お知らせ
●頸椎・腰椎椎間板ヘルニアに対するレーザー治療(PLDD)開始しました
適応のある場合、希望者に自費診療で、経皮的レーザー椎間板減圧術治療(PLDD)を日帰りで行ないます。
原因となる椎間が1椎間であれば概ね250,000円の自費負担となります。
※PLDDは先進医療であり、保険適応ではありません。
●片桐先生の診療が始まります
笛吹中央病院整形外科部長 片桐佳樹先生の診療が始まります(非常勤、月2回ほど)
片桐先生は下肢の疾患、スポーツ疾患を中心に県内外でご活躍されております。
ギャラリー・当院の特徴
◆木下整形外科クリニックの特長◆
・患者さんとのコミュニケーションを大切に
患者さんからよくお話を聞かせて頂き納得をしていただいてから一人ひとり最適な治療を行います。
・高度医療機関との連携による幅広い診療
患者さんの症状に応じて貢川整形外科病院、白根徳洲会病院と連携して幅広い手術や診療を行うことが可能です。
・MRIによる的確な治療
MRIにより神経・軟骨・靭帯などの状態を確認することで根拠に基づいた的確な治療が可能です。
当院の特色
◆2016年12月5日(月)新規開院◆
◆治療方針
・患者様の話をよく聞き丁寧に説明いたします。
・正確・迅速な診断を心がけます。
・個々の患者様に適した方法で根拠に基づいた治療を行います。
・患者様にご満足いただけるよう最後まで責任をもって治療いたします。
・患者様からもスタッフからも感謝されるようなクリニックを目指します。
◆整形外科◆
当クリニックは、皆様の整形外科「かかりつけ医」です
地域の方々の身近な整形外科「かかりつけ医」として、皆様の信頼にお応えしていきたいと考えておりますので、どんな些細なことでも遠慮無くご相談ください。
整形外科領域における丁寧な初期診療(プライマリ・ケア)をいたし、また必要があればMRIを用いて神経・軟骨・靭帯などの状態を確認して、根拠に基づいた的確な診断を行います。
◆リハビリテーション科◆
機能回復と社会復帰を目指す
リハビリテーション科では、病気や障害、老化、スポーツ外傷、手術などによる機能障害について、理学療法(運動療法、物理療法等)、また作業療法などによって機能の回復・改善を図り、日常生活や社会生活への早期復帰を目指します。
当クリニックでは、傷害を受けた身体や運動機能を最大限まで回復すべく、個々の症例に応じ、医師の指示のもと、常勤の理学療法士*1や作業療法士*2が“マンツーマン”のリハビリテーションを行います。
◆主な治療内容
・物理療法
牽引(けんいん)療法やマッサージ、温熱・寒冷・電気療法などがあり、麻痺の回復や鎮痛などを目的に行われます。
・作業療法
主に肩関節、肘関節、上肢運動器疾患の患者さんに対し、生活していく上で必要とされる動作や社会に適応するための能力の回復を目指します。
◆脊椎疾患について◆
脊椎疾患の診断、治療は当クリニックの大きな柱の一つです。
交通事故などによる頸椎捻挫(むち打ち症)のほか、腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎分離症、腰椎圧迫骨折、頚髄症、頚椎椎間板ヘルニアなど、首から腰の疾患や、上肢・下肢の痛みやしびれを伴う疾患などを専門的に診断・治療します。
脊椎疾患は、治療が長期に及び、慢性的な疼痛に悩まされている患者様も少なからず見受けられます。
症状や検査結果を元に的確な診断を行い、患者様にとって最適な治療法(理学療法、温熱療法、薬物療法、装具療法、神経ブロックなど)をご提案いたします。
◆主な治療内容
PLDD(Percutaneous Laser Disc Decompression:経皮的レーザー椎間板減圧術)による椎間板ヘルニアのレーザー治療を行っております。
PLDDはX線透視下で、椎間板の中の髄核に刺したファイバーからレーザーを照射して髄核を蒸発させ、椎間板ヘルニアを治療する方法です。レーザーを照射して髄核の一部を蒸発させて空洞をつくることによって椎間板内の圧が減少し、ヘルニアによる圧迫が解消されます。
初期段階の椎間板ヘルニアに対して非常に効果的です。しかも、局所麻酔で済み、出血が無く、治療時間も短いので、手術による侵襲(患者さんの体への負担)もとても軽いものです。そのため術後の回復が早く、日常生活や仕事への復帰が早期に行えます。
適応疾患は腰椎椎間板ヘルニア、頚椎椎間板ヘルニアです。ただし、PLDDは保険適応外ですので、治療費は自費になります。
◆椎間板ヘルニアのレーザー治療(PLDD)の主な対象疾患
・腰椎椎間板ヘルニア
・頚椎椎間板ヘルニア
・腰部脊柱管狭窄症
・腰椎分離症
・頸椎症性脊髄症
◆肩こり・腰痛について◆
当クリニックは、肩こり・腰痛の治療に特に力を入れています。
「エコー下筋膜リリース治療」という新たな治療法も採り入れておりますので、肩こり・腰痛にお悩みの方はご相談ください。
◆肩こりの診療
問診・触診などの診察や、X線、MRIなどによる画像検査を行い、原因を調べてから、その原因に合わせた薬物治療、理学療法、注射治療ならびに生活指導をいたします。薬物治療では、主に筋弛緩剤や鎮痛消炎剤、漢方薬を処方し、神経ブロック療法、トリガーポイント注射、エコー下筋膜リリース治療、理学療法などを単独、あるいは組み合わせて行います。
◆腰痛の診療
問診や診察、X線検査やMRIなどの画像検査を行い、原因を調べてから、その原因に合わせた薬物治療や理学療法、注射治療ならびに生活指導や腰痛体操のご指導をいたします。
薬物治療では主に筋弛緩剤や鎮痛消炎剤、漢方薬を処方し、神経ブロック療法、トリガーポイント注射、エコー下筋膜リリース治療、理学療法、運動療法などを単独、あるいは組み合わせて行います。理学療法では、温熱療法やストレッチ運動などを行います。ほかに、装具療法としてコルセットを使用することもあります。
◆「エコー下筋膜リリース治療」について
エコー下筋膜リリースとは、エコー(超音波)を用いて、この筋膜が厚く重積している部分を確認しながら、その部分に薬液や食塩水を注入することによって癒着を剥がす治療法です。
治療は数分で終わり患者様の負担も軽いため、画期的な治療法として注目されています。
当クリニックでは、このエコー下筋膜リリース治療を行っておりますので、肩こり・腰痛をはじめ、筋肉や骨格系に痛みのある方はご相談ください。
◆骨粗しょう症について◆
骨粗鬆症診断、治療は脊椎疾患と並び当クリニックの柱の一つです。
骨粗鬆症関連骨折の代表である大腿骨頚部骨折、腰椎圧迫骨折は高齢者の寝たきり原因の第2位で、健康寿命を大きく損なうことになります。特に女性は閉経後、年齢とともに骨密度が急速に低下し自覚症状がないまま骨折しやすく背中も曲がりやすい状態になっていきます。また「いつの間にか骨折」といい、転んでもないのに知らないうちに背骨が潰れ背中や腰が曲がってしまうことも少なくありません。
骨粗鬆症診療ガイドラインにそって早期に骨粗鬆症の診断を行い適切な治療を行います。
◆骨粗しょう症の検査
・骨密度検査:全身型の骨密度測定装置(DXA)を導入し、骨密度の測定(DXA法*)を行っております。
・骨代謝マーカーの検査:血液や尿によって「骨代謝マーカー」を調べます。
・X線検査:主に背骨(胸椎や腰椎)のX線写真を撮り、骨粗しょう症や他の疾患の鑑別検査に必要な検査です。
◆骨粗しょう症の予防と治療
骨粗しょう症の発症には、老化や閉経以外にも食事・運動習慣などが大きく関与しています。骨粗しょう症との診断を受けたなら、治療の中心は薬物療法となります。
◆主な骨粗しょう症の治療薬
◆骨の破壊を抑制する薬(骨吸収抑制剤)
・ビスフォスフォネート製剤:骨吸収を抑制することによって骨形成を促進し、骨密度を増やします。
・選択的エストロゲン受容体作動薬(SERM):骨が壊れるのを抑制し、骨量を増加させます。
・ヒト型抗RANKLモノクローナル抗体製剤(デノスマブ):骨を壊す細胞をできにくくして、骨の破壊を抑制します。
◆骨の材料を補う薬
・カルシウム製剤:食事によるカルシウムの摂取不足、乳糖不耐症の方、胃腸の手術後などに用いられます。
・活性型ビタミンD3製剤:腸管からのカルシウムの吸収を促し、体内のカルシウム量を増やし骨形成も促進します。
・ビタミンK2製剤:骨芽細胞に作用し骨形成が促進され骨吸収の抑制と骨代謝のバランスも整え、骨の質を改善します。
◆骨をつくる薬(骨形成促進剤)
・副甲状腺ホルモン製剤(PTH):
骨形成を促進して骨量を増やし、骨折を減少させる薬です。骨折リスクの高い患者さんに用いられます。
◆痛みの治療について◆
痛みの治療で大切なことは「痛みの原因」を診断することです。そしてその痛みがこじれる前に早期に適切な治療で痛みを軽くすることです。
◆痛みの治療
痛みの治療にあたっては、患者様の症状や身体所見から「痛みの原因」を突き止め、それに合わせた治療(薬物療法、神経ブロック療法やトリガーポイント注射、関節内注射、理学療法など)を行っていきます。今まで、どうしても痛みが解消されなかったような方は、一度ご相談ください。
◆神経ブロック療法
神経ブロックは主に硬膜外ブロックと神経根ブロック、末梢神経ブロックに分けられ患者様の病態、患者様の希望などにより使い分けていきます。
◆トリガーポイント注射
トリガーポイント(押すと痛みが広がる、しこりのようになっている部分)に局所麻酔剤を注射します。この注射はとても細い針を使いますし、注射する深さも1㎝程度ですので、痛みはほとんどありません。また、最近ではトリガーポイント注射より一歩進んだ筋膜リリース注射も可能となっております。より持続的な効果が期待されます。
◆薬物療法
最も一般的に行われる治療です。よく知られる消炎鎮痛薬のほか、漢方薬、また抗うつ薬や抗不安薬、抗けいれん薬、抗不整脈薬などの鎮痛補助薬などを、病態や症状に応じて適宜組み合わせたりしながら、痛みをやわらげていきます。
院長からひと言
信州大学で約6年間脊椎疾患、骨粗鬆症を中心に研究、臨床経験を積みその後、市立甲府病院で6年、貢川整形外科病院で8年整形外科の診療にあたってまいりました。日ごろの診療で大切に考えていることは患者様に満足していただける診療です。そのためにはまず患者様の話をよく聞き、何が一番の問題かを把握しその原因をよく調べ正確な診断をつけ、個々の患者様に適した治療を提案していくことが大切です。そして診断結果と治療方針を丁寧に説明します。
私が専門としている肩こり・腰痛などの脊椎疾患で悩んでいる方々は原因不明とされることも多く、様々な医療機関、民間療法を転々としなかなか良くならない方も少なくありません。また腫瘍、化膿性疾患など見逃してはならない疾患もしばしば遭遇します。また、高齢化社会を迎え年配の方々が元気で長生きできるよう骨粗鬆症の予防・治療、筋力が落ちないようなリハビリも大切です。長年の経験をもとに痛み、しびれなどで悩んでいる患者様に早期に的確な診断・治療を行い少しでも安心して生活ができるようサポートできたらうれしいと考えております。そのための準備・設備は十分整えたつもりです。また、貢川整形外科病院、白根徳洲会病院と連携し入院、手術が必要な患者様の治療も私が責任を持って施行していく所存です。
近燐・遠方を問わず、さらには専門分野のみならずどんなことでも気軽に相談できる身近なクリニックを目指しスタッフともども精一杯努力していきます。どうぞお気軽にお立ち寄りください。
実施出来る検査・設備
◆充実した医療機器
・MRI(オープンタイプ)
・透視機能搭載デジタルX線撮影装置
・最新型全身骨密度計測装置
・超音波診断装置
・下肢血流測定装置
・血球、CRP測定装置
◆専門性の高いリハビリテーション
・熟練した作業療法士、理学療法士が常勤
・充実したリハビリ機材
◆最新治療導入
・エコー下筋膜リリース
・腰痛、肩こりの最新治療です。
・PLDD(レーザー椎間板焼灼術)
・腰椎椎間板ヘルニア、頚椎椎間板ヘルニアに有効な症例があります。
ご受診にあたって
◆初診、および月初めの受診の際は、有効期限内の健康保険証(コピー不可)をお持ちください。
◆就・転職などにより、ご加入になっている健康保険が変わった際は、新しい保険証を受付にご提示ください。
◆住所や電話番号など保険証の内容に変更が入った際は、受付にお知らせください。
◆受給者証(老人・身障医療等)をお持ちの方は健康保険証と一緒にお出しください。
◆再診以降、当クリニックの「診察券」は受診の都度、ご携行ください。
◆他の医療機関で薬を処方されている場合は、お薬手帳をご提示ください。
◆妊娠中、および妊娠の可能性がある方は、必ずお申し出ください。
◆ひどい痛みや高熱、嘔吐などの強い症状がある場合は、受付にお申し出ください。
◆いつ頃から、どんな症状が現れているのか、既往歴(今までにかかった病気)、また健(検)診結果などについてもお教えいただくと、診察がスムーズに進みます。
◆受診の際は、できるだけ上下に分かれた服装でお越しください(ワンピースやボディスーツですと、診療の妨げなる場合があります)。ネックレスやイヤリングなどの装飾品も、なるべく外していらしてください。
◆当クリニックでは、個人情報の取り扱いにはスタッフ一同、細心の注意を払っておりますので、安心してご受診ください。
紹介先病院
貢川整形外科病院、徳洲会白根病院と連携。
(院長は連携病院で週1回外来・手術治療にあたり入院、手術が必要な患者様も責任をもって治療します。)