうです。その結果が眼瞼痙攣であればボトックスも選択肢に入ってきましょう。また、ドライアイがないかをシルマーテストや涙液層破壊時間の短縮などで眼科医に評価してもらうと、案外ドライアイがあったりするかもしれませんね。お大事に。
  [123/202] 2009-04-09
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ayamamaさんからの相談  [歳の娘の瞳孔について]
2歳の娘の右目の瞳孔が、角度によりですが透明で透けて見えます。見えてはいると思うのですが、片側だけですし、とても心配です。瞳孔が黒くなく、透けて透明という事は通常あるのでしょうか?お忙しいところ申し訳ございませんが、よろしくお願い致します。

瞳孔が白いのを白色瞳孔といいますが、もっとも多いのは先天白内障かと思います。眼科で瞳孔を開いて中を見れば、未熟児網膜症とか網膜芽細胞腫などのような治療を必要とするものかわかりますから、早めに眼科を受診してしらべてもらってください。
201 PHPV persistent hypertrophic primary vitreous 第一次硝子体過形成遺残
http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/50661419.html
に、鑑別すべき疾患が挙げてあります。ご覧ください。
  [124/202] 2009-04-07
1239080234
りんぞうさんからの相談  [緑内障妊婦]
13年ほど前から原発開放隅角緑内障と診断された妊婦です。
トラバタンズ点眼治療を続けてきましたが、妊娠発覚後は点眼を中止しています。(医師から「妊産婦の安全性は確立されていない」という診断を受けてたため。)
眼圧は点眼中は12〜15で安定していましたが、今は20〜22と上がってしまっています。視野検査では若干見えずらい箇所があるようですが、初期との診断を受けています。
そこで質問です。
@出産時のいきみで眼圧が更に上がることはありませんか?無痛分娩のほうがよいのでしょうか?(医師に相談しますと「いきみで眼圧が上がらない。緑内障だから無痛分娩とは聞いたことがない」と言われましたが。。。)
A授乳時の点眼は子供に影響ありますか?
B次の出産を考えており、今後も点眼中止の期間があると不安なので、レーザー等の手術も考えています。
主治医に相談すると「予防的にレーザーを受ける人はあまりいない」と言われてしまいました。やはりそうなのでしょうか。
以上です。お忙しい中恐縮ですがよろしくお願いします。

清澤眼科医院通信の”724 木村先生に緑内障の薬物療法の話を聞いて来ました”をごらんいただけたでしょうか?
http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/51147160.html
まず眼圧は妊婦では下がる傾向がるとされていて、初期の視野変化がわずかにあるくらいの緑内障ならば点眼を中断しても妊娠中に視野欠損はあまり進まないだろうということができます。もしそれなりの重い緑内障ならば、使用する点眼を考えなくてはいけないということになります。
その場合、プロスタグランジン系は子宮収縮を促すことから嫌われ、炭酸脱水酵素阻害剤は催奇形性があるからとして避けると
ベータブロッカーが残るという話もあるようです。しかしこれは、ベータブロッカーなら良いというわけではありません。
必要がないのに妊産婦に何らかの薬を使ってもらって、その安全性を見せるという臨床実験を行うことは実験倫理的に不可能です。若いあなたが、隅角が狭いタイプで、レーザー虹彩切開手術が有効な閉塞隅角緑内障であるとは考えにくいです。また一時期は解放隅角緑内障に使うことがはやったレーザー毛様体帯形成術も今はほとんど行われなくなりましたので、妊娠したからと言って、これらの手術を妊産婦に行うということは主治医がおっしゃる通り、まず考えられません。分娩に伴う腹圧上昇は、それほど長い時間ではないので普通の人ではまず無視してよいでしょう。
授乳時の点眼が、子供に影響するかどうかに関しては私にはデータがありませんが、特殊なものでないなら、点眼を続けるためにわざわざ授乳を止める必要はないと思います。
  [125/202] 2009-04-06
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まゆこさんからの相談  [コンタクト]
コンタクトレンズにしてから2週間程たちます。でもコンタクトをしているとだんだん曇ってきます。これはしょうがないのでしょうか?

レンズの使い方に何か問題があると考えられます。
使用時間が長いとか、洗い方が徹底していないとか、あるいは花粉症などの炎症があるなどが考えられます。一度医院にお戻りになってご相談ください。
  [126/202] 2009-04-06
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のんさんからの相談  [教えてください]
片眼のみ慢性の原因不明の虹彩炎の為、この2年ほどリンデロンAを1日4回毎日点眼していました。炎症はずっと落ち着き、眼圧も上がることはなくなりましたが、白内障が急に進み見えなくなったため、大学病院で白内障手術をうけ、同時に前房水の検査もしました。結果はまだですが、先生の話では、これからも炎症を抑えるためにリンデロンはさし続けることになるでしょう・・との事です。私はリンデロンの副作用が怖いのですが、体質が問題なら、漢方薬とかで炎症のおきにくい身体にする事はできないのでしょうか・・大学病院の先生は、?で、はっきりお答にはなりませんでした。

御心配の様子がわかりました。
まずは、原因が何か分るものならばわかるところまでの精密な専門的な検査を大学などでしていただくのが良いでしょう。
原因不明のぶどう膜炎というものは30%以上であるのがどこの大学の専門外来でも共通の認識と思います。ステロイドはあまり漫然とリンデロン(ベータメタゾン)を使うのではなく、状況を見ながらふつうはフルメトロンなどの弱いものに変えてゆくことになるのかと思います。
ぶどう膜炎のある側の目が白内障で手術が必要になってくるのは比較的見慣れた情景ですが、ベーチェット病ででもなければ、白内障手術自体は特に困難なものではありません。
体質改善に漢方というのは、私が無知なだけかもしれませんが、一般の眼科の教科書で勧めているようなたぐいの物ではないでしょう。お使いになる先生が、患者さんの同意を得て、他剤と併用の形で試すということになるでしょうね。それに対しては私の意見も否定的ではありません。
  [127/202] 2009-04-02
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とらさんからの相談  [先天性眼振]
四月で三歳になる息子がいます。生後、息子の目の動きが気になり、個人の眼科で先天性眼振と診断されました。一年に一度、こども病院の眼科に通っておりました。軽い乱視があると言われた程度で三歳くらいにならないと正確な視力が測れないため経過観察でした。このたび転勤でさいたま市に移りすみ先天性眼振を診ていただける眼科を探していました。以前通っていた病院では総合病院の眼科を受診してくださいと言われましたが、神経眼科・小児眼科の専門医に診て頂けたらと思っています。まだ三歳で視力検査をきちんとできるかわかりませんが 診察の予約をさせて頂いてもよろしいでしょうか。成長とともに息子の視力が発達していくかとても不安です。

2008年04月23日
556 先天性眼振の解説(e-medicine)からの抜粋(診断編)
http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/51010091.html
2008年08月10日
557 先天性眼振の解説(e-medicine)からの抜粋(治療編)
http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/51010416.html
をご覧いただいたわけでしょうね。
私は小児眼科というよりは神経眼科を専門としていますが、このブログをきっかけに約100人の先天眼振の患者さんを拝見しています。もう少し大きくなって、眼鏡をかけるなどの対応をしますが、まずは見せていただき、どの程度の眼振かを見ておきたいと思います。斜視が大きい場合には斜視手術もできる施設に紹介します。検査に協力できる年齢になりましたら、神経耳鼻科的な評価も医科歯科大学に頼んで行い、その他の疾患を見落とさないように注意しています。一度ご受診ください。
  [128/202] 2009-04-02
1238634822
こーいちさんからの相談  [傾斜乳頭症候群について]
昨年8月、会社の健康診断で傾斜乳頭症候群の疑いがあるので、専門医に診察してもらうよう指示がありました。仕事が忙しかった為、先日ようやく受診しました。先生からは傾斜乳頭というのは強度の近視の場合にみられる症状で、治療は普通しないことと、眼科の専門用語辞典を示され、傾斜乳頭症候群という病名は無いと言われました。帰宅して念のためインターネットにて病名を検索してみますと、先生のブログや他にも多くのサイトにて傾斜乳頭症候群という症例が出ており、どういうことなのか困惑しております。放っておいてよいものでしょうかお教えいただけましたら幸いです。宜しくお願いいたします。

それは御心配ですね。
強度近視があって(もまたそれほどの近視がなくても)眼球に視神経が入る部分が生まれつき眼球に対して斜めに入ると、眼底写真では視神経乳頭が傾いて見えるのでこれを傾斜乳頭といいます。
私もないはずはないと思って、調べなおしてみましたが、やはり”傾斜乳頭”という語は日本眼科学会の公式な用語集にあります。ただし傾斜乳頭症候群という言葉でならば、出ていないということもできるでしょうが。
さて、これであれば、視野の少々の欠損があっても特に緑内障などの治療はしないで様子をお見ておけばよいでしょう。しかし、確実に緑内障のような視野の欠損の進行がないとまで強くは言えないならば、継続的に(6から12か月毎か?)ハンフリー視野を取っておくのも良いでしょう。ここで患者さんに注意する点があります。
眼底検査でスクリーニングをする眼科医師は疾患を見落としてしまうのを嫌うので、乳頭陥凹拡大(緑内障疑い)やこの傾斜乳頭を多めに(全体の2割から3割か)診断します。時には撮影が下手で曇って映っただけでも”眼底透見不良で精密検査”と診断します。
一方、実際に患者さんを受けて診察治療する側からは、有り難くハンフリーの視野を測らせて頂いたうえで、”これは緑内障症ではなくてよかったねハイ終わり”、というものがそうして紹介される患者さんの7割を超えます。検診担当医は異常の可能性があるものを探し出し、町の開業医は本当の病気のあるものにしぼって治療をするのが役割ですからそれでよいのです。
もし視野を測りもせずに正常というなら、それは、現在はやりすぎて忙しすぎる眼科なのかもしれません。しかし、患者さんがあまりにも心配性でいらして、視野を示して大丈夫ですよと説明
しても”本当に、本当に大丈夫なのですか?”と、くどくどと聞くと、短気な医師は、”正常と言ったら正常です”と跳ねつけることがあるかも知れません。これは医師として良いマナーとはいえず、特に開業医としては問題ありと考えますが。
私は、そうならぬようにと気を付けてはおりますが、それでも話が堂々巡りになって後ろに患者さんの列が伸びますと、第2診の医師や、主任の視能訓練士に同じことをもう一度別の席でゆっくりと説明してもらうようにお願いしています。それでも納得されないならば、15分後にピークを過ぎてから私の診察台にもう一度戻してくださいとお願いすることもあります。
  [129/202] 2009-04-02
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メルさんからの相談  [右目の視野欠損]
はじめまして。ネット検索でたどりつきました。宜しくお願いいたします。症状に気づきましたのは2006年の7月です。朝の通勤電車から青空を見ていましたら、右目の視野の中心やや右上に濃いグレーの円形の雲のような物がありました。大きさは目前で直径約5cmです。よく見ると、その部分の視野が欠落していました。近所の眼科では加齢性硝子体剥離と診断され、欠落部分が変化したらくるように言われました。
2007年4月に総合病院で検査(造影剤で網膜検査等)していただいた結果は特に病名は言われませんでしたが、発症して自然治癒したと診断されました。しかし、2009年2月に右目の症状が進んだように感じましたので、以前の個人医院で受診したところ、加齢性黄班変性と診断され黄班変性に詳しい総合病院の先生に紹介状を書いていただきました。今年の3月に総合病院でゴールドマン視野とOCT検査を受けましたところ右目の視野欠損は確認できるが、眼球自体に異常は認められない。疑われるのは、脳もしくは視神経変性の可能性があるとのことでした。現在、脳神経外科でMRI検査を受け結果待ちの状態です。もし、脳に異常がなければ視神経眼科で検査を受ける予定です。今まで、加齢性硝子体剥離、加齢性黄班変性と診断されてきましたが、本当の病名は何でしょうか?ちなみに、右目の視野欠落(中心暗点?)の大きさは2年前と変わっていません。

それは御心配なことです。
ごく稀に網膜に原因があるのに眼底が正常に見えるAZOORアズールと呼ばれる網膜の疾患がありますが、それはまれです。
もし網膜に変性や出血があれば、蛍光眼底撮影や、通常の眼底写真、あるいはOCTの変化が視野検査の異常に対応するはずです。また視神経の炎症や循環障害であれば、視力低下や視野の変化は著しく、視野の変化の形も多くの場合には片眼だけに変化があらわれて、それは中心の暗点や視野の下半分の欠損などになります。その場合には精密にとったMRIに異常が見つかる場合があります。
さらに視神経交叉よりも後方に問題があるのであれば、視野の欠損は両眼に同じような形のものが現れるはずです。そのような基準で病変の部位を眼内(網膜)なのか、視神経(乳頭部ないしは球後視神経)、視神経交叉以後の脳内での視覚路なのかと分けてゆきますが、少なからぬ例で障害がここと決めきれない場合もあります。そのような場合には循環改善剤やビタミンなどを使って症状が進行しないかどうかを見てゆくというケースもあります。
ゆっくりながら改善を占める場合がある反面、進行する場合では腫瘍なども徹底的に除外する必要があるでしょう。短期間で結論を出せればよいですが、出なくてもゆっくりと観察を続けて、反対眼を失わぬようにすることも重要でしょう。くれぐれもお大事になさってください。
  [130/202] 2009-04-02
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nabeさんからの相談  [脳出血後の複視について]
複視について調べている時に先生のブログを拝見しました。私の父親のことでご相談させて頂きたくメールさせていただきました。
私の父(56才)は先月、脳出血で倒れたのですが、投薬による止血・ドレナージにより病気自体は回復に向かいました。出血は右中脳とのことです。幸い手足に麻痺は残らずに済んだのですが、物が二重に見える・ぼやけて見える・平行感覚がおかしい・左上まぶたが重い等の眼の症状が現れています。それに伴い歩行もふらつく状態です。担当の脳外科の医師からは、ダメージを受けた脳はもとには戻らない・効果的な治療、リハビリはないといわれてしました。これ以上の治療は必要ないとのことで本日退院しました。
しかし今の状態では仕事復帰はもちろん、一人で家の中の移動・外出も難しく、何かできることがあるならば何でもしたいというのが、本人・家族の思いです。治療法・リハビリ法などアドバイスを頂ければと思っています。
現在新潟在住ですがそちらへの通院も可能です。どうかよろしくお願いいたします。

それは大変ですね、まずどの神経(動眼、外転、滑車のいずれなのか)障害なのか、あるいは核上性の障害なのかをはっきりとも極める必要があります。瞼の下垂や、瞳孔の状態も参考になります。おおよその状態を把握できれば、対応の方法を近くの医師に頼むことが可能な場合もありますので、移動が可能になりましたら、神経眼科外来を当医院で開いている日の午前(月か木)を狙って予約してください。
可能であれば、昼までにMRIを取り、午後採決などを行って2週間後には一通りの説明ができるようにしましょう。くれぐれもお大事に。
  [131/202] 2009-03-27
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ttakaさんからの相談  [視神経乳頭の白濁について]
現在8ヶ月になる息子の目のことで相談させてください。息子の目が内側によることが多いことと少し眼振があるため、4ヶ月頃から近くの大学病院に通っていましたが、そこでは、先生の目視と、私が撮影したフラッシュの写真での判断だけなので不安には思っていましたが、受診するたびに(大体1ヶ月の間隔)、良くなってきているとのことだったため、来月には直るだろうと思い現在に至りますが、完治することがなく、私たち両親の見た目では余り違いが分からないことと、もし早期に手術が必要だった場合、このまま検査もしないのも不安でしたので、その病院から紹介状をもらい、子供のための専門的な病院を昨日受診し眼底検査をしてきたのですが、その結果、左目の視神経乳頭とその周りが白奪していて、今以上の視力の発達は期待できないと言われてしまいました。左目も目で追うのですが、これは見えているのではなく、気配で追っているだけといわれてしまいました。医者の説明では、私は専門的なことは聞いていても分かりませんでしたが、理解した要約としては、これは、大分前に(もしかしたら妊娠中のことかもしれないと言っていました)炎症してそれは直っているように見えるが、その際にタンパクのかすのようなものが白濁させて見えなくさせているようです。突然のことでしたので、何も質問できずに帰宅した次第です。また、次の1ヶ月半後の受診で、右側の方が悪くなっていないか定期的に診ていくことになりました。ただ、このあかちゃんの時期に、その白濁が取れないと視覚の成長に影響があるのは明らかだとおもいますが、何か手術や治療などで改善させる方法はないものでしょうか?目の視神経や視神経乳頭などはもう手は付けられないのでしょうか?親として今できることがあるならしておきたいと考えています。アドバイスをお願いいたします。

それは、御心配なことですね。
この質問ではどのような変化があるのかよくわかりませんが、妊娠中の炎症などで黄斑か視神経などに委縮が起きているというならば手術はできないと思います。
もし白内障のようなものならばとる手術もあります。
小児病院の先生とよく話されて、今後の治療や成長の見守り方をご検討ください。
この年齢ではまだ視力は測れませんが、もう少しすると視力や視野が測れる時期が来るでしょう。
その時期にどこまで見えているのかということになってくるでしょう。
問題は反対の目がどの程度の視力を保っているのかということかと思われますが。
女医さんのいる日の午前に予約して子供さんを連れて来てきてくだされば、”治せませんが、説明はもう少し詳しくしてあげられる”ということならば可能かもしれません。
  [132/202] 2009-03-24
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ふゆきさんからの相談  [物が2重に見えます(外転神経麻痺)]
初めて相談させて頂きます。
3/7(土):右側を向くと物が2重に見え、運転が困難になりました。視界が異常に眩しく頭がふらつく感じです。風邪のせいで頭がふらつくと思っていました。
3/8(日):更に眩しく、センターラインが2重に、まるでY字路ように見えるので病院> で検査を行ったら、開散麻痺(外転神経麻痺)との結果でした。目薬&ビタミン剤で様子をみるとの事です。(メチコバール/トリノシン腸溶錠/サンコバ点眼液)
3/9(月):「神経内科」でMRI検査・血液検査・CT検査を行いましたが、脳障害・糖尿病・CTの神経も異常なしとの結果でした。たばこの吸い過ぎは(40〜50本/日)注意されました。
3/12(木):症状が改善見られず、クスリ変更するとの事です。(プレドニン/フルメトロン:目薬/クラビット:目薬)先生は、風邪によるウィルス感染の可能性もあるらしいとのことですがどうなのでしょうか?
3/20(金):風邪は完治しましたが、症状は一向に改善されておりません。車が運転できないので、仕事と日常生活が困難です。
良い方法を教えて頂きたく、メ−ルを致しました。
よろしくお願い致します。
尚、前兆は、以前からあったようですが、症状が軽く、運転に支障がないので見過ごしていた様です。
●1〜2年前から右側をみると、ものがチカチカしてものがハッキリ確認できずに運転する場合には、特にT字路等で左折の場合は右目を閉じ、左目で右側を確認して運転を行っていた。
●昨年後半から右側を急に向くと、焦点が合わず、ものが2重に見えていたが、運転に支障ないので、見過ごしていた。
●昨年10月からパソコンを終日見ているのも原因ですか?
●1〜2年前に3つの眼科検診は「特に異常なし」との結果でした。
●右目は、10代に結膜炎を患ったことがあり、20代より飲酒などすると、右目の瞼の奥が異常に痛く、まぶたの上下に「サロンパス」などを貼って痛みを和らげていた。
●右目奥に違和感があり、痛い時が多く眼科で、脂肪の固まりを取ってもらうことが多々あります。
●老眼鏡で近くを見るときは、右目の視力が良いみたいで、主に右目で見ているようです。
●片目で見ると、左右に限らず、物は2重にはみえませんが、右側の外側はやはり見えにくい。右目はなんとなく、ふらついて見える気がします。(風邪で頭がふらふらするときみたいな状況。)
上記結果から、原因が何によるものなのか、また治療方法などアドバイスお願い致します。
お忙しいとは思いますが、こちらも1日でも早く車を運転して、日常生活をしたいと思っておりますので、よろしくお願い致します。

それは大変ですね。
突発した複視で、画像診断上明らかな腫瘍や、大きな梗塞もないということですから、小さな血管障害に伴う外転神経麻痺である可能性は強いですが、感染後の炎症性のものでもおっしゃるような症状は示すことがあります。年齢は59歳ですね。そうならば血管障害の可能性は高いです。
採血を広範に行い、画像診断もしたうえで、微小血管障害を疑うとなりますと、ビタミン剤のメチコバールを使いながら回復を促してみるという方法があります。使ってもよいですが、ふつうは、この場合(微笑血管障害)にはあまりステロイドまでは使いません。むしろ、早く運転を再開したいならば、プリズム眼鏡を処方すると助けになる場合があります。通常は微小血管障害ならば、3月で症状は改善します。その評価に有効なのがヘスチャートという測定装置です。6か月たっても治らない場合には目の筋肉を移動して縫い付ける斜視手術に進む場合があります。
治療の基本はそんなところですが、フィッシャー症候群など思わぬ原因が隠れている可能性がありますので、最初に可能性のある疾患が十分にカバーできた探索が行われているかどうか?画像診断は> 十分なものであるか?などが問われます。
プリズム眼鏡の処方は、およそ正面眼位のずれの半分程度を眼鏡に反対向きに加入し、レンズに張り付けるビニール製のフレネル膜プリズムで入れるとよい場合が多いです。改善につれて処方を変更してゆき、最終的にはゼロにできることもあります。
外転神経の麻痺ではずれが水平方向であり、回旋や上下が加わらないので、プリズム処方は決めやすいのですが、それなりに多数例を見てこの疾患に慣れていないと眼科医でもなかなか処方を出すのは難しいでしょう。
群馬ならば、来られない距離でもありませんから、苦しいならば一度当医院をお訪ねください。くれぐれもお大事に。
  [133/202] 2009-03-24
1237853343
スヌともさんからの相談  [左瞼下の痙攣について]
こちらのサイトを拝見し、ご親切な回答をされていらっしゃるので、質問させてください。
44歳の主人の症状についてです。3週間くらい前から、左目の下がピクピク痙攣すると言います。私が見ても分かるくらい、細かな痙攣をしています。以前から疲れがたまったときなど、たまに同じような症状はあったのですが、いつもはゆっくり眠ると何日かで治まっていたようです。しかし、今回はずっと治まりません。21日に近所の眼科に行ったところ、目の病気ではないと言われました。ミオナール50mgを1日3回と、ブロナック点眼液を1日2回、2週間分処方され、それでも症状が変わらなければ、次回眼底検査をした上で脳神経外科へ行くように言われました。薬を服用してからまだ2日ですが、余計に痙攣がひどくなっている気がするようで、寝ているときもピクピクしてるそうです。
目の病気ではないということは、眼瞼ミオキミアでもないということなのでしょうか。その他、気になる症状としては、ここ2年位、疲れた時に、やはり左の耳からあごにかけて痛みのような不自然な感覚があります。不安で仕方がないので、次の土曜日には脳神経外科でMRIをとってもらいたいと思っています。
どのような病院にかかるのがいいのか、何が原因なのか、治る見込みはあるのか、先生よりお返事をいただければ幸いです。お忙しい中申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

それは御心配でしょう。
おそらく眼瞼ミオキミアですが、痛みがあるというところで、三叉神経に関連した変化も除外するほうがよいでしょう。あるいは軽い眼瞼痙攣や、片眼であれば軽い片側顔面けいれんの可能性もあります。
自己診断の質問票をお試しください。
( )瞬きが多い
( )外に出ると、または室内でもとてもまぶしい
( )眼を開いていられない、目をつぶっていたい
( )眼が乾く、「眼がしょぼしょぼする、痛いなどいつも目のことが気になる
( )人ごみで人や物にぶつかる
( )電柱や立ち木、停車中の車などにぶつかったことがある。
( )太陽や風、会談の昇降が苦手で外出を控えている。
( )危険を感ずるので車や自転車の運転をしなくなった。
( )手を使って目を開けなければならないときがある。
( )片目をつぶってしまう。
さて、いかがですか?丸が0個は正常、1−2個は眼瞼けいれんの疑い、3個以上では眼瞼けいれんの可能性が高いと判定します。 脳外科直接でもよいですが、眼窩や海綿静脈洞の構造を知ったうえでの画像診断のオーダーが望ましいと思います。
眼科医師が眼瞼痙攣や眼瞼ミオキミアを的確に診断できない、あるいは治療を放棄して脳外科や麻酔科、神経内科に送ってしまう眼科医師が多いというのは悲しいことですが現実の姿です。
眼瞼痙攣の治療をする眼科の医師達は、せめて普通の眼科医が、眼瞼痙攣を診断してそれを扱える眼科医に回していただきたいと願っているのですが。
眼瞼痙攣を的確に診断して、特にボトックス治療にまで手を伸ばしているのはごく一部の眼科医師にすぎません。
では、くれぐれもお大事に。
  [134/202] 2009-03-17
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のんちゃんさんからの相談  [遠視の事]
6歳7ヶ月の娘の事でご相談いたします。最近、一瞬ものが二重に見えたり、実際より近くに見える、と訴えるので、眼科を受診したところ遠視でした。眼鏡が必要か点眼(調節機能を麻痺)後に再検査したところ、裸眼0.5、矯正視力1.5、遠視+2.35、両目の差はほとんど無しで眼鏡は必要なしとなりました。今より悪くなる事は無いとの事なので安心しているのですが、治療をしないと言う事は、今回みたいに一瞬ピントが合わないことがこれからもあっても心配しなくて大丈夫なのでしょうか?それと、特に日常生活で困っている様子はないのですが、視力検査で裸眼が0.5、度を入れると1.5まで上がる事を考えると、眼鏡をかけた方が目に負担が無く良いのではないかと思うのですが?本人も「ガラス」を入れたら良く見えたと言っていました。来月入学しますので、勉強の時だけ疲労予防目的で遠視の眼鏡を使用するのはどうでしょうか?今は集中力が無いとか、飽きっぽいとかありません。たまに使う遠視眼鏡は逆効果になったりしますか?それとも本人が不自由でなければ、遠視矯正の眼鏡をかけなくても、これから裸眼視力は上がるのでしょうか?最後に、ゲームは禁止といわれましたが、むしろ遠視にはゲームなど訓練になると書いてあるサイトがありますが、これは治療目的の眼鏡を使用している場合だけの事ですか?宜しくお願い致します。

6歳7カ月というところも微妙ですね。弱視にならずにこの年齢を迎えたというわけですから。
この程度の遠視ならばすぐに眼鏡をかけさせないでもよかろうと先生が判断されたのかと思いますが、私ならば作る方向で考えるかもしれません。今後も裸眼と矯正の視力は定期的に測り続けるほうが良いような気がします。少なくも弱視にも、調節性内斜視にもなっていないというわけですね。
勉強の時だけ疲労予防目的で遠視の眼鏡を使用するのは、ありうる選択であろうと思います。たまに使う遠視眼鏡は逆効果になったりもしないと思いますが。遠視にはゲームなど訓練になるというのは、やはり治療目的の眼鏡を使用している場合だけの事でしょう。
  [135/202] 2009-03-09
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mildさんからの相談  [眼瞼痙攣]
小学生?の頃にいちど痙攣的な事があったのですがそれ以来去年までこの症状はありませんでした。
去年から痙攣の症状が出てきて錦糸町にある病院の神経内科ボトックス注射を打ってもらっていまして、違う病院ではアーテン・セルベックス・リボトリール・グラマリールを処方してもらっています。2ヶ月前にボトックス注射をしてもらいました。今月も後半に注射をしてもらう予定でございます。前回に打ってもらったのですがあまり効果が無いというか今現在も目の痙攣がひどい感じです。これってボトックス注射の効果がないのでしょうか?
・目の痙攣が起きている時に口も一緒に動いてします
・人が話している時に痙攣が起きていると返答するのに遅れる。
・酷く痙攣が起きてるとしばらくの間は目をつむっている。

リボトリールとアーテンとをどう良いコンビネーションでボトックスと併用するかというところが腕の見せ所でしょうね。
あと眼科でないとコントロールできない目の渇きにプラグを使って手をつけるのもよいかと思います。
  [136/202] 2009-03-05
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NBさんからの相談  [外斜位?]
初めて相談させていただきます。
私は幼稚園頃から視力低下があり、小学校2年生の頃に近視・乱視のためメガネを作りました。しかし、学校でメガネをかけることが嫌だったので、メガネをかけず無理して字を見るようにしていました。小学校高学年の時にメガネ屋に行き視力矯正をした際、メガネ屋の店員に斜位の事(その時は斜位という言葉は言っていませんでしたが。)を指摘されました。その後、人と会話する際に焦点が合わせ辛い感じがすることはあっても、日常生活にそれほど支障なく過ごせてました。しかし、最近、人と会話する際、目を見て話す時、焦点が合わない(その人の目を見てるつもりでも、その人の後ろの背景や周囲の風景も見えて、焦点が定まってない感じ)事が強くなってきています。
目も疲れますし、対話してる時焦点が合ってない自分の目もどういう風になっているのか気になりますし、何とかしたいという思いが強くなってきて・・・。ネットで調べたりしたら、斜位は進行すると斜視にもなると書いていましたし、怖くて。眼科にもどこに行けば治療してもらえるの分からず行ってません。
今は両目裸眼で視力0.02程度で普段はコンタクトレンズ使用しています。私の斜位は治るのでしょうか?治療法はありますか?
お忙しいとは思いますが、時間のあるときにコメントしていただけることを願ってます。よろしくお願いします。

斜視が気になるのですね。おそらく間欠性外斜視があるのかと思います。目をまっすぐに向ける訓練もあるにはありますが、だんだんに外れるようになったならば、手術も考えることができるかも知れません。
眼球への外眼筋の付着部をずらすだけですから、慣れた先生なら外来で行ってくれると思います。斜視弱視の専門の先生をその地域でお探しになるとよいでしょう。眼鏡があってないと、外れる頻度は高まると思いますので、眼球なども併せてご相談ください。
  [137/202] 2009-03-04
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Kさんからの相談  [眼瞼痙攣、片則顔面痙攣について]
初めて相談させて頂きます。
昨年の10月頃から、目の不快感、左瞼の痙攣と目の渇きと共に頭痛等症状が出てきました。
近くの眼科を受診し、ドライアイの影響で左目の角膜に傷があり、シルマーテストでは右5左10と左目は痙攣の影響がありました。視力は裸眼で右0.05左0.03 矯正で右0.9左0.7です。
ボトックスを左瞼3箇所に打ってもらい、ヒアロンサン点眼剤を1日5〜6回点眼で様子をみて一週間後に受診ということでした。しかし、ボトックスを打ったその日の夕方から左瞼の痙攣が始まりました。異常を感じ5日後、眼科で診察してもらいボトックスが効かない人はめずらしいと言われました。
その他神経内科の受診ではメイジュ症と言われました。
その頃には、左目の黒目が上がったままほとんど元に戻らず、目が異常に渇き、頭、左肩、手の振るえが止まりませんでした。
リーゼ、アーテンと処方してもらいMRIも異常ありませんでした。11月の下旬頃からはボトックスを打つ以前でも感じなかった異常な光のまぶしさと、夜の車のヘッドライトにも異常に反応し痙攣が出てきました。
両方の口元がゆがみその頃には左目が痙攣するたびに黒目が左側に動いてひきつった感じで瞼も閉じ気味の痙攣が続きました。
現在は大学病院の脳神経外科を受診しています。ボトックス効力がなくなり、瞼の痙攣と口元の痙攣は治まりません。主治医の先生によると、通常の片則顔面痙攣でしたら手術も可能と言われました。私の場合は右目の痙攣もあり、右側の口元のゆがみもあります。造影剤を入れてのMRIでも神経と血管が触れるかどうかの微妙なところらしく、手術はリスクを伴い非常に難しく再度ボトックス注射を進められました。根拠も保障もないまま打つのは不安です。このままボトックス治療を続けるか、また他に治療方法があればお聞かせ下さい。どうぞ宜しくお願い致します。

お話伺いました。
まず片側顔面けいれんなのか、メイジュ症候群(この眼症状が眼瞼痙攣ですから誤診ではありません)かを見極めましょう。
ドライアイは其のいずれにも合併するものなのですが、ヒアレインの点眼だけで症状が変わらないのであれば、キープティアなどの涙点プラグを置くのがよいでしょう。
脳外科が現在主導権を持って治療中ですと、涙点プラグなどの話は出てこないでしょう。脳外科でもよいのですが、外科に相談すると、つい頭蓋内の手術という恐ろしげな方向に話が行ってしまいます。手術は最後の手段です。
片側顔面けいれんであっても、よほど強いものでかつ患者さんの強い手術希望の物以外は、私は患者さんにジャネッタ手術を勧めません。ことに最初の治療で医師団に対する信頼感が揺らいでいるケースではラジカルな治療は何もしないほうが医師にも患者にも後が楽だと思います。
さて、眼瞼の痙攣にはやはりボトックスが必要だと思います。注射後にけいれんが強まったというのも通常の患者さんでは変なのですが、心理的な不安が強すぎて、わずかな症状の増減を注射の副作用と感じた可能性もあります。どうしてもボトックスがいやなら、暫時リボトリール最少量を神経内科か眼科で出してもらって、一度体制を立て直し、落ちついたところでボトックスをおとなしく始めるのがよさそうです。
遠方ですが、一度現物を見ると多少有効な助言ができるでしょう。お訪ねください。
  [138/202] 2009-03-03
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たかさんからの相談  [進行性核上性麻痺の診断について]
宜しくお願いいたします。68歳の母のことです。本来、神経内科の分野かもしれませんがこちらのHPを読んでいてPSPの事が書かれておりましたので質問させていただきます。現在入院中で寝たきりになっていますが、入院前は転倒、下方が見づらい、疲れやすい、排尿障害などPSPの症状からこの病名をつけられました。MRIでは中脳の萎縮は見られませんでした。前頭葉の萎縮はあるとの事でした。体調不良のため入院しましたが、その後すぐに歩けなくなり嚥下が出来なくなり胃ろうを増設しました。メネシットを3錠に増やし、様子を見ていましたがやがて口から食事ができるようになり現在は口からも食事をとっています。前回のMRIから1年経ったので最近またMRIを撮りましたが相変わらず中脳の萎縮は認められませんでした。前頭葉は萎縮が進んでおりました。PSPは中脳が萎縮すると聞きましたが1年経ってもそれが見られないということはもしかして他の変性疾患なのでは・・・と思い始めています。医師はこのまま様子を、といいますが家族としては調べていただく事も検討しています。中脳が萎縮しないPSPというのもあるものでしょうか。他の病気も疑ってみるべきでしょうか。

それは御心配なことですね。
PSPはパーキンソン病の亜型といった位置づけの疾患で、目が下を向く力が弱くなるので下が見られなくなるという眼科的な特徴があります。
2007年09月23日413 進行性核上麻痺の眼の問題
http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/50839026.html
を見てくださったのですね。
以前基底を上に持つプリズムを処方して患者さんに喜んでいただいたたことがありましたが、根本的な治療法ではなく、メインは神経内科での治療と経過観察いうことになります。画像診断はその診断には補助的な意味がありますが、中脳に萎縮があるのでその疾患であるとか、萎縮がないから別の疾患であるというほどの診断力はないと思います。
眼科を専門とするわたくしたちの医療機関や医師にお見せいただいてもあまり新しいことは出ては来にくいかと思いますが、見せていただければ、わかる範囲での助言をいたします。神経内科の画像や紹介状を見せて頂けると参考になります。
お大事に。
  [139/202] 2009-02-27
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ぱぱぴょりさんからの相談  [関西(兵庫県近辺)での眼振の専門医]
昨日、生後4カ月の長男を健康診断に連れて行ったところ、「眼振の可能性高い」と指摘されました。今日、自宅近くの総合病院で診察していただいたところ「眼振」と診察結果を受けました。CTの検査結果は週明けにもらうことになっているのですが、子供の病気(眼振)と根気強く付き合っていく覚悟を持とうと自分に言い聞かせています。先生のブログで、「関西近辺の眼振に強い先生(病院)も紹介可能」と書かれているのを拝見し、急ぎご連絡した次第です。つらいことですが、より正確に息子の眼の状況を把握し、可能な限り適切だと思われる処置をすることが私ども夫婦がするべきことだと考え、先生にご確認させていただきました。恐れ入りますが、ご教示賜れますと幸いです。宜しくお願いいたします。

御心配なことと拝察申し上げます。
個人の医師や病院名を挙げてのご紹介は、診察をしていない患者さんに関してはしないのが医師のマナーであると思いますので控えさせていただきます。
一般的に現在お掛りの先生に、脳の画像診断が出た時点で小児眼科や斜視の専門家のセカンドオピニオンをうかがいたいので紹介をお願いしたいと頼まれるのが無難な方法と思います。
患者さんがセカンドオピニオンを聞いてから今の先生に戻るというスタンスです。(長期に渡るフォローアップに通うのは、どんな名医でも遠方の医師には無理でしょう。)患者さんがネットで調べて全国を飛び回って、医師を食い散らかすといった印象を現在かかっている医師に与えるのは、現在の医師のやる気をそぎかねませんので賢明ではありません。また、有名であったり大きな病院であっても、患者が多く忙しいと、紹介状なしの初診の場合には長い時間をかけての説明がしていただけないこともあるでしょう。その際に医師の紹介状があると対応や説明もおのずから丁寧にしてもらえると思います。(私も紹介状のある患者さんでは、紹介してくださった医師の提示した試験を受けている学生に戻ったようななったような心境で、さらにベストの答えを出して見せようという欲がが生じます。)
この患者さんの診断がもし、先天性の眼振であったとしますと、この方法をとると治るという手段があるわけではなく、遠視近視乱視の眼鏡は必要ないか?、プリズムは有効ではないか?、手術の適応はないか?あるとしてもどの時期に何をするべきなのか?原因となる特殊な疾患は隠れていないのか?と考えながら、親御さんのおっしゃる通り、気長にこの疾患と付き合っていただく必要があることも考えられます。
もししばらく先にでも、実際の患児を拝見する機会が頂ければ、私なりの助言はさし上げられるとおもいます。
  [140/202] 2009-02-20
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KKさんからの相談  [眼底ふきぬけ骨折について]
こんにちは。お忙しい所お手数をお掛けいたしますが、よろしくお願い致します。
息子16歳が12月初めに顔面を蹴られ診断では、右目眼底吹き抜け骨折、鼻の骨折で手術12月17日でプレートが5枚入ってます。術前から複視があり今も残っています。術後は右眼球の黒目の位置が左目よりかなり高めでしたが、現在は多少下がりました。術後、執刀医に聞いたところ黒目の位置より目がくぼんでしまうのがいけないと言われ、また下直筋が傷がついているのか現時点で複視があるのなら治らないと言われました。現在はずいぶんとくぼんでいます。くぼんだことにより黒目が下がって見えるのかなとも思います。
先日も聞いたのですが、様子を見ましょうと言われました。眼球検査では異常なしでした。早く部活復帰の為にリハビリも頑張ってきたので、治してあげたいです。よろしくお願い致します。
それは御心配なことでしょう。
吹き抜け骨折では、眼窩コツのうち下または内側(鼻側)の骨が副鼻腔にむけて押し出されたように骨折し、眼窩脂肪や眼球を動かす筋肉などがそこにはまり込みます。まず、手術でははみ出したものを自由に剥離し、元の骨があったと思われる位置にプレートなどを入れて眼球やその周りの構造物の位置を復元します。しかし、挟まった軟部組織があったり、特にそのようなものがなくても運動が制限されて福祉を生ずる場合があります。
眼科ではヘスチャート(213 眼球運動、眼筋麻痺(複視)を記録するヘスチャート((Hess chart)とは?http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/50672295.html)を測定してその動きの劣化がどの程度であるかを測定して、その回復を見ることができます。
もしヘスチャートを測定してないようでしたら一度御受信になってご相談ください。斜視や福祉が残った場合の対応としては、1)回復を待つ。2)プリズム眼鏡を作製する、3)3月たっても大きなずれが残る場合には場合によっては眼科での斜視手術を行う。などが行われます。
くれぐれもお大事になさってください。
  [141/202] 2009-02-17
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jimmyさんからの相談  [術後合併症による外転神経麻痺について]
術後合併症による外転神経麻痺についてお伺いします。
1996年(20歳時)高PRL血症とGH高値、下垂体左側内頚動脈を巻き込む約1cm大の下垂体腺腫を指摘され、1996年9月腺腫摘出術を受けました。
残存腫瘍に対し、1996年11月、2000年5月γナイフ照射治療を2回受け、その後薬物療法を受け経過観察していましたが、2008年4月頃よりGH/PRLともに値が上昇し、腫瘍の活動性が増していると指摘されました。
今後、新治療に進む前に残存腺腫のボリュームをできるだけ下げる為、再手術を勧められ、2008年10月東京で手術を行いました。
再手術時、電気メスの熱が外転神経に伝わった影響で、外転神経麻痺を生じ、左目の眼球が内側、上下には動くのですが外側に動かなくなりました。
神経を切断しているわけではないので3ヶ月程で治ると説明を受けました(眼瞼下垂も若干ありましたが、これも徐々に軽快するとの事でした)が、現在術後5ヶ月経過しようとしていますが、あまり改善がみられません。
眼球が定位置で中心よりも内側にあり、術後は左(外側)に動かそうとしても全く動きませんでしたが、10月下旬頃より少し外側に動く気配が見られ、現在は定位置から2〜3mm程度なら外側に動くようになりましたが、日によって動いたり動かなかったりする程度で、眼瞼下垂も残っています。
手術をして下さった先生とは1回/月の電話連絡で症状を報告しており、現状では薬(メチコバール・カルナクリン)を飲み続け、このまま経過観察するよう言われています。(先生が施行された手術では、術後外転神経麻痺で4ヶ月以内に軽快していない例はないそうです。)
これに関して
@現在、両目では複視になるので、左目にアイパッチを貼り右目のみで日常生活を送っています。主治医からは極力左目でも生活するように、と言われていましたが、左目で物を見ると眩暈が激しく気分が悪くなるので12月中旬頃までは左目で生活する事ができませんでした。左目で物を見るのに慣れたのは12月下旬頃からで、現在では家では左目で生活するようにしていますが、仕事をしていると1日のうち2時間ほどしか左目を開放できません。この状況が神経の回復を遅らせているのか、また左目で生活する事がリハビリに繋がるのかどうか。
Aγナイフ2回施行時の影響も踏まえ、外転神経を切断していなくても、かなりのダメージがあるように思えるのですが、この状況で治る見込みがあるのか。(治る見込みがあるかどうかをどれくらいで判断するのか)
B斜視の矯正等聞いた事がありますが、治る見込みがなければ眼球を中心にするような矯正方法で、何とか両目で生活を送ることができる可能性があるかどうか。
C矯正があれば、どのような術式になるのか。
お忙しい所、申し訳ありませんが先生のアドバイスを頂ければと思います。
どうぞ宜しくお願い致します。

外眼筋の麻痺の回復は通常は3ヶ月くらいで見られますから、それを過ぎても治らぬならば、残念ですが後遺症が残る可能性は高いかも知れません。
手術時の電気メスの熱によるものか、神経が圧迫されていたことによるのか、伸展されたことによるか、はたまた神経への血流が障害されたのか、これも何とも言えません。
一般に眼球運動の神経が麻痺して斜視を生じた場合には、
1)自然に回復するのを待つ。
2)可能ならばプリズム眼鏡を装用させて、両眼視を維持する。
3)手術的に左右の眼位をまっすぐに近い位置に手術で治す。
の3つのいずれかあるいはそれらの組み合わせしか対応方法はありません。
もし、それなりの期間が過ぎて、内斜視があるならば、斜視の手術の可能性についてそれが考えられないのかを眼科の斜視の専門医に聞いてみてください。ただし、手術によって動かない筋肉が動くようになるわけではなく、手術は正面での目の向きを無理やり引き寄せただけですから、かえって中心近くに左右2つの画像が出てきてかえってつらくなる場合もある可能性をよく聞いたうえで手術を受ける決意を固める必要があります。
まったく麻痺筋のついている目が横を向いてしまっているよりはましというところまで、患者さんが予後を達観してくださらないと、斜視の術者は手を出してくれることはないと思います。
  [142/202] 2009-02-17
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親鳥さんからの相談  [精密検査に影響はありますか?]
17歳になる倅ですが14歳頃視力が下がり始め0.5位まで落ちたので診察を受けたところ近視化の予防と言うことでミドリンMを処方して頂き、現在までの約2年以上毎晩1回の点眼をしております。
現在は両眼0.7前後で落ち着いておりますが倅は将来、眼の健康状態がとても重視される職業を希望しており、今年の夏にその職業に就くための養成施設へ入学する為、眼や身体の精密検査を指定病院で受ける予定でおります。 
そこでやはり眼に関しては、現在連用しているミドリンMの影響が少々心配なのですが、この目薬は2年ぐらいの連用ならとくに害は無いとのことですが 眼および視機能の各種細かな検査にも影響が無いか先生のお考えをお聞かせいただけますでしょうか?また、精密検査を受ける何日前に点眼を使用中止したらよいでしょうか?もしこのまま継続する場合は何歳くらいまで この目薬を続けた方が良いかアドバイスを頂ければ幸いです。

ミドリンMで0.7の裸眼視力が各眼で得られているというのは素晴らしいことです。
このまま点眼を続けるのがよいでしょう。止めるとしばらくして視力が下がりそうな気がします。
航空関係などですと、レーシック手術を受けて裸眼視力を無理やり上げたような場合にはおそらく欠格事由となります。一時的にごまかして通っても、精密に目を見ればレーシックを受けた眼はそれとわかりますから嘘を言って通ると後で大変な事になりますから、ご注意ください。しかしミドリンMの点眼は構わないと思います。
長期にわたる継続的な使用での副作用もないと思います。
  [143/202] 2009-02-14
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のっくんさんからの相談  [近視の進行が止まらないのに緑内障になってしまいました。]
私は、13歳から近視となり51歳になった今でも年に-0.25D程度の速度で近視が進行しています。
・現在の矯正度数(左右とも):-9D,裸眼視力:0.03
悪いことに、一昨年12月に初期の正常眼圧緑内障(右眼のみ鼻下側5%程度の視野狭窄)と診断され現在、キサラタン、エイゾプト、ミケランLAの点眼を継続しています。(診断時眼圧:左右20、点眼後眼圧:左右12〜20の間、平均16程度)
そこで、お聞きしたいのですが、@主治医は近視の進行は水晶体の変化によるもので心配ないと言いますが、緑内障のことを考えると毎年の近視の進行とともに視神経が薄くなっていくような気がして不安です。
A目標眼圧は当面15以下といわれていますが、3剤も点眼していても15以下になる回数は、3割程度です。
主治医は、まだ初期の緑内障なので当面今の治療を継続していく意向ですが、レーザーやオペのことは考えなくてもいいのでしょうか。B失明への不安から「うつ」と不眠になり昨年1月から、精神科で朝(ドグマチール細粒10%、メイラックス細粒1%、ルボックス1錠)と夜(マイスリー錠5mg、ドグマチール錠50mg、ハルシオン0.125mg錠、リスミー2mg)の薬を処方され服用しています。精神科の投薬を受けて数ヶ月後から左右の目の下側のまぶたのけいれんを自覚するようになりましたが、薬剤による眼下けいれんの可能性はないでしょうか。

1、近視の患者さんでは緑内障は多いです。近視をれーシックなどで消しても、緑内障の原因になった背景は変わりませんので、そのときに応じた緑内障の点眼を続けていただくことになります。2、緑内障に対して、将来には時機を見ての手術の可能性はあると思いますが、その必要性は現在の主治医にお尋ねください。最近は詩や変化が特に重いもの以外では緑内障に手術をすることは少なくなっています。隅角に対するレーザー治療は今日日もうほとんど施行する人は居ません。3、安定剤でベンゾジアゼピン系のものが眼瞼痙攣を引き起こすことがあります。典型的にはデパスがそれを起こします。そのような症状が疑われるならば精神科の薬剤は最小にしていただいてください。痙攣が間違いなくあるなら、ボトックス治療が考えられますので当医院をお尋ねください。
  [144/202] 2009-02-14
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sakkyさんからの相談  [バセドウ病による瞼の腫れ]
初めてご質問させていただきます。
1年半程前にバセドウ病と診断されました。
突眼の症状はないのですが、半年程前から瞼が腫れてきてしまいました。
特に朝起きると、涙腺の部分が大きく腫れていて、瞼がパンパンです。
最近では、脂肪も増えたのか、瞼が重たく垂れ下がってみえます。
現在フルメトロンというステロイドの目薬を処方して頂いておりますがなかなか症状が改善しません。
眼科にはケナコルトというステロイドの注射を瞼の皮膚に直接注射することをすすめられておりますが、この注射をすれば治るのでしょうか?
ステロイドを眼の近くに注射するのは少し怖いので迷っております。
また、このままにしておいても病気がよくなってくれば元に戻るのでしょうか?
周りに詳しい知人もいなく誰にも相談ができず困っております。
ご意見を聞かせて頂けると大変助かります。
どうぞ宜しくお願い致します。

比較的症状が軽いながら、バセドウ眼症の典型的な症状と見ます。甲状腺機能は目の腫れの原因でありますが、甲状腺機能が元に復したとしても、簡単には瞼の腫れは引かないことが多いです。瞼や外眼筋の腫れを低減させるには、甲状腺の抑制のほかにステロイドの内服や放射線照射などを行いますが、場所が特定できれば、ステロイド(ケナコルト)の局所注射も有効そうに思われます。しかし、私は採用してみた経験がありません。
幸いに複視を生じていませんので、ステロイドの局所注射を行わずに甲状腺の治療だけで様子を見るという選択肢はあるように思われます。大変恐縮ですが、いずれにしろいっぺんにこの病気が治せるという展開は考えにくいので、長い時間をかけてこの眼窩の炎症症状と個別に折り合いをつけながら、症状をしのいでゆくという取り組みが必要と考えざるを得ないでしょう。ステロイド局祖注射もそのうちのひとつです。今、あなたの治療を担当してくださっている先生は、ケナコルトの局所注射を考えておられるくらいですから、かなり全般的な経験のある方と見受けます。今後ともその先生を大事にされることをお勧めいたします。
  [145/202] 2009-02-14
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Youさんからの相談  [70代後半、原因不明の眼の痛みについて]
離れて暮らしている母(70代後半)の眼の症状についてお伺いします。


目が焼けるように熱い、刺し込むように痛い(TVが見られない、新聞が読めない)、目が霞む(視力:元0.8→ 今0.3)、ごろごろする、と、この数か月毎日訴えるようになりました。その他の症状として、涙が出なくなった、眼やにが大量に出る、眼尻が切れる、などがあります。目が痛くて起きていられない、と普通の生活ができなくなっています。


近所の眼科を複数訪れましたが、何れも検査の結果異常無し。薬も処方されませんでしたので、本人はこのまま放置していたら失明するのではないかと恐れているようです。


なお、一昨年の6月、新築のアパートに仮住まいした際、壁紙の接着剤に過敏に反応するようになり、マンションギャラリーなどを訪れた際に目が痛いと言うようになりましたが、その時の痛みとは全く違うと言います。それまでは、目の不調は一切ありませんでした。


その時に眼科で点眼剤「クラビット」を処方され、以来1年半近く使用していたようですが、その点眼剤の使用を止めてから、刺し込むような別の痛みが始まったと言います。


ちなみに、昨年3月に、母の眼を考慮して、壁紙を殆ど使用せず、薩摩霧島壁という自然素材の塗り壁を使用している家に引っ越しました。その家に入った時、母は「新築の家で初めて目が痛くない」と言い、以来、目の痛みは治まっていたようなので、現在の家が原因とは考えにくいところがあります。


目の痛みと共に、足も腫れてきたと言います。


また、睡眠導入剤を約3年、鬱病の薬を約1年服用していましたが、上記の症状が出てから、睡眠導入剤のみ服用しています。薬を処方して頂いていたかかりつけ医からは、地方の病院では、診断できないような難病ではなかろうか、と言われる始末です。


何卒良きアドバイスをお願い申し上げます。

強いドライアイがあって、目の表面に傷(角膜糜爛や糸状角膜炎の形成)がついているのではないかと思われます。またこれと関連して眼瞼痙攣が生じて目を開けられなくなっている可能性もあります。
ドライアイには涙点プラグが有効ですし、眼瞼痙攣ならボトックス注射がよいのですが、この両者を適切に扱える医師が御地に居られるかどうか不明です。
一度当院を受信されることをお勧めいたします。
  [146/202] 2009-02-12
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ヒデさんさんからの相談  [目が眩しく日常生活が辛い]
目が眩しいと感じ始めたのは昨年9月頃からです。眼科医に診察をうけました目が乾いていて疲れ目ですと診断されヒアロンサンの点眼薬を使いましたが全くよくならず、むしろ曇りの日でも暗い所にいても眩しく目を開けているのが辛い状態が日々激しくなっている状態です。その後眼科医を2回かえてみましたが同じ事をどこに行っても言われるだけで悩んでおります。普段仕事でも車の運転等がありますが怖い状態です。眉間に縦皺をよせている時間が長く頭も痛く感じます。今も相当な瞬きをしながらご相談させていただいております。このままでは障害が多すぎます。何か良い治療法はありませんでしょうか?
よろしくお願いいたします。

それは大変ですね。この質問は、待ってましたという感じのご質問です。
この状態にはドライアイが深く関与しているようではありますが、それに対して風除け眼鏡や、点眼だけでは対応が困難で、シリコンかコラーゲンの涙点プラグの装着が望ましいと思います。
http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/51032036.html
そのうえでの話なのですが、眼瞼痙攣という疾患が起きているのではなかろうかと考えます。
http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/50993879.html
これが、その自己診断に有効な質問のリストです。

痙攣といっても目をあいているのがつらい、目を閉じている方が楽、眩しいなどという訴えを強く示し仕事にならなくなります。
その場合にはボトックスという治療法が大変有効ですのでご検討ください。
http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/51128348.html
には関連する様々な対応手段をあげてあります。
ただし、多くの眼科医師は実際問題としてこの眼瞼痙攣野患者をを見たことがありませんので、一般の眼科医や内科医師に診断を求めても無理なことが少なくはありません。御手数ですが、東京まで来て当医院の診察を受けていただくことをお勧めします。
くれぐれもお大事に。
  [147/202] 2009-02-06
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ゆずさんからの相談  [眼科を変えてから眼圧が上がりました]
清澤眼科医院通信を拝見し、先生が緑内障について専門的な内容にまで踏み込みながらも大変分かりやすく説明されている点で患者の立場からとても参考になり、セカンドオピニオンを視野に先生のご意見を伺いたいと思いメールさせていただきました。
一昨年の6月に都内の眼科でコンタクトレンズを作った際に眼圧が高く、午前中の値で左右で21と20でした。視野検査が必要と診断されたため一月後に地元の眼科を受診し、緑内障の検査をした結果、視野と眼底には異常はないということでした。このときの眼圧値は午前中の測定値で左21と右19です。また、このときキサラタンを処方されたため、以後キサラタンが無くなるたびに眼科を受診し、眼圧値は毎回左右同じか左のみ1高く、両目の最高値は21でした。ちなみにすべて夕方に測定した値です。なおキサラタンは受診数日前から一週間前から使っておりません。この間非常勤の先生に測って戴いたこともありましたが結果はこれまでと同じ(両目で21)でした。キサラタンをつけた状態で測定しても21と20でした。
昨年の2月にT病院の緑内障専門外来(A医師)にセカンドオピニオンに伺い、検査の結果、ハンフリーFDTで右目の下に少し異常が見つかったものの、眼底には異常がなく、ハンフリーFDTで見つかった異常も通常の視野検査では見つからないレベルということで緑内障ではないということでした。ちなみにこの時の眼圧値は夕方に測定して22と21です。また、降眼圧剤は必要なく、日を改めてできれば朝に眼圧を測りましょうとのことでした。
早速その翌日の午前中に測定したのですが、両目で25ありました。以後3月に一度視野検査をしており、今までに右目にだけデタントール、レスキュラ、キサラタン、トラバタンズを処方されましたが下がっても右目が1低いだけで(もともと右の方が左に比べて1低いようです)効いていないようでした。また前回の診察でエイゾプトを処方されています。安達先生に変わってからの測定値は毎回両目で24から25で、測定した時間帯は15時から18時です。眼底には異常がないのですが、視野検査でやはり右目の下に少し異常があるらしく、しかしそれが緑内障によるものなのか分からないようです。
私の場合、高眼圧が診断の際の重要な要素となっているように感じられるのですが、現在の眼科になってから(というよりもアプラネーション眼圧計では眼に直接物を当てて測定する、と分かってからなのですが)全身に力が入り、手に汗をかく程緊張するのですが、緊張のため普段の値が出ないということはあるのでしょうか。また、目薬が効かないのは緊張による影響と考えることはできるでしょうか。眼圧がうまく測れていないならばこの先何十年も必要の無い高価な検査と点眼を続けるのではないかと思ってしまうことがあります。
大変お忙しい中かとは思いますがよろしくお願い致します。

難しいご質問ですが、このように緑内障であるようなないような症例は少なくはありません。
まず眼圧ですが、それほど信頼性や安定性、再現性のあるものではなく、空気眼圧計なら16でも18でもまた20でも簡単に変動します。接触型の眼圧計はもう少し安定していますが、15、16、17くらいの変動はありますし、角膜にチップを押し付けているとリングが大きくなったり小さくくなったり心臓の拍動に伴って変わるのもわかります。
いずれにしろ、測定の時に手に汗を握る状態であるとすれば、瞼の圧迫で過剰に高く測定されている恐れは大いにあるでしょう。
視野が欠けていない高い眼圧を高眼圧症といいますが、それを下げようとするか処置をせずに見守るかは患者さんと医師の考えによるというところでしょう。
本人が毎年視野をキチンと測らせてくださるならば、日本人の緑内障は8割がそれと気が付いていないというのですから、視神経の変化や視野の変化、それに神経線維層の脱落がないならば、無理やりに眼圧を15mmHg以下に下げねばならぬというものでもないかも知れません。
あまり神経質にならずに加療されるのがよいのではないでしょうか?
  [148/202] 2009-02-02
1233538613
澪さんからの相談  [薬剤性眼瞼痙攣について]
こんばんは。先日はお忙しい中、回答していただきありがとうございました。(ミオキミアの悪化について質問しました)
あれからメチコバール・アデホスともに使用をやめた所、悪化していたミオキミアは戻りました。気持ち的なものもあるかもしれませんが、胃も調子が悪くなったのでやめても問題なかったようです。
今回は少し別の質問です。以前にも質問されている方がいらっしゃるようですが、少し前から不眠症気味で念のため、精神系のクリニックに行った所、デパスを処方されました。が、やはりミオキミアが悪化。以前、先生にここでの回答で「眼瞼痙攣では?」とあったのでもしかしたら私も元々、軽い部類の眼瞼痙攣かもしれません。とにかく薬を飲むと悪化するのが明らかでそれを医者に伝えたところ、「そんなことは聞いたことがない。デパスは安全だ」ということだけでした。しかし先生のブログでベンゾジアゼピン系またはチエノジアゼピン系薬など薬剤性眼瞼痙攣という言葉もあったので少し気になっています。(デパスはチエノジアゼピン系ですよね)もちろん今回の悪化=薬のせいだけではないかも知れませんが、後々、飲み続けるのが不安です。
そのクリニックの先生は眼瞼痙攣についても全く知らないようで、ただ希望があれば薬を変えてはくれるとのこと。
うつ傾向はない軽い不眠症気味という診断なのですが、薬剤性眼瞼痙攣などに影響がない、なる恐れがなさそうな薬などはあるのでしょうか。
よろしくお願い致します。

ご質問ありがとうございます。
デパスは止められるのが賢明と思います。眠剤や精神安定剤はどれなら良く、どれなら悪いということなく、眼瞼痙攣を持つ患者さんには使わないことをお勧めしています。
http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/50888133.html
もご覧ください。
統合失調症などで薬を使う場合には、切ることができないので最少量の薬にしていただいておいてボトックスの量を増すことで克服する場合があります。
抗ヒスタミン作用のある薬剤に眠気を催すものがあって、強いて挙げるならば市販のドリエルなどであれば、比較的影響が少ないというお話を聞いたことがあります。それをお勧めするわけではありませんが、ドリエル・ドリエルEXは、全国の薬局・薬店で購入できる睡眠改善薬です。「寝つきが悪い」、「眠りが浅い」といった現代人の抱える一時的な不眠症状を緩和するとされています。
病院で処方される睡眠薬(ベンゾジアゼピン系など)とは異なり、ドリエル・ドリエルEXはOTC医薬品のかぜ薬や鼻炎薬などに含まれる抗ヒスタミン剤の一種、ジフェンヒドラミン塩酸塩を配合しており、その作用で一時的な不眠症状を緩和します。
くれぐれもお大事に。
  [149/202] 2009-01-29
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とらちゃんさんからの相談  [寝起きに見えるもの]
前回、先生にアドバイスを頂き、本当にありがとうございました。その後視野に時々見える黒い点も、見える回数が減ってきているように思っております。
症状も一段落かな・・・と思っておりました所、今月の初めの朝に気づいて以来なのですが、寝起きに薄明るい天井や壁を見ると、必ず視野の中心の小さな円の中に黒っぽい点々やグレーのシミみたいのが見えるんです。片目ずつ確認すると両目共に見え(やや左の方が濃いめ)、30秒ほどで薄くなって消えていきます。その後は全く見えません。その旨を先生に伝えてありますが、眼底・OCTも撮ってあり問題はないと、首をかしげられています。起床時には反応が鈍いからだと自分に言い聞かせておりましたが、他の人に聞いたりしても、そういうのはないなぁと言われたりして、気にしはじめました。神経内科でMRIを撮りましたが異常なし。気休めにとバイアスピリン錠をもらって飲んでます。眼科でもっとふみこんだ検査をしてもらう方がいいのか・・・脳神経外科で診てもらう方がいいのか・・・等と悩んでおります。
お忙しい所、申し訳ありませんが、先生のアドバイスを頂ければと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。

それは御心配ですね。
おそらく後部硝子体剥離に伴う飛蚊症だと思います。
繰り返しの散瞳しての眼底検査を一か月後に行えば十分ではないでしょうか。
OCTや、視野程度は測定するのが妥当ですが、頭痛とか、一過性視力低下など特に理由がないならば、CTなどの脳の検査に進むのは放射線被ばくもありますので無意味かつ有害と思われます。
  [150/202] 2009-01-27
1233037654
sadaさんからの相談  [網膜色素剥離]
北里大学病院で網膜色素剥離と診断されました。
検査も一通りしました。造影剤を入れた検査では新生血管は見当たらず剥離した一部が視神経にかかっつているためレーザー等を当てる治療が出来ないとのことで現在投薬で様子を見ている状態です。
進行はしていないと思われますが日常生活につらいものがあります。何か良い治療はありますでしょうか?よろしくお願い致します。

網膜剥離ではなくて網膜色素上皮剥離でしょうか?
それであれば、網膜剥離とは違って、いじらずに見て行くという方法がよいのかも知れません。
大きな方針変更にはならないような気がいたしますが、一度足を運んでいただいて拝見することができれば、さらに踏み入った説明ができるかもしれません。
  [151/202] 2009-01-26
1232948976
yasutohohoさんからの相談  [眼瞼痙攣がつらい]
2年ほど前から、うつ病でジェイゾロフト、アモキサン、セディール、メイラックス、ハルシオンを現在内服中です。半年ほどまえから、ドライアイ様症状と目瞬きが酷くなり、眼科で眼瞼痙攣と診断されました。ボトックス療法始めましたが、いまひとつはっきりした効果が長続きしません。私は、医療従事者でいろいろ調べましたが、ディスキネジアで薬の副作用と考えています。しかし、精神科では否定的で眼科では副作用だろうと言われ困っています。出来れば薬を減量したいのでどの薬があやしいのかしりたいのです。どうか御高診お願いします。

それは大変ですね。
ベンゾヂアゼピン系の薬などGABAに関連したものがあやしいですが、そればかりとは言えません。
精神科の医師はこの副作用には無頓着でああったり、時には知らないことがしばしばあります。
まずドライアイの評価をしてキープティアなどで目の表面の湿潤を確保します。その上で、ボトックスをやや多めに打つのがよいでしょう。
2007年11月25日の清澤眼科医院通信450 薬剤性眼瞼痙攣
http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/50888133.html
は参考になるでしょうからご覧ください。
一度受診していただければ、精神科との相談などトータルなケアをいたします。
  [152/202] 2009-01-26
1232934608
カメ子さんからの相談  [外眼筋炎 治療法のご相談]
インターネットで症例を検索していた所、貴病院のサイトに辿り着きました。外眼筋炎について、貴サイトでは70代男性の相談を拝見しました。
実は、私の妹が2008年7月末に【外眼筋炎】と診断されました。そして現在、ステロイドのパルス療法で治療しているのですが今回が、昨年に引き続き、3度目の入院です。原因もはっきりとは判明しておらず、治療法も「ステロイドをとりあえず投与し、効かなければ免疫抑制剤も併用していくことになる」との方向で治療が進むようです。
先生に是非ご意見を伺いたいのは、妹が本当に「外眼筋炎」であるのかということと、本当に原因が不明なのか?治療法はステロイド投与→免疫抑制剤服用の方法しかないのか?という3点です。
1.部位:右眼(上直筋に炎症があるだけだったが、3度目の入院時には外直筋にも炎症が見られました)
2.治療歴:
2007年4月    眼球浮腫との診断
2007年5月〜6月 発熱、目頭の痛みあり(→痛み止めの処方のみ)
2007年10月   眼球突出
2007年11月   CT異常なし,MRI→炎性偽腫瘍と診断
2007年12月末  ステロイド30m→5mづつ減量
2008年2月    MRIに変化なし(ステロイド5M〜10M)
2008年5月    風邪発症→ステロイド増量
2008年6月    体調不良
2008年7月    登山後悪化(痛み止め、ステロイド10m)
        MRI→変化なし
2008年7月末   病院変更
2008年8月    ステロイド30M+痛み止め
        アメリカ渡航中に悪化
2008年9月    眼瞼下垂のため入院→ステロイド・パルス療法
2008年11月   再入院→ステロイド療法
        退院後、漢方/鍼灸/ヨガを開始→回復の兆しあり。
2008年12月   年末に症状悪化
2009年1月    再入院→ステロイド療法(2クール)

以上
かなり長期に渡ってこの病気の治療に当たっています。もし、この病気にあたって注意する点など(生活習慣等で)もあれば、教えていただければ幸いです。
どうぞ、宜しくお願い申し上げます。

外眼筋の炎症はその治療やコントロールが難しい疾患です。
一度データをお持ちになって本人がセカンドオピニオンを求めにご受診ください。
本当に「外眼筋炎」であるのかということ:このお話だけではコメントする材料が不足です。
本当に原因が不明なのか?:これもこのお話だけでは不明です。
治療法はステロイド投与→免疫抑制剤服用の方法しかないのか?:これも症例を実際に拝見しないとわかりません。
大変恐縮ですが、個別の症例は診察をしないと愚弟的なコメントはできません。
お大事に。
  [153/202] 2009-01-26
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むらっちさんからの相談  [眼振での今後の治療について]
はじめまして。現在2歳になる息子のことです。
生後3ヶ月の頃に眼振と診断され、その後市民病院にてMRI検査をおこない脳の方には異常は無いと診断され、眼底検査でも、近視、乱視、遠視など異常ないと診断され半年ごとに定期健診という形です。
目の揺れのほうもすごく酷いわけでも無く、首を斜めに向けたり、斜視になったりという症状も無いので後は視力がどこまで上がるかというだけで何もすることが無いと先生には言われるのですが、やはり親としては何か出来ることは無いかと考えるのですが、やはり何も出来ないのでしょうか?

眼振があるということで御心配のことと思います。
画像診断、眼底、屈折も良く調べてあるようですので、検査は妥当だと思います。
いまは成長に合わせてどの程度の文字が読めるのかを見て行くということでよいかと思います。6月ごとの検診という診察の頻度も妥当でしょう。
もっと頻繁に例えば毎月でも見てもらって話を聞いていたいならば、私のような近所の開業医に頼むとよいでしょう。
お大事に。
  [154/202] 2009-01-23
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ひまわりさんからの相談  [私の症状と過去の質問について]
外傷により虹彩が円周の1/4程裂け、通常のメガネでは日常生活に支障をきたすため、色つきのメガネをしています。
白内障も発症し手術しました。その後、後発白内障も発症しレーザーを受けました。
私と同じような症状の方はどうしているのか知りたく、いろいろ調べているうちにこちらのサイトを知りました。
過去の質問で491298 2008.9.14の外傷性虹彩離脱というのを拝見しました。
「そこに虹彩を縫う意味があるかどうか」とあったのですが、意味がない場合もあるのでしょうか。また、縫合によるリスクがあれば教えてください。時期をみて虹彩縫合をと考えています。
お忙しいところ申し訳ありませんが、ご教示ください。

虹彩が失われますと眩しくはなるのですが、網膜の方も強い光に慣れてきますので(明順応)それなりに眩しさには耐えられるようになるのです。
縫い合わせる場合、元のけがで隅角部(角膜の周辺と虹彩が接する部分)に弱い血管ができていたりしますと思わぬ出血を見ることや、その手術をきっかけに眼圧が上がって緑内障になることなども考えておく必要があります。
なれた医師を選ぶ必要があるでしょう。
  [155/202] 2009-01-21
1232529245
むらまさんからの相談  [眼瞼痙攣と診断されました]
8年ほど前から、瞼が開きづらく、羞明感で悩んでおります。その当時地元の眼科ではドライアイと診断され目薬を処方されましたが、症状は改善されず、その後白内障(右目)の手術、瞼を持上げる手術をしました。しかし症状は改善されず、1年半ほど前に他の眼科で眼瞼痙攣と診断を受け、ボドックス注射を行いました。一度目は少し良くなり、二度目は腫れて効果が得られなかった旨申し出た所、総合病院の神経内科を紹介され、検査に異常がなかったことから、さらに形成外科を紹介され、瞼を持上げる手術をしました。それでも瞼が開けづらく、羞明感で不自由な生活をしております。この度知人の紹介で東京の眼科病院を受診し、やはり眼件痙攣と診断され、ボドックス治療を薦められました。その他、十数年前から循環器の病気でワーファリンを服用しております。HPでこちらの眼科を知り、地方からの受診になりますが、検討しております。お忙しい中申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

それはご心配ですね。眼瞼痙攣の診断はきわめて難しく、普通の眼科医や神経内科ですと、眼瞼痙攣という診断をつけられない場合がままあります。
若倉の10の質問や、3種類の瞬きの出来具合などで判定しますが、お訪ね下されば診断の上で、必要ならばボトックスも含めた治療を行いたいと思います。
  [156/202] 2009-01-20
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mkさんからの相談  [視神経の変性について]
初めて相談させていただきます。約20年前から両目の飛蚊症があります。強度の近視の為、網膜が薄くなっているという診断でした。約4年前、症状が悪化した為近医を受診しましたが,網膜に変化はないということでした。その後は飛蚊症状も悪化することがなく、近視の悪化もありません。今回、1月16日突然右目の黒いものが大きくなり、あわてて受診しました。特に視力低下などはありません。心配していた網膜については薄いという以外の問題はなかったのですが、視神経の変性が見られ、右目の変性が強いということでした。飛蚊は大きいままで、非常にうっとおしいのですが、このまま慣れるしかなく、また、今回のようなことがあったらすぐに受診するように、ということでした。また、視神経の変性が緑内障からくることもあるので、2・3ヶ月後に視野の検査をしたほうがよい、と言われました。視神経が変性してきているのであれば、その進行を止めないと将来の視力障害につながるのではないかと思うのですが、進行を止める方法はないのでしょうか?症状が悪化してからの受診では手遅れではないかと心配なのです。何かアドバイスを頂ければお思います。よろしくお願いいたします。

近視がある患者さんでは視神経が弱く緑内障を合併することがあります。視野が異常であって、視神経にも変化があれば最小限の緑内障の点眼は始めてもよいと思いますが、あまり患者さんを不安にさせたくない場合には、ほとんど短い時間では変化しないだろうということで点眼を留保する場合があります。あわてて点眼を開始するのではなく、治療開始前の眼圧を知る目的で月に一度3月間眼圧を測ってみるのもよい手でしょう。
  [157/202] 2009-01-15
1231997044
オサムさんからの相談  [視野]
初めまして。
子供の事でお伺いします、11歳の男の子です。
運動中(野球)に時々、視界が赤みを帯びて物が赤く見えると言います、最初はそんな事がと思っていましたが、子供の訴えが本当のようで、このような症状は有るのでしょうか、又、どのようなお医者さんに、行けば良いのでしょう。
半年ぐらい前から、訴えていました。
身長155cm 体重54kg
御指導、宜しくお願いします。

それは心配ですね。
色がついて見えるという場合には、本当に眼内に出血があって赤く見える場合以外にもいくつか考えられる場合があります。
まずジキタリス等の心臓の薬を使っている場合に色が付いて見えるという場合があります。
また、緑のものを見つめたあと白い紙の上に視線を移すと反対側の色である赤が見えるという補色残像という現象が見える場合があります。
このほかには今すぐには思いつきませんが、色覚の検査などをしてみると何かのヒントが得られるかも知れません。
私でもよろしいですし、他の先生でもよいですから早めに眼科を受診されるのがよろしいでしょう。
  [158/202] 2009-01-14
1231895972
やまもとさんからの相談  [左網膜前線維症と診断されました]
こんにちは。59歳の男性です。
近くの眼科で左網膜前線維症と診断されました。
裸眼で0.3、メガネをかけて0.7の視力です。ものがぼやけたり二重に見えたりします。そろそろ手術をしたほうが良い時期と言われましたが、同じ症状の友人が術後に歪みが出てきたと言っており、手術をするのが少し不安です。
千葉在住の息子がこちらのHPを拝見したそうで、清澤先生に診察して頂き、東京医科歯科大学で手術を受けてみてはどうかと言われました。その後、岡山で術後の経過をみるというのが理想ですが、先生はどう思われますでしょうか。
また、東京で手術を受けた場合、術後何回ほどそちらで診察を受けたらよいでしょうか。なにぶん遠方なので、どうぞ宜しくお願い致します。

そのような道をつけることも可能ですが、それであれば、一度お見せください。
初めから岡山で手術をするという選択肢も有りますね。
  [159/202] 2009-01-14
1231895859
shiiさんからの相談  [動眼神経麻痺のリハビリについて]
はじめて質問させていただきます。7歳の息子が頭部外傷後、左眼が動眼神経麻痺と診断され、当初は眼瞼下垂があり視力も殆ど無い状態でしたが、現在は回復し視力も0.6〜0.8(その時により)裸眼であり、矯正視力1.0〜1.2あります。ただ眼球運動制限があり上方向は複視があるようです。また外傷により、瞳孔が散大しており、光の調節が出来ない為白っぽくボヤ〜っとしているようです。それと暗点が当初よりありましたが、この所物を見るときに顔を横に傾ける仕草が強くなり、定期健診(3〜4ヶ月に一度)に行ったところ暗点が広がっておりました。このまま段々と左眼が見えなくなっていってしまうのではないかと、心配です。
すでに受傷後一年が経過しておりますが、リハビリの方法や治療法などはありますでしょうか?どこへでも行きますし、どんな事でもしたいと思っております。
どうぞ宜しくお願い致します。

外傷性の動眼神経麻痺で眼球の運動制限、瞼の下垂、散瞳があるのですね。
基本的には経過観察ですが、正面で複視があれば、手術やプリズム眼鏡の処方が出来る場合が有ります。見なくてはこれ以上はいえませんので一度ご受診をお勧めいたします。
  [160/202] 2009-01-11
1231641444
あつしさんからの相談  [事故による視神経障害]
10月24日に怪我をして、右目の視力低下と明るさを感じません。視野が狭くなっています。
テレビの外形はわかるのですが、なんとかぼんやり見える程度です。
治る方法はあるのでしょうか?
手術して治るのでしょうか?
左目が眩しく感じます。
いちよう、ある大学病院で検査いたしましたが、大学病院の担当眼科医は、経角膜電気刺激療法を、していきましょうと言っていましたが、自分のなかであまり効果が見られないのと、あまり積極的な治療法ではないように感じます。何か他に治療法もしくは、手術とかの方法はないでしょうか?
インターネットで調べたら先生のお名前が多数検索されましたので、ぶしつけではございますが、ご質問させていただきました。
よろしくおねがいします。

それは御心配なことです。
大変残念ながら、視神経委縮に対する経角膜電気刺激療法の効果はそれほどはっきりとしたものではないのですが、外傷直後で、視神経管が骨折している場合の手術やステロイドパルス療法以外にはこ
の外傷には事実に基づいた治療として有効な方法はありません。
ビタメヂンやメチコバール、それにカルナクリンなどの薬剤の効
果も似たようなものでしょう。

日本特有の医師ができることはすべて行う的な発想で試されているものです。
治療効果が証明された治療方法以外は行えないまたは行っても保険会社に対する支払い請求ができないといった米国風の考えの中ではおそらくは施行できませんが、日本では医師ができるだけのことをするという風土がまだありますので、加害者ないし加害者側の保険会社が費用を負担するにしろ、また被害者が自分で費用を負担するにしても行える余地があるというところでしょうか?
私も何人かの患者さんをその治療に紹介いたしまして、関西まで行っていただいた患者さんが実際にいます。
効果がないというわけではありませんので出来るだけの治療を頑張ってお受けになるとよろしいと思います。
くれぐれもお大事に。
  [161/202] 2009-01-06
1231207082
かがみさんからの相談  [緊急をようする?]
12/30朝おきると右目に写るものが、真赤。
12/31今度は黒くなり半分見えなくなる。光はかんじるが、目の前の指は見えていない。
(眼底出血のレイザー治療が終わって1ヶ月ちょっと)
1/5かかりつけの医院予約まで様子を見ていてよいものか。
眼底出血の原因は不明。レーザーをしたためにこのようになってしまったのか。
レーザーの功罪も知りたい。

この症状を考えますと、硝子体の中に出血が起きているのかも知れません。
早めに主治医の先生に見せるのがよいですが、それほど時間にこだわる必要はない状態かと思われます。
今後吸収を待つか、硝子体手術の得意な施設に依頼して硝子体切除手術につなげて行くかを担当医に判断願ってください。
網膜に裂孔があって、この弁の上に血管が走行していたりしますと、光凝固をしてあっても血管が切れて硝子体出血をきたすことがあるかも知れません。
直接レーザーが原因で出血を起こすことは考えにくいです。
くれぐれもお大事に。
  [162/202] 2009-01-06
1231206793
シンさんからの相談  [眼の焦点が合わず日常生活に支障をきたしています]
昨年12月1日、朝目覚めると眼の焦点が合わなくなっておりました(片目であれば問題はありませんが)また光が異常にまぶしく感じられ、白いものを見ると幻惑されたようで益々焦点が合わなくなってしまいます。室内では左に首を傾げるとやや焦点が合ったり、屋外ではサングラスなどをかければ少し幻惑感が薄れます。
総合病院の眼科と眼科医院の2院に伺って見て頂ましたが両院とも異常なしとのことでした。
総合病院の方では脳外科の受診もお願いしましたが問診表をご覧になって必要がないとのことでありました。
しばらく様子をみて症状が進むようであればまた来て下さいとのことでした。幼少の頃より眼震があり左眼が遠視、右眼が近視ということは承知しておりますが12月1日の朝から急にこのような状態となり日常生活に支障をきたしています。また仕事上で車、パソコンは必須でありますので困惑度は更に高まっています。何か良い治療法、乃至改善方法をお教え頂ければ幸いです。よろしくお願い致します。
それは大変ですね。先天眼振を伴っているので余計評価が難しいのでしょうが、眼球運動をヘスチャートでとってみるところから始めるのがよいでしょう。
眼筋無力症や、甲状腺眼症などの眼球運動に障害が出るもの、血管障害などによる動眼神経、滑車神経、外転神経などの麻痺なども考えられます。
脳の画像診断も必要かと思われます。
可能ならば一度ご受診ください。
  [163/202] 2009-01-04
1231030985
パゲルさんからの相談  [左目だけ視野欠損・・・原因がわかりません]
はじめまして、現在、13歳(中学2年生)の息子のことです。
小学校4年の時、野球ボールで左目を打撲しています。その時は病院受診していません。
今年(平成20年)1月、左目の視野欠損に気づき近くの眼科クリニックを受診しました。
もともと左目は外斜視がありますが、当クリニックの医師は問題ないとのことでした。
受診時点で視野検査を実施し左眼球の内側下部約20%の欠損が確認されましたが、
眼底写真、眼圧、視神経の色等正常で特変が認められなく、もしかしたら
視神経に栄養を供給する血管系に異常があるかもしれないと県立病院を紹介されました。
県立病院を受診すると6ヶ月間様子を見ましょうと、同年7月、再び視野検査を実施したところ
欠損部位が左眼球の内側下部約40%に拡大し、外側上部・下部とも約15%に進行していました。
当人は鼻閉等が日常的に見られ耳鼻咽喉科も通院しており、現在ツムラ104を服用中です。
それらのことよりCT撮影しましたが、脳腫瘍・副鼻腔炎など特変は認められませんでした。
それから半年が経過した今月12月にも視野検査を実施した結果、外側上部・下部が約25%と、
欠損部分が拡大していました。当県立の眼科医も原因がわからず現地の大学病院を紹介され
来年1月に受診予定です。現在、県立病院よりからは「ハイパジール点眼液0.25%」の処方のみで、
眼底写真、眼圧、視神経の色等正常で眼痛・違和感などもありません。また右目は視野欠損
もなく眼底写真、眼圧、視神経の色等正常です。いったいどの様な疾患が考えられるのでしょうか。
ご教示宜しくお願い致します。

それは御心配ですね。お答えしてみましょう。
外傷が原因で視野が狭くなる外傷性視神経症ならば、もっと早くに症状が出て気がついたはずと思われます。
外傷性視神経症:http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/50654914.html
特発性の視神経炎であれば、このように視野の欠損が順に進行することはあるかもしれませんが、自覚的にも中心部が見えないという自覚がありそうなものです。
特発性視神経症:http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/50427479.html
若い時に蓄膿症の手術を受け、されが再度再発したりすると視神経に影響する場合もあります。それならCTやMRIで分かるでしょう。
粘液のう胞:http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/50620158.html
このほか、鑑別を要するものには緑内障も挙げられます。(琉球大学の教授はその専門家です。)
近視が強かったりしても傾斜乳頭や視神経の低形成(SSOH)といって視神経に影響して視野変化がある場合があります。
傾斜乳頭:http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/51087748.html
あたりを参考にしてみてください。
本当に視野欠損が時間とともに増大しているかどうかが重要です。
お大事に
  [164/202] 2009-01-04
1231030609
さちさんからの相談  [病名は分からないのですが・・・]
主人ですが、1年ほど前から、右目の視界が悪く成り、勤務先の近くにある眼科にて診察してもらっています。「カルナクリン50」という錠剤を一日3回1粒づつの処方をされていますが、悪化するばかりです。
当初は、水が溜まっていると言われていましたが、先日その水が無くなり、カサプタ状態に成っていると言われましたが、様子を見ましょうっという事で、薬もそのまま。改めて検査する様子も有りません。何と言う病気が考えられますか?日々見えなくなっている様で、運転をする仕事な事も有り、大変心配です。失明する恐れは有りますか? ちなみに左目は右目が見えない事で疲れ目には成って居ますが、異常はない様です。

ご心配の様子は解りました。
まず、私が診察しているわけではないのでこの情報だけではなんともいえませんが、網膜の下に水が溜まっているというなら中心性漿液性網脈絡膜症
http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/50361768.html
など、また瘢痕化しているという説明にあうもので
比較的多いのは網膜の下に出血する加齢黄斑変性症
http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/50419653.html
等が挙げられるでしょう。
担当されている先生に診断は何でしょうかとお聞きの上、その疾患名でお調べになるのがよろしいでしょう。もちろん御受診下さればより適切な助言が出来るでしょう。
  [165/202] 2008-12-25
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匿名さんからの相談  [マイボーム腺機能不全]
お世話になります。30年ほど前から左眼だけなのですが、涙が常にあふれている状態で、読書をするにも、またパソコンを操作するにも困惑しています。
タイトルのマイボーム腺機能不全の病名は、某大学病院で診断されたのですが、全治不能との宣告があり、現在は毎日目の温湿布をしているのですが、症状の改善はなく、よろしくご指導のほどお願いします。

”30年ほど前から左眼だけなのですが、涙が常にあふれている状態”ということですが、その状態からはむしろ左の鼻涙管閉塞が疑われます。涙管通水にてもし閉塞が確認できれば、NSチューブという管を数カ月留置してこの涙を排出させる管の再開を期すことも考えられます。
また、マイボーム腺機能不全ならば涙の基礎分泌は減少して、角膜表面の涙液層が乱れて、角膜に傷がつき、このために起きる痛みに反応した涙液が増して、涙目になっているという話になります。
この場合にはシルマーテストで示される