[021037] 2020-10-30
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川崎駅前クリニック
  • 人工透析 腎臓病科〜CKD外来〜 糖尿病科 腎・糖尿病に関わる疾患
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〒210-0007 神奈川県 川崎市川崎区駅前本町12-1 リバーク 6F

お問い合わせ・ご相談:044-246-4701/予約専用番号:044-272-1088

http://kawasaki-ekimae-clinic.jp/

JR川崎駅・京急川崎駅 東口徒歩1分 [地図]

川崎市川崎区の糖尿病専門外来・人工透析なら「川崎駅前クリニック」へ。JR川崎駅東口、京急川崎駅中央口より徒歩1分です。人工透析、糖尿病、生活習慣病など、お気軽にご相談ください。
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ギャラリー・当院の特徴

当院の特色

【当院の診療内容】

<人工透析>
●血液透析(HD)
血液中の不要な物質を除去する方法としては、日本では血液透析が一般的です。
日本での透析医療は世界一と言われており、これはもちろん透析医が深く関わってなされた結果であると同時に、日々の、患者様自身の日頃の努力(食事制限、飲水制限など)があって、初めてなしえることです。

血液透析(HD)は、信頼できる透析クリニックでしっかりと治療を続けていくことが重要です。

●オンラインHDF
HDFは通常透析に血液ろ過を合わせた治療です。

通常透析とは拡散作用と言って、血液と透析液の濃度の差で老廃物を除去しますが、ろ過はダイアライザーに圧力をかけて血液から大量の老廃物を除去することをいいます。
HDFではろ過できる量を増やすために補液をして、そのことによりダイアライザーの膜に圧力がかかり、より多くの老廃物、つまり、通常透析では抜けきれない低中分子部質(β2マイクログロブリンなど)を除去可能な治療法です。

HDFには、オフラインHDFとオンラインHDFがありますが、オンラインHDFは専用の回路に透析液をより多量に補液するため、オフラインHDFより多くの老廃物が除去できます。

●腹膜透析(PD)
腹膜透析(PD)(Peritoneal Dialysis:略称PD)は、在宅で行う血液透析(HD)で、普段の通院は月に1~2回程度です。 自分の体の中の「腹膜」を利用して血液をきれいにします。

●HD併用療法(PD-HDハイブリット透析)
1週間のうち、5~6日は腹膜透析(PD)をして、1日は血液透析を行います。 腹膜透析(PD)のみでは老廃物の除去や水分の除去が十分にできない方に行う治療法です。
腹腔内に透析液を入れない日(腹膜休息日)が出来ることにより、腹膜が傷みにくくなり、結果として腹膜透析(PD)を長く続けられることが期待できます。
また週3回の血液透析と比べて、週1回の通院で済みます。 当院ではこのPD-HDハイブリッド透析も行っております。

<腎臓病科~CKD外来~>
●慢性腎臓病(CKD)
CKD(chronic kidney disease)は慢性に経過するすべての腎臓病を意味しており、日本では成人の約8人に1人がCKD患者と言われています。

CKDの発症には加齢に伴う腎機能低下だけでなく、生活習慣病が深く関わっています。またCKDの治療にはそのステージに応じた食事療法や、血圧・血糖・脂質管理が必要となります。CKDの発症、重症化を防ぐためには生活習慣の見直しが必要です。 当院では腎臓専門医によるCKD外来を開設しており、看護師や栄養士と連携して、患者様の生活習慣をトータルに見直していきます。

●腎不全
腎不全とは、腎臓が血液をろ過して老廃物を十分に除去できなくなった状態です。一般には、正常な時と比較して腎臓の働きが30%以下になった時を腎不全と言いその経過により急性腎不全と慢性腎不全にわけられます。
当院では腎機能専門医により、腎不全の進行を遅らせるために生活習慣の見直しなどを行います。またそれでも腎不全が進行し、透析や腎移植といった腎代替療法が将来避けられないと思われる方に対しては、不安が少しでもとれるよう、患者様個々にあった方法を説明いたします。

<糖尿病科>
グルコース(ブドウ糖)は、人間の体の中で最も重要なエネルギーで、血液を通じて全身の細胞に取り込まれます。 通常、血液中のグルコース濃度(血糖値)は、ある一定の範囲になるよう、インスリンその他のホルモンなどのはたらきにより、きめ細かく調節されています。 ところが、インスリンの量が不足したり、インスリンの機能が十分に発揮できないような状態になると、血液中の血糖値が上昇します。こうした慢性の高血糖となる疾患を糖尿病と言います。 当院では糖尿病専門医による適切な診断、治療計画の作成、血糖コントロールの管理を行っております。

<腎・糖尿病に関わる疾患>
●高血圧症
日本における、三大死因である、脳血管障害、心血管障害は、簡単に言ってしまえば、血管が早く老化して、正常な血管の機能を失うために起こります。
まだまだ、高血圧だけれども治していない人、治療しても十分に血圧が下がらない人がたくさんいらっしゃいます。 高血圧の治療をしっかり行うことによって、脳血管障害はまだまだ減らすことができます。高血圧の治療方法、治療目標は、個々人の状態によって違ってきます。信頼できる、血圧の先生(かかりつけ医)にかかって、長寿社会を元気に生活していきましょう。

●脂質異常症(高脂血症)
生活習慣や、食生活が洋風化したおかげで、日本においても、アメリカのように心臓病にかかる患者さんが増えてきています。沖縄県が長寿を誇っていたのも今は昔、アメリカナイズされた食事は、多くの心臓病患者さんを作り出してしまいました。こうした心臓の病気と大きな関係があるのが、血液中の脂肪やコレステロールです。

血圧は家庭血圧計の普及もあり、多くの場所で気軽に測定できるようになりましたが、中性脂肪や、コレステロールなどの血中濃度は、医療機関を受診して測定しなければなりません。しかしながら、生活習慣の改善や、薬物治療などで、ほとんど脂質異常症は良好に管理できるのです。 信頼できるかかりつけ医のもと、脂質異常症をしっかり治療していきましょう。

●高尿酸血症
通風発作や尿管結石の原因として、以前より知られている高尿酸血症は、高血圧症や糖尿病、脂質異常症(高脂血症)と同じく生活習慣のひとつです。日本での患者数は500万人以上と言われており、食生活の欧米化と共に年々増加しています。

今までは尿酸の結晶化による障害ばかりが言われてきましたが、最近結晶化していなくても尿酸値が高い状態は腎機能障害の危険因子であることがわかってきました。血清尿酸値を正常に保つことが腎臓を守ることにつながると注目されてきています。
痛みの発作などが出る前に、血液検査で尿酸値を確認し、食生活の見直しや、適切な時期に薬を開始することが肝心です。信頼できるかかりつけ医のもと、高尿酸血症をしっかり治療して行きましょう。

院長からひと言

平成3年より、川崎駅前で内科・透析医療を営んできました。 時代とともに当院周辺の状況も様変わり、現在、JR川崎駅北改札と北口通路で直結しており、京急川崎駅からも徒歩1分の至近にあります。 当院は、人工透析・腎臓病・糖尿病に特化し、腎臓・糖尿病領域の経験豊富な医師・スタッフを揃えながら、患者様一人一人のニーズに合わせて、丁寧な医療を心がけております。

血液透析療法には、血液透析と血液ろ過の2種類があります。血液透析とろ過を組み合わせた、オンラインHDFにも対応しています。 また、腹膜透析やハイブリッド透析も積極的に受け入れております。

更に腎移植をご希望の患者様には、東邦大学医療センター大森病院と連携し、幾多の患者様が透析離脱に成功しています。 腎臓病(CKD)・糖尿病(DM)外来は専門医が診察に当たり、必要に応じて川崎市立川崎病院、日本鋼管病院、済生会横浜市東部病院、川崎市立井田病院などと連携をしながら、患者様に有益な医療提供を行っております。